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英検1級受験記 - 1次試験編

ただいま。Kです。
今回は英検1級受験記で1次試験対策を書きたいと思います。

はじめに、1級受験する前の私の状態について共有します。
・英検3級(中学2年)
・センター英語 190、センターリスニング 45(高校3年)
・TOEIC IP 860(大学1年)

受験を決めたきっかけは就活で使えると思ったからです。他者との差別化に用いたかったです。もともと英語は好きで、得意だったのでどうせ取るなら1級にしようと思いました。TOEFLやIELTSの方が海外で使えるという点で強いのはわかっていますが、短期間で可能性があるものにしました。あとTOEFLは受験料が高かったです。$195=約29,500円。英検は12,500円です。

思い立った日は8月25日(月)あたりで、10月5日(日)の第2回の検定を受けようと決めました。今更ですが、私の方法は1ヶ月ほどでの対策であって、かつ普段実習などで忙しく勉強時間がほとんど取れない中での対策ですので、あまり参考にならないかもしれません。また、ある程度の英語力がない状態でこの方法に手を出したら確実に「火傷」をすると思います。なので基礎的な英語力(単語を覚える素地、発音、構文読解etc)を身につけておくことは前提になります。

対策に使用したものを示します。(購入リンクを踏んでも私には1円も入りませんので気にせずお願いします)

また、以下の動画も情報収集の一環として視聴しました。


購入したけど使わなかったものは以下です。


具体的な対策方法についてです。
まず語彙について。1級英単語EX(以下、1級EX)を用いました。毎日100個"見る"ことを意識しました。1回で覚えようとするのは不可能で、短期間で何度も見かけることで記憶定着を図りました。Long Time Potentiation(LTP)のノリで。発音がわからない単語があれば適宜調べ、音と日本語の意味を結びつけることも意識しました。電車で通勤しており、行きの電車で頑張って50個、帰りの電車でまた50個、お風呂後の寝る前に100個をバーっと見て寝る。ということを繰り返しました。1級EXには単語が2040個(Part1)、熟語が378個(Part2)、テクニカルタームが528個(Part3)あります。そうして1周されたら今度は、1日に500個見ることを意識しました。きついけど頑張ります。対策期間が短いので仕方ありません。気合いです。ひたすら、あっ見たことある、のレベルを上げていきます。英語と日本語の意味を結びつけて覚えます。発音もしっかりトライし、文字情報だけではなく、音も入れて情報をなるべく多くします。2周目に入ってからはテクニカルタームは除きました。英検の大問1での語彙問題は単語と熟語だからです。

次に英作文について。ここを一番頑張りました。要約(English Summary)について、竹岡広信著の対策本(以下、水色本)が本当に素晴らしい本です。ネイティブの解答例が載っていることが強みだと思います。私は英文を書くことを久しくしていなかったので、初めて対策を行った日、自分の書けなさ具合に絶望したのを覚えています。また、英検3級以上では2024年度からWritingの分量が2倍になりました。具体的には今までEssayのみだったのが、Essay + Summaryの2つになったのです。個人的には2024年以前の英検1級は現在の英検よりも取得が簡単だったのではと思ってしまいます(殴られ)。とにかく、書いて、添削して、直して表現などを覚えることを繰り返しました。1日に1問のペースで行なっていきました。水色本には2級-10題、準1級-10題、1級-5題の計25題が掲載されています。添削の部分をどうしたかというとAI(Grok)を用いました。自身が書いた英文を入力し、英検1級を受験しようとしている状況、90-110語(2級では45-55語、準1では60-70語)で添削して欲しい旨を説明して添削をお願いしました。水色本には日本人の一般的な合格回答と、ネイティブの回答例が掲載されています。AIの英文は本当に綺麗であり、ここで分詞構文的にこういうふうに修飾するのかなど勉強になりました。

また、英作文(Essay)については面接大特訓本を用いました。面接と書いてありますが、エッセイ対策にうってつけです。これ以外使わなくていいです。この本の回答を丸パクリして受かりました。というのは、書き出しは

There have been a lot of discussions and debates about whether ~ or not. Personally, I am of opinion that ~ for the following three reasons. 

24語

として、そして理由を3つ書けとあるので、(以下問題文に掲載)

  • Write an essay on the given TOPIC.

  • Give THREE reasons to support your answer.

  • Structure: introduction, main body, and conclusion

  • Suggested length: 200-240 words

First, ~
Second, ~
Third, ~

3語

とし、最後のConclusionのパラグラフでは

In conclusion, for the three reasons mentioned above, REASON1, REASON2, REASON3, I strongly believe that ~.

12語

としました。特に、最後の理由をカンマで並列する戦術はとても有用です。語数を稼げるのが本当の狙いですが、言いたいことを最後のパラグラフだけでも完結する書き方は読み手も楽です。加えて、あまり副詞(—ly)を使わないことを意識します。ネイティブは副詞の濫用を避けます。この人は動詞を知らない(語彙力がない)と判断されてしまいます。彼はドアを強く閉めた。という日本語を英訳するときに、He closed the door firmly. としてもよいのですが、強い動詞を用いて、He slammed the door. と書けるかどうかだと思います。であるから、Firstly, Secondly, Thirdlyとはしませんでした。表記上「ly」を減らしました。

The road to hell is paved with adverbs.
地獄への道は副詞で舗装されている。

Stephen King: On Writing

このような、お決まりの型を用いて表現する英文が、本当の英語力なのかというのもありますが、これで受かるのですからお許しください。

そして、過去問演習の機会ですが、1年分しか解くことができませんでした。6年分収載されている本を購入しましたが、直近の1回分のみ解きました。実習やアルバイトで忙しく、まとまった時間を取れるタイミングがなかなかありませんでした。

試験本番について。
時間配分。

結果は以下のように合格していました。

試験結果(スクショ、名前など編集)
技能別正答率(スクショ)
大問別正答数(スクショ)

語彙問題の正答率が20/22と高かったのは嬉しかったです。大問3の長文内容一致問題ですが、大問3前半の3問のみ真面目にやって、後半の4問は完全に捨てました。あまりに時間がなくて1文字も読んでいません。あれは読ませるつもりはないのでしょう。塗り絵の結果は、全ハズレ。1111とか2222にしておいた方が良かったですね。大問3は前半の3つのみ正解となっています。

Writingに時間をかけましたのでその分点数が跳ねましたが、リスニングが死んでいました。英語耳はある程度あると自負していましたが、1回しか流れないのと、マークをちまちまゆっくり塗っていたら次の問題が流れ始めて、あやふやの理解で選択肢が選べず、以下同様の負のスパイラルに陥りました。そもそも対策期間中リスニンングについて何もしていなかったのがダメでした。

短期間での1級1次試験合格の鍵は、語彙と作文にあると思います。英語耳は短期間では醸成されません。もし何か参考になることがあったら嬉しいです。


次回は2次試験編を書こうと思います。




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