ESAT-J 過去問の使い方②|令和7年度 追・再試験
ESAT-J には毎年、本試験のほかに「追・再試験」があります。本試験の日に受けられなかった人のための回です。
過去問を探すとき、最初にここで、つまずきました。本試験の PDF だけ開いて、それで全部だと思っていたからです。実際には、同じ形式の問題がもう 1 回分あります。令和7年度なら、本試験と追・再試験で 2 回分の練習ができる計算です。
この記事は前の記事(令和7年度 本試験)の続きです。公式の解答例の読み方 4 つはそちらに書いたので、ここでは追・再試験(2025年12月14日実施)の中身だけ紹介します。
令和7年度 追・再試験の公式資料 です。 こちらをお手元にご用意ください
この回は問題と解答例までしか公表されていません。本試験にあった、レベル別の解答例と採点コメントの資料がないのです。採点者の目線を知りたいときは、令和7年度 本試験の資料のほうを見てください。
追・再試験の中身
Part A(音読 2 問) ニュージーランドから来た留学生を紹介する動画の原稿と、町の美術館を紹介する動画の原稿。
Part B(会話 5 問) アメリカから来た留学生と、公園のスポーツイベントの手伝いをする設定。最後は「アメリカで最も有名な歌手」を自分から質問します。
Part C(4 コマのナレーション) 先週末の動物園での出来事。ゾウの絵を描いていたら男の子が見に来て、鉛筆と紙をあげたら、その子もゾウの絵を描いた、という流れです。
Part D(意見発表) テーマは「科学についてもっと学ぶには、どうすればよいですか」。ヒントは本・イベント・博物館の 3 つ。
Part B の最後だけ、少し難しめでした。「アメリカで最も有名な歌手」を英語で聞くので、最上級を使う疑問文になります。ここが作れなくても、Who is a famous singer in the U.S.? で質問としては成立します。まず Who is 〜? が出てくるかどうかだと思います。
解答例をそのまま型として使う
この回の Part D の解答例は、部品に分けるとこうなっています。
意見 本を読むことがよい方法だ、とヒントの「本」を選んで述べる
理由 本にはたくさんの情報がある
例 For example, で始めて、動物・機械・地球について読めると挙げる
追加 Also, で始めて、科学の歴史も学べると足す
意見 → 理由 → 例 → 追加。前の記事で書いた「言えた部品が 1 つ増えるごとに、評価も 1 段ずつ上がる」を、公式が自分でやってみせた形です。そのまま練習の型に使えます。
Part C の解答例も、作りは素っ気ないくらい単純でした。4 コマをほぼ 1 コマ 1 文で説明して、Then と So でつなぐ。動詞は全部過去形。長い文はひとつもありません。
気になった点 ─ 聞き方が 2 回続いています
令和7年度は、本試験が「町についてもっと知るには?」、追・再試験が「科学についてもっと学ぶには?」でした。どちらも「〜について学ぶよい方法は?」という聞き方です。
ただ、これは 2 回だけの話なので、来年も同じ聞き方が来るとは限りません。あくまで私の推測です。それでも、この型で自分の答えをひとつ用意しておくのは無駄になりません。テーマが変わっても、意見 → 理由 → 例 → 追加の組み立ては使い回せます。
Part ごとの解説
Part ごとの評価の分かれ目、つまずきどころ、練習のコツは、サイトのほうにまとめました。項目ごとに読みやすいように「スライドで見る」ボタンも付けました。
※本記事は、受験をむかえる中3の親としての体験と、自分で調べた情報をもとに執筆しました。情報の整理や校正の補助にAIを使用しています。
