科特隊基地をつくる【第40話】管制レーダーの検討
【管制レーダーの構造がよくわからない】
前回の作業で八角棟がほぼ完成したとしたが、じつはいろいろとトラブっている。
まずは、エレベーター上の警戒灯の配線がまたまた切れてしまった。使用している超極小コード付きチップLEDの配線が細くて断線しやすいというというよりも、エレベーターを昇降させるときに配線がギヤにときどきからまってしまうことが原因だろう。
作業を急ぐとろくなことがない。奥のほうで切れたので修理に手間がかかりそうだ。なにか抜本的な対策を考えなければ思いつつ、有効な手を打たなかったのがいけなかった。
ということで、八角棟の工作はとりあえず中断し、先に傾斜棟の工作を進めていくことにした。
まずは、傾斜棟の屋上にある管制レーダーをつくる。
この装置、形状からしてレーダーであることに間違いないと思われるのだが、劇中では言及がなく、どんな用途なのかはっきりしない。
この模型の雛形であるペーパークラフト *1 には「管制レーダー」と記載されている。たぶんジェットビートルの離着陸や、小型ビートルの離陸(着陸方法は不明)を管制するためのレーダーという解釈なのだろう。異論はないので、本連載でもそう呼ぶことにする。
劇中で基地が映るシーンでは、ほぼ毎回のように登場するのだが、困ったことに放送回によって回転方向が逆だったり、回転速度が異なったりする。停止している場合もある。
ただ、制作中の模型は、ウー登場回(第30話)前後を想定しているので、回転方向を時計回りにして、速めの回転にすればいいだろう。
もうひとつ問題があって、このレーダーは形がなかなか複雑で、劇中の映像を一目見ただけではどんな構造なのか、よくわからないことだ。
そこで、プラバンでつくる前にペーパークラフトの管制レーダーを組み立ててみた。

組み立てたペーパークラフトは、文字どおり紙製だから、その限界もあるのだろうが、劇中の映像とはイメージがちょっと異なるようだ。
ベムラー登場回(第1話)では管制レーダーをズームアップするシーンがあり、どんな形なのか比較的わかりやすいので、とりあえずスケッチして全体像を把握することにした。

映像では、台座の構造などがいまひとつわかりづらいのだが、このスケッチをもとに、タミヤのプラバンを組み合わせてスクラッチしていくことにしよう。
次回に続く。
*1 中村宏治 著、円谷プロダクション 監修、『ウルトラマン超兵器大研究 「科学特捜隊基地〈初期型〉」超精密ペーパークラフト付き』、マイナビ、2013/9、48ページ
【第41話】管制レーダーの制作 につづく
【第39話】八角棟がほぼ完成 にもどる
【第1話】はじまりの秘密基地 にもどる
