なぜ「女性管理職」に挑戦できなかったのか #1
産休・育休中って、とにかく時間がめちゃくちゃある。
特に産前。確かに身体は重くて自由に動けないのはつらいけど、その分、時間も余るほどあって。何かしら動いていないと気が済まない鮪タイプ🐟の私は、とにかく暇だった。
思えば新卒から10年以上、ずーっと働き詰め。年に1度の1週間休暇はあるけど、年末年始もGWもお盆もカレンダー通りの出社。
こんなに長いこと仕事を休んだことなんてなかった。
なんとか有意義な時間にしたいな、と、初めにやったことが、ありきたりだけど「今までのキャリアの振り返り」と「これからのキャリアを考えること」。
私が女性管理職に挑戦できなかった理由、もとい、「3つの言い訳」について書き綴ってみようと思う。
言い訳①「まずは自信をつけてから」
自分で言うのもなんだが、仕事に関しては結構まじめにやってきた。
1番早い昇格のタイミングで、きっちり昇格を果たし(当時は同期の3割くらいだったと思う)、初任配属は小さめの支店だったけど、初めての異動で日本一マーケットの大きい都心店に異動。
育休前も休みに入るからと怠けることなく、しっかり数字を積み上げた。上司からは「まずは元気なお子さんを産んでください。戻ってきたら、いつでも管理職になれる人材だと思っています」と、ありがたいお言葉も。
これまでも上司から「良い支店長になるよ」「次の異動先では管理職だね」と言われたことはあったが「管理職でやっていける自信はない。まずは目の前の仕事を一生懸命こなして、自信をつけたい」と言い続けてきた。10年以上。
まじか。10年以上同じこと言い続けてたんか。全然成長しとらんやん!
「自信がつく日はいつ来るんだろうか」
思えば、学生の頃から「自分に自信がない」と言い続けてきた。
他者から良い評価をもらっても、「なんでそんな風に思ってもらえるのかが分からない」「そんなわけがない」と自己評価は低いまま。周りからの評価と自己認識が違うことに戸惑って、混乱した。
ただ、産休中に読んだある本が、ひとつの答えを出してくれた。
それがこちらの本。
この本はGENDA代表取締役で雑誌「VERY」のモデルもされている申真衣さんがお薦めしている本。その中に、こんな一節がある。
カーネギーメロン大学の経済学の教授で『そのひとことが言えたら・・・働く女性のための統合的交渉術』(北大路書房刊)の著者でもあるリンダ・バブコックは、アメリカの女性たちにも同じように自信が欠如しているという証拠を、明確なデータで明らかにした。彼女がビジネススクールの生徒たちとともに行なった研究のなかで、昇給を交渉する男性は、女性の四倍も多いとわかったという。また、女性は交渉をしたとしても、交渉額は男性より30%も低かったという。
(著:キャティー・ケイ、クレア・シップマン)より引用
日本だけじゃなくて、海外でもそうなんだ。少し驚くと共に、「あぁ、自信がなくて挑戦できない女性は私だけじゃないんだな」と少し安心した。
本書の中では生物学・心理学・社会学etc.多様な側面から、なぜ女性は自信が持てないのかを考察しているが、大きな要因として、女性の「考えすぎ」「完璧主義」があるという。
私たち女性のほとんどがもっている役に立たない習慣は、「考えすぎる」というものである。女性は無駄な自己𠮟責で、自分を傷つけることに多くの時間をかけすぎている。
(キャティー・ケイ&クレア・シップマン著)より引用
おいおい、分かりみがすぎるぞ?
しかし最も自信をダメにする女性たちのゆがんだ習慣は、「完璧さを追求すること」だった。(中略)もし「完璧である」ことがあなたのスタンダードなら、もちろんあなたは完全に自信に満たされることはないだろう。なぜなら、ハードルはいつも不可能なくらい高い位置にあり、あなたは必然的に、常に自分を不充分だと感じるからだ。
(キャティー・ケイ&クレア・シップマン著)より引用
そうなんですよ、そうなんです。部下を持つんだったら仕事が完璧にこなせるようにならないと、それが管理職の責任だって思ってる。管理職の仕事がこなせるかなんて、やってみないと分からないし、そもそも全てを完璧にこなせる人間なんていないのに。
とにかく、まず行動すること。自信は行動のあとについてくる。
これが本書の最大のメッセージだ。その挑戦がたとえ失敗に終わっても、それが経験値となって、自信につながる。
頭では分かっていたはずだったのに、できていなかったなあと反省した。きっと今のポジションで仕事をしつづけていても、自信なんてつかない。
私がしようとしていたことは、「とりあえずコイキングとキャタピーを倒し続けて経験値を積みまくってレベル100を目指そう」という途方もないことだった。人生そんなに長くない。次のステージに進んで、もっと経験値をもらえる強い相手に挑戦していかないといけないんだ。
自信が持てるようになるまで待つんじゃなくて、まず先に、管理職に挑戦するとう「行動」をとるべきだったのだ。
次回の投稿では、あと2つの言い訳「ライフイベントがまだ定まっていない」「目指すべきロールモデルがいない」について考察します🌿
ご覧いただき、ありがとうございました🙇♀️
