血糖値スパイクに気をつけるという視点
こんにちは!
スモールジム ペインフリー代表トレーナーの高橋です。
健康づくりにおいて糖質は「控えるべきもの」と語られがちですが、本当に注意すべきなのは量そのものよりも“血糖値の動き”です。
特に問題となるのが、食後に血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」。
今日はそんな話を少しばかり。。
血糖値スパイクとは!?
一般的には食後血糖が140mg/dl以上になる状態を指します。
血糖値が急上昇すると、それを下げるためにインスリンが大量に分泌されます。その結果、今度は血糖値が急降下し、強い眠気やだるさ、集中力の低下を引き起こします。
これを繰り返すことで、自律神経は乱れやすくなり、長期的には代謝トラブルのリスクにもつながります。
やっかいなのは、この血糖値スパイクが通常の空腹時血液検査では見つかりにくいという点です。
健康診断で「血糖値は正常です」と言われても、食後の変動まで把握できているとは限りません。つまり、“隠れ高血糖”のような状態が存在する可能性があるのです。
糖質制限で糖質欠乏は起こるのか?
一方で、糖質を減らすことに対して「糖質が不足して体に悪いのではないか」と心配されることがあります。
しかし生理学的に見ると、極端な飢餓状態でない限り、糖質欠乏症は基本的に起こりません。
なぜなら、人の体には「糖新生」という仕組みがあるからです。
糖新生とは、主にアミノ酸や脂質由来の成分から体内でブドウ糖を作り出す働きのこと。
これにより、脳や赤血球など糖を必要とする組織へ安定的に供給が行われます。
もし糖質制限中に体調不良が起こるとすれば、それは糖質が足りないというよりも、自律神経の乱れや、エネルギー需要に対して糖新生が追いついていない状態である可能性が考えられます。
ストレスや睡眠不足、過度なトレーニングなども影響します。
理想的な血糖コントロールとは
では、どのような状態が理想的なのでしょうか。
それは、摂取した糖質によって血糖値が緩やかに上昇し、緩やかに下降する状態です。
急激な変動がなければ、自律神経は安定し、インスリンの過剰分泌も起こりにくくなります。
さらに、必要に応じて糖新生が働き、体が求める分の糖質が適切に補われていること。
外からの摂取と内側からの産生がバランスよく保たれている状態こそ、安定した代謝環境といえます。
まとめ:糖質摂取量に「正解」はあるのか?
オーソモレキュラー的な考え方では、糖質の一律な摂取目安は設けません。
なぜなら、必要量は個々の代謝状態、活動量、ストレスレベル、筋肉量などによって大きく異なるからです。
大切なのは「何グラム食べるか」ではなく、「血糖値がどう動いているか」。
そして、体調や集中力、眠気といった体のサインをどう感じ取るかです。
糖質を敵視するのでも、無制限に摂るのでもなく、自分の代謝に合った量を見極める。
その視点こそが、長期的な健康管理において最も重要なのかもしれません。
血糖値の“数値”ではなく“動き”に目を向けること。
それが、糖質と上手につき合う第一歩ですね(^^)
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