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⑤治療入院(13~16日目)

この記事は、上記の記事のつづきとなってます


ステロイドパルス治療(2クール目)

2025年10月中旬
病症や血液検査の結果から、「自己免疫介在性壊死性筋症」と診断し、ステロイドパルス治療(2クール目)を開始する。

一般的に、ステロイドパルス治療は3クール(1クール:1週間)実施します。今回は2クール目です。

入院13日~16日目

3日間のステロイド剤の大量投与を終え、4日間のインターバル期間になります。ステロイド離脱症候群にならないように、1クール目から10mg減薬します。
今後、服用量を、徐々に減らして(0mgを目指す)いき、30mg/日になれば退院できるそうです。とりあえず、退院というゴールが見えてきました。

  • 3クール目開始までステロイド剤内服(45mg/日)

    • 朝食後(9時)、プレドニゾロン 15mg服用

    • 昼食後(13時)、プレドニゾロン 15mg服用

    • 夕食後(19時)、プレドニゾロン 15mg服用

入院13日目

  1. リハビリ

    • OT(作業療法士)による腕や指先のリハビリ

      • ストレッチ

      • 筋トレ(10日目と同じ)

    • PT(理学療法士)による脚のリハビリ

      • ストレッチ

      • 300m歩行:7分30秒

      • 筋トレ(10日目と同じ)

    • ST(言語聴覚士)による嚥下(飲み込む)のリハビリ

      • あいうべ体操

      • 吹き戻し

        • レベル0ができないため、STさんの補助を受けて1回のばす(10秒間キープ)

          • レベル0(白) 14±4(1.37kpa) ティッシュペーパーを吹いて揺らす程度

          • レベル1(ピンク) 23±4(2.25kpa) 日常会話をしっかり話せる程度

          • レベル2(青) 44±4(4.31kpa) ろうそく1本を吹き消せる程度

          • レベル3(緑) 60±6(5.88kpa) バースデーケーキなど多数のロウソクを一気に吹き消せる程度

白(レベル0) ピンク(レベル1)

入院14日目

  1. リハビリ

    • OT(作業療法士)による腕や指先のリハビリ

      • ストレッチ

      • 筋トレ(10日目と同じ)

    • PT(理学療法士)による脚のリハビリ

      • ストレッチ

      • 300m歩行:7分20秒

      • 筋トレ(10日目と同じ)

    • ST(言語聴覚士)による嚥下(飲み込む)のリハビリ

      • あいうべ体操

      • 吹き戻し

  2. コロナ、インフルエンザの抗原検査

    • バイタルチェックで37.5℃を超えたため検査

入院15日目

  1. リハビリ

    • OT(作業療法士)による腕や指先のリハビリ

      • ストレッチ

      • 筋トレ(10日目と同じ)

    • PT(理学療法士)による脚のリハビリ

      • ストレッチ

      • 300m歩行:7分00秒

      • 筋トレ(10日目と同じ)

    • ST(言語聴覚士)による嚥下(飲み込む)のリハビリ

      • あいうべ体操

      • 吹き戻し

入院16日目

  1. 血液検査

    • ステロイドパルス治療(2クール)の効果や副作用を確認する

      • 筋炎症に反応するCK(クレアチンキナーゼ)が500台になった

      • 間質性肺炎に反応するKL-6(ケーエルシックス)4桁から3桁になった

      • 重篤な副作用を示す値はなかった

    • 予定していたステロイドパルス治療(3クール)はやめる

  2. リハビリ

    • OT(作業療法士)による腕や指先のリハビリ

      • ストレッチ

      • 筋トレ(10日目と同じ)

    • PT(理学療法士)による脚のリハビリ

      • ストレッチ

      • 300m歩行:7分00秒

      • 筋トレ(10日目と同じ)

    • ST(言語聴覚士)による嚥下(飲み込む)のリハビリ

      • あいうべ体操

      • 吹き戻し

ステロイドパルス治療(2クール目)を終えて

今回、CK値(自己免疫介在性壊死性筋症の指標)の低下の他に、KL-6値(間質性肺炎の指標)も低下していたことから、当初予定していたステロイドパルス治療(3クール目)は行わないことになりました。
治療方針について担当医から丁寧な説明(メリット・デメリット)があり、最終的には私が決定するのは、この病院の非常に良いシステムだと思います。
ステロイドパルス治療は、大量のステロイド剤を投与するため、身体への負担も大きいことから、2クールで終われたことは、本当に良かったです。

炎症が治まっていない段階でリハビリを行う(リハビリは炎症が治まってからがセオリー)ことが、有用かどうかエビデンスがない中で、今回は開始しました。
確かに、リハビリをしても改善するどころか、筋力低下が進んでいましたが、今できることをやることに意味があると思います
また、自分の筋力の程度(数値化)が分かることで、今後どうしていくのか目標設定ができたのも、良かったと思います。

これまでの治療が順調に進み、重篤な副作用もなく、一日も早く退院できるようリハビリも開始できたことは、本当に幸運だと思います。
リハビリを通じて、改めて筋力が低下していることに気付かされ、ステロイドパルス治療を早期に開始できたことで、この程度の低下で踏みとどまったことは、本当に幸運でした。
担当医から「当院で、はじめての症例です」と言われた時は、「えぇっ、そんな病気なの?」と不安な気持ちになりましたが、私のために専門チームを作っていただき(総勢20人)、治療方針についてチーム内でカンファレンスを行い、最適解を提案してくれるなど、改めて感謝しています。


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