二度目の舞台感想 宝塚歌劇 ディミトリ ジャガービート
宝塚歌劇星組公演 ディミトリとジャガービートを観てまいりました。
二度目の観劇です。
一度目の観劇感想はこちら
舞台感想 宝塚歌劇星組公演 ディミトリ~曙光に散る、紫の花~ ジャガービート |おとぼけ男爵|note
一度目はね、JRが遅れて開演1秒前に座席について、五分ほどはあはあ息を切らせていたので、とにかく原作の記憶を思い起こしながらお芝居の流れを素直に追っておりました。
なので、感情が膨れ上がるというよりは冷静にお芝居を見ていた感じですね。
今回は、前方席ということもあり、演者の表情や熱量がびりびりと伝わってきまして、ああ、こういうことかと腑に落ちる点がありました。
原作の感想の中で
「貴方が敵だろうと味方だろうとどうだっていいのよ! 一緒にいられなくたっていい。どこで何をしていても構わない。貴方がこの地上のどこかで生きていてくれさえすればそれでいいの。他に望むことなんか無い!」
なんて、そのまま使えそうなほど、宝塚的なセリフではありませんか。
と書いていたのですが、
やはりこのセリフはこのまま使われていて一つのテーマになっていたことに今回気づきました。
ちなみに、原作の感想はこちら
読書感想文 並木陽 斜陽の国のルスダン|おとぼけ男爵|note
物語の始まりに、ギオルギとパテシバが「別れる」という愛の形を見せるのですが、この「離れ離れでもお互いのことを解りあい愛し合っている」という愛の形は伏線なんですね。
後にはルスダンとディミトリが離れ離れになってしまう関係。
そして、ルスダンのあのセリフに続く伏線だったのだと今回感じました。
するとパテシバであるくらっちの感情豊かな歌に、うるうるときました。
いやあ、前回はわかっていなかったなあ。
だから、芝居を何度も観るのはいいのよ。味わいが深くなって。
そして、この芝居、群衆が凄く良い。
ルスダンたちが町に繰り出した時の、街の楽しい様子と
ジェラルッディーンに攻撃され、キリスト教徒が迫害される悲惨な街の様子のギャップが大きくて、より戦争の悲惨さや迫害の悲しみが強調されているのも上手いなあと今回感じました。
同じお芝居を観ているはずなのに、観る度に見どころが変わり涙する場所も変わるっていうのが生の舞台の醍醐味だなあと感じました。
そして、ジャガービート。

前方席で見るショーはね、
クリスタルバードとジャガーと猛獣使いとバッファローがどんな関係だか、ストーリーがあるのかないのかよくわかんないなあ、
ピカピカ、キラキラ、色がありすぎ!
てなことどうでもいいって感じになっちゃいますね。
ただ、楽しい。
ピカピカ、キラキラ、おらおら。
ふわりと良い香りがする。
花道に並ぶ下級生がめちゃ近いから思わず見ちゃうと、微笑んでくれたりして、きゃはっ!ってなる。
楽しかったぜ!
秒で終わったぜ!
ああ、前方席のショー最高だぜ!
次の観劇は十二月。
本年の見納めとなりますが、またどんな感情になるのでしょうね。
同じ自分が、違う感想を持つ面白さ。
やっぱり舞台って生きているんだなあ。

