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40代からの副業で、大事だと思うこと|どんな未来につながっていくか

はじめに

副業という言葉を聞くと、まず、

「月にいくら稼げるのか」

ということが気になる人も多いと思います。

月に三万円。
月に五万円。
できれば、もっと大きく。

生活費が上がり、 将来への不安もある中で、 収入を増やしたいと思うのは 自然なことです。

私も、副業に収入を求めること自体が 悪いとは思っていません。仕事である以上、収入は大切です。

ただ、会社員、副業、フリーランス、 そして再び会社員という働き方を 経験してきた今、 40代からの副業には、 収入以外にも大切な視点があると 感じています。

それは、

「この副業が、 どんな未来につながっていくのか」

という視点です。

今すぐ大きく稼げるかどうかだけではなく、
経験や技術、人とのつながりを 少しずつ育てていく。

40代からの副業は、 人生の選択肢を増やすためのものでもあると 思っています。


✦1|40代の副業は、20代とは目的が違う

若い頃は、興味を持ったことに 飛び込んでみること自体に価値があります。

失敗しても、また別のことを始める 時間がある。

体力もあり、 多少無理をしても回復できる。

経験が少ないからこそ、 まずはやってみなければ 分からないことも多いでしょう。

一方、40代になると 状況が少し変わります。

会社での責任が増えている人もいます。
家族のことや親のことを考える人もいます。

以前と同じようには無理ができず、
休日には回復する時間が 必要になることもあります。

自由に使える時間も、体力も限られています。

だからこそ、副業を始める前に、

「何が一番稼げるのか」

だけではなく、

「私は何のために副業をするのか」

を考えることが大切になります。

収入を少し増やしたいのか。
会社以外の居場所が欲しいのか。
これまでの経験を別の形で生かしたいのか。
定年後にも続けられる仕事を育てたいのか。
今の会社を辞めるつもりはなくても、 別の可能性を持っておきたいのか。

目的が違えば、選ぶ副業も、 必要な時間も、続け方も変わります。


✦2|私が副業を続けてきた理由

私は長く会社員として 働いてきましたが、
その間ずっと、会社の仕事だけを してきたわけではありません。

専門学校で講師をしたり、 ヒーリングや鑑定を提供してきました。
noteで文章を書くのも、その1つです。

現在は、複数の活動を続けています。

どれも、始めてすぐ 大きな収入になったわけではありません。

準備に時間がかかったものもあります。

学んだことが、 すぐには仕事につながらなかったことも あります。

記事を書いても、 ほとんど読まれない時期もあります。

収入だけで判断すれば、

「割に合わない」
「もっと効率のいいことをした方がいい」

と思う活動もあったかもしれません。

それでも続けてきたのは、
それぞれの経験が 少しずつ次につながっていったからです。

講師の仕事では、 長年現場で培ってきたことを、 人に伝わる形に整理する力が 身につきました。

ヒーリングや鑑定では、 相手の話を聞き、 複雑になっている状況を 一緒に整理する経験を重ねました。

noteを書くことで、 自分が考えてきたことや 経験してきたことを 言葉にする力が鍛えられました。

一つひとつは別の活動に見えます。

けれど振り返ると、すべて、

「構造を見つける」
「整理する」
「相手が理解できる形にする」

という、同じ軸につながっていました。

副業を続ける中で、 収入だけではなく、
自分の中にある経験の意味も 見えてきたのです。


✦3|副業は、人生の選択肢を増やしてくれる

会社員として働いていると、
会社の仕事が生活の中心になります。

給与も、肩書も、人間関係も、 日々の予定も 会社と強く結びついています。

それ自体は悪いことではありません。

会社員だからこそ得られる 安定もあります。

大きな仕事に関われることもあります。

一人では得られない経験を 積めることもあります。

ただ、会社だけが自分の世界になると、
環境が合わなくなったときに、 選択肢が急に少なくなります。

転勤や異動。
評価制度の変更。
人間関係。
事業方針。
会社の経営状況。

自分の努力だけでは 変えられないこともあります。

そんなとき、会社以外の活動を 少しでも続けていると、

「ここしかない」

という感覚が弱くなります。

今すぐ退職できるほどの 収入がなくても構いません。

別の場所で人と関わっている。
会社とは違う経験を積んでいる。
小さくても、自分で仕事をつくったことがある。

それだけで、見える景色は変わります。

もし環境が変わっても、
すべてをゼロから始める 必要はありません。

これまで積み重ねてきたものを使って、 次の選択を考えられます。

経験は、すぐに収入にならなくても 未来の財産になります。

副業は、今すぐ会社を辞めるための 準備とは限りません。

会社員を続けながら、 人生の可能性を少しずつ育てる 方法でもあるのです。


✦4|焦って稼ごうとすると、判断を誤りやすい

副業について調べていると、

「未経験から短期間で稼げる」
「三か月で月収100万円」
「この方法なら誰でも成功できる」

といった言葉を目にすることがあります。

会社への不安が強いときや、
収入を早く増やしたいときほど、
こうした言葉は魅力的に見えます。

私自身も、焦りがあると、 普段ならしないような判断を してしまうことがあると感じています。

今の状態を早く変えたい。
遅れている気がする。
このままではいけない。

そんな気持ちが強いと、 時間をかけて育てるよりも、 一気に答えを得られそうな方法を 選びたくなります。

けれど、副業は始めた後も続いていくものです。

集客。
実務。
顧客対応。
学び直し。
発信。
収入になるまでの試行錯誤。

華やかに見える部分の裏には、 地道な作業があります。

その作業自体が合わなければ、 たとえ一時的に成果が出ても、 長くは続きません。

だから私は、 短期間でいくら稼げるかだけで、 副業を選ばない方がいいと思っています。

自分は、その仕事のどの部分に 興味があるのか。
収入が少なくても継続できそうか。
本業や生活を壊さずに取り組めるか。
続けた先に、身につけたい経験があるか。

そうしたことも、同じくらい大切です。


✦5|長く続けられることを選ぶ

40代からの副業は、 短距離走ではなく長距離走です。

若い頃と同じように、 睡眠時間を削り、休日もすべて使い、 本業と副業の両方を全力で続ければ、 どこかで無理が出ます。

収入を増やすために始めた副業で、 健康を崩したり、 本業に支障が出たりすれば、 かえって選択肢を失うことにもなります。

私も、頑張ろうと思えば、 仕事を増やすことはできます。

けれど今は、ニャンズとの暮らしや、 健康を整える時間、 ゆっくり休む休日も 大切にしたいと思っています。

そのため、副業も、

「今できるか」

だけではなく、

「この先も続けられるか」

という視点で考えるようになりました。

毎日、たくさんの作業が発生する。
常に集客を続けなければならない。
本業が終わった後も、 深夜まで対応しなければならない。

そうした方法が、 自分の性格や生活に合う人も いるでしょう。

でも、合わない人もいます。

副業の形に正解はありません。

大切なのは、 他人が成功した方法をそのまま 真似することではなく、 自分の生活や体力、価値観に合う形を 見つけることです。

小さく始める。
続けながら調整する。
合わない部分は変える。
必要なら一度止まる。

そうやって育てていく方が、 結果として大きな力になることもあります。

焦らず積み重ねることが、 結果として大きな力になります。


まとめ

40代からの副業で大切なのは、

「どれだけ早く稼げるか」

だけではないと、私は思っています。

もちろん、収入は大切です。

仕事として続けるなら、 収益を考える必要もあります。

ただ、副業がもたらすものは、 お金だけではありません。

新しい経験。
会社の外での人との出会い。
これまでとは違う役割。
自分の経験を別の形で生かす可能性。

そして、今いる場所だけが すべてではないと思えること。

それらも、副業が育ててくれる 大きな財産です。

40代の副業は、 人生の選択肢を増やすためのものでもあります。

今すぐ独立する必要はありません。

会社員を続けながら、
小さく別の道をつくることもできます。

始めるのが遅いかどうかよりも、 これからの時間を使って、 何を育てていきたいのか。

そこを考える方が大切です。

「何をすれば一番稼げるか」ではなく、

「この活動は、どんな未来につながっていくのか」

そんな視点で副業を選ぶと、 働き方だけではなく、 これからの人生の見え方も 少し変わっていくのかもしれません。

深鈴

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