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舞台感想 宝塚歌劇星組公演 ディミトリ~曙光に散る、紫の花~ ジャガービート 

星組公演を観てまいりました。
初見の感想です。
ディミトリは原作のあるお芝居で、原作小説の感想はこちら

読書感想文 並木陽 斜陽の国のルスダン|おとぼけ男爵|note

プログラムを読みますと、生田先生は10年くらい前にジョージアンダンスに魅了され、ご自分でも踊ってみたとか。バレエをされていたと聞いたことがありますから、ご自分でもやってみられるんですね。
さすがに、思い入れがあるだけあって、ジョージアンダンスの群舞は見ごたえがありました。広がるお衣装もとても綺麗で、ジョージアが誇る文化がミュージカルにうまく取り込まれているように感じました。
原作を読んでいると登場人物が少ないので、どのように構成されるのかなと思っていたのですが、リラの精や民衆などの群舞がとてもよくて、ミュージカルらしい作品になっていたと思いました。
特に民衆はそれぞれが、それぞれの人生を生きているって感じで、セリフがなくても衣装や動きで「人」を感じることが出来ました。
私は、群舞やコーラスがすごく好きなので、どのシーンも見ごたえがありましたね。

物語はかなり原作に忠実で、読書感想文で絶対セリフになりそうだと書いていたセリフは、まんま使われていましたね。
そりゃ、使うわな。

原作より、ギオルギとパテシバの愛の形と、アヴァクの存在を強調することで、物語にメリハリをつけておられたように思います。
ああいう、メリハリは物語がわかりやすくなっていいですね。

ことちゃんの歌やダンスは申し分なく、どの一瞬を切り取っても美しい。
なこちゃんは、市場に繰り出した町娘姿の無邪気な少女が女王になると見事に変貌していて、ずっと可愛いと思っていたなこちゃんもぐっと大人の雰囲気が似合うようになられたなあって感じました。
ジェラルッディーンの瀬尾さんの存在感。敵対する立場が男の友情に変わり、裏切られることすら予測していたような大人感がいいし、ミヘイルの極美くんの美しさ、純粋さにはルスダンがよろめくに十分な説得力がありましたね。
そして、印象に残ったのが、ありちゃん。
歌や発声がすっごく良くて。歌の上手いトップさんのそばにいると何かがちがうのかもしれません。見ているだけでも勉強になるだろうし、良いアドバイスとか頂いているのかもしれませんね。

群舞やコーラスの迫力も素晴らしい。
現在の星組はすごいですね、素晴らしいです。死角なし。

だから……
衣装の色彩が洪水をおこし、ノンストップでキラキラ、ピカピカ、光が劇場を照らし、
クリスタルバードを追いかけるジャガーというよりは
私には、不思議の国のアリスのクレイジーな夢の世界に見えたショーは
あれよあれよと美しい方々を目で追っている内に、拍手のタイミングすらつかみとれずに終わってしまいましたが、
不思議と満足していたりして。
やっぱ、歌やダンスがいいんだろうな。ことちゃんの声に痺れてしまう。
そして個性的なヘアスタイルのなこちゃんのダルマ姿が頭に残っている…

徐々に慣れていけば、二度目、三度目の観劇でノリノリに楽しめるんじゃないかと思います。
ノンストップ色彩と光の洪水ショー!
ま、これはこれで、面白いショーだったと思います。

二度目の観劇は来週。
どう印象が変わるのか? ちょっと楽しみですね。

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