二度目の舞台感想 宝塚歌劇 雪組公演 蒼穹の昴
昨日、宝塚歌劇雪組公演「蒼穹の昴」を観てまいりました。
今回は二度目の観劇です。
ネタバレありですので、ご注意ください。
ちなみに、蒼穹の昴小説の読書感想文はこちら
読書感想文 蒼穹の昴1~4|おとぼけ男爵|note
今回は二階席からの観劇です。
同じS席でも、一階と二階では、見え方が違いますので、私は同じ公演をできれば両方で観ることにしています。
やはり座席の位置、そして二度目の観劇ということで感じることが違ったのでその感想を書いてみます。
一度目の感想は、その日の記事によれば
”一言で、一度目の観劇の感想を表現すると、
「丁寧に作られた上質の作品でありながら、思ったほど観劇後の満足感がなかった」という我ながらちょっと不思議な感想です。”
と書いています。
詳しくはこちら。
舞台感想 宝塚歌劇 雪組公演 蒼穹の昴|おとぼけ男爵|note
では、二度目の今回の感想は
「余韻を味わえるように語りすぎず、硬派の男の世界を描いていたんだな」
という感想を持ちました。
一度目の観劇は、京劇の華やかなシーンや、日清戦争のダンスなど一幕の華やかなシーンが好印象だったのですが、宝塚らしいラブストーリーがないことや娘役達の活躍が少ないことにどこか不満を感じて見終わったのです。
今回は違いました。伊藤博文が「人の力で変えられない宿命などない」という作品のテーマを言葉にした時、なんだかストンと腑に落ちました。
これは世の中を変えようとする男の物語なのだと感じました。あえて説明不足にして皆まで語らず、ワクワクドキドキさせるよりも硬派な物語にしたのだと。確かに語りすぎない品の良さを今回は感じました。
栄禄が楊先生を暗殺しようと画策したり、袁世凱が裏切るというような「悪」の要素をもっとわかりやすく表現した方が、物語としてはドキドキできるし面白いとは思いますが、あえてそれをしなかったのかな? と感じました。
それでもまあ、玲玲と文秀の間に「恋」要素は欲しかったなあとは思いますが……だって、宝塚だもん。
お互い恋心はあるけれど身分の違いが邪魔をして、文秀は玲玲を譚嗣同に任そうとする。そんな文秀の態度に傷つく玲玲。でも文秀を想うがゆえに譚嗣同を受け入れる玲玲、そんな恋心の行き違いくらいの設定は欲しかったなあ……だって、宝塚だもん。
そういうのがないと、あの熱い熱いデュエットダンスだけが別物になってしまうのよ。できれば、物語から引っ張って欲しいのよ。
まあ、でも、前回よりも満足して見終わりました。
見る度に印象が変わるのが、生の舞台を見る醍醐味でもありますよね。
来月、三度目を見てどう感じるか?
それも楽しみです。
プログラムが売り切れておりましたぞ!
歌劇団さん、アカンがな!
それと、携帯電話!
二階席にまで響き渡る一階席のスマホの着信音。
ええ加減にせえ!と思います。本当に、本当に、罰金を払って欲しいくらい集中力を途切れさせられました。
まだ、電源を切る事のできないバカ者がいるとは呆れます。
幕間に客席係のお姉さんがやたらと携帯電話の電源を切るように声を張り上げていたのは、クレームが入ったんだろうな相当数……わかるわ……
スマホの電源は観劇中は絶対に切りましょう!

