プロセカとMEIKO書き下ろしを振り返る(後編)
はじめに
この記事は「プロセカとMEIKO書き下ろしを振り返る」の後編です。先に前編を読むことをお勧めしておきます。
プロセカ4年目
プロセカ4年目のMEIKOは2023年10月1日にバーチャルシンガーへのユニットソングとして初めて書き下ろされた「アイムマイン/halyosy」からスタートしました。halyosyさんといえば「Blessing」に代表されるクリプトン6人歌唱楽曲を数多く制作されているボカロPさんであり、第1回WLのアナザーカット対象曲ということもあって非常に印象深い1曲です。プロセカに収録されているバーチャルシンガーVer.とhalyosyさんが投稿されている音源では調声が異なるのでどちらも一度は聴いてみて下さい。
2023年10月9日には3周年楽曲追加キャンペーンで「番凩/hinayukki@仕事してP」が収録されました。初期から実装が望まれていた年長組楽曲だったので嬉しかったです。4周年コネクトライブでは、バーチャルシンガー歌唱枠でオリジナル振り付けと共に披露されました。
そして、2023年の11月はMEIKOラッシュとなりました。2023年11月6日にはビビバスMEIKOがカバーする「春嵐/john」、11月10日にはセカイノオトVol.1に書き下ろされたビビバスMEIKOイメージソングの「ARQETYPE/Sohbana」が収録。SohbanaさんはMEIKOを使用した「TYQOON」という楽曲でボカコレ2022秋のTOP100ランキング11位を獲得しており、同曲がマジカルミライ2024で演奏されるなど、新時代のMEIKO使いボカロPの一人です。「ARQETYPE」は「TYQOON」へのオマージュ("Q"を用いた造語タイトルやTYQOONのサムネイルに似せたジャケット絵)と音ゲーとしての強さ(ラストのモールス信号を用いた音取り)を兼ね備えた最強の一曲だと思います。(「TYQOON」の収録、心からお待ちしております。)
11月13日には第17回プロセカNEXT「ドライブで聞きたい曲」で17回目にして初めてMEIKO曲として採用された「On&On/めろくる」、そして11月28日にはワンダショのイベント『君が主役の物語を』で書き下ろされた「フィラメントフィーバー/栗山夕璃」が実装されました。栗山夕璃さんといえば「ジターバグ」をはじめとする様々な初音ミク×MEIKOのデュエット楽曲を発表しているボカロPです。「フィラメントフィーバー」ではセカイVer.をワンダショ×MEIKOが、バーチャルシンガーVer.を初音ミクとMEIKOが歌唱しています。
2023年12月29日には「25時の情熱/カンザキイオリ」がイベント書き下ろしとして実装されました。バーチャルシンガーVer.はカンザキイオリさんにとって初めてのMEIKO使用曲&クリプトン6人曲であり、独特な調声を含めて印象深い1曲です。
「くうになる/MIMI」のモモジャンMEIKOカバーを挟みつつ、2024年2月9日に実装されたのがワンダショの2ndユニットソング「世界を照らすテトラッド/OSTER project」。プロセカ初期に書き下ろされた「ニジイロストーリーズ」がオリキャラ二人歌唱だったのもあり、そのリベンジ的な意味合いを感じました。バーチャルシンガーVer.ではクリプトン6人が歌唱しており、OSTERさんらしいミュージカル調のお洒落さが感じられる楽曲です。
2024年2月9日には「ラグトレイン/稲葉曇」のニーゴMEIKOカバー、3月27日には「幾望の月/なきゃむりゃ」のレオニMEIKOカバーを挟み、MEIKOが4か月ぶりの書き下ろしバーチャルシンガーになった楽曲が3月28日に実装された「blender/こめだわら×R Sound Design」です。今までのビビバスとはひと味違う、落ち着いたジャズテイストのお洒落な楽曲であるのに加えて、バーチャルシンガーVer.ではこめだわらさんやR Sound Designさんの楽曲で初めてとなるMEIKOの起用がされており、ミクとの合いの手が非常にエモーショナルな一曲で、個人的にとても大好きな楽曲の一つです。
2024年3月31日には3.5周年楽曲追加キャンペーンで「レッドランドマーカー/Twinfield」が収録されました。MEIKO 18th Anniversary 楽曲である本楽曲は、マジカルミライ2023での披露やニーゴ×バチャシンが共演するコネクトライブ、『コネクトライブ Dreamscape』においてMEIKOのソロ歌唱枠で披露されるなど様々な場面で聴くことが出来たMEIKOのヒットナンバーです。
2024年4月1日にはエイプリルフール企画としてレオニMEIKOカバーの「六兆年と一夜物語/Kemu」がお披露目されました。歌唱力の鬼みたいなメンツの中で歌うMEIKOが格好良くて最高です。
4月15日には「酔いどれ知らず/Kanaria」がビビバスMEIKOカバー(3DMVでターンしながら投げキッスしてくるところ大好きです)で実装され、4月28日にはLeo/needのイベント『Parallel Harmonies』書き下ろし曲として「すれすれ/すこっぷ」が実装されました。ピアノ組と呼ばれる3人、司・冬弥・咲希へ順番に書き下ろし歌唱(しかも3曲とも3D)で携わり、それぞれでセカイのMEIKOらしいアドバイスを送っていたのがMEIKOの活躍を毎回楽しみにしている身からしてとても嬉しかったです。
2024年5月5日には、東方Project × プロセカコラボの1曲として「Help me, ERINNNNNN!!」が実装されました。クリプトン6人歌唱としてクレジットされており、原曲から歌詞が一部変更されています。MASTER譜面においてクリプトン6人の名前をコールするところで各バーチャルシンガーの名前が譜面として流れてくる趣向にはびっくりしました。
そこから少し空いて2024年の8月26日に収録されたダショMEIKOカバーの「QUEEN/Kanaria」がプロセカ4年目のMEIKO、最後の歌唱となりました。
プロセカ5年目
プロセカ5年目のスタートを切ったのはお馴染みとなった4周年楽曲追加キャンペーンで追加された「きみとぼくのレゾナンス/斜め上P」。MEIKO 15th Anniversary 楽曲であり、素敵なMVとMEIKOらしい伸びやかな歌唱でMEIKOファンを魅了してきた楽曲です。
2024年11月5日にはモモジャンMEIKOカバーの「妄想アスパルテーム/Picco」が追加され、2024年12月9日に実装されたのが25時、ナイトコードで。のイベント『傷だらけの手で、私達は』の書き下ろし「余花にみとれて/Keeno」でした。MEIKOにとって初めて箱限定イベントでのPUと歌唱を同時に達成した楽曲であり、ロウワー以来2年ぶりのニーゴMEIKOの書き下ろし歌唱でした。今まで見守るというスタンスでニーゴを静観してきたニーゴMEIKOが、ここぞというタイミングで瑞希に声をかけるシーンが印象的で、かなり大好きなイベントストーリーのひとつです。
2025年1月末から2月始めにかけて映画曲の連続追加がありました。MEIKOは「ファイアダンス/DECO*27」「そこに在る、光。/DECO*27」「FUN!!/DECO*27」「SToRY/DECO*27」「ハローセカイ/DECO*27」のバーチャルシンガーVer.と「Worlders/じん」でセカイVer.全員歌唱のうちのひとりとして歌唱しており、特にDECO*27さんの楽曲の幅の広さに驚かされました。個人的には「ファイアダンス」の歌唱の力強さと聴いていてテンション上がる感じが好きです。
2025年3月3日にはビビバスMEIKOカバーの「三日月ステップ/r-906」が実装され、3月20日には「D/N/A /Azari」がイベント書き下ろしとして実装されました。バーチャルシンガーVer.がニコニコ動画投稿版とYoutube投稿版で異なっており、前者は初音ミク・鏡音リン・巡音ルカ・MEIKOのクリプトン4姉妹、後者は重音テトとflowerが歌唱しています。Azariさんがクリプトン4姉妹を使用するのは初めてであり、低音が効いたカッコいい楽曲で普段ニコニコ動画で聴かないという方もこの曲だけは是非ニコニコ動画でも聴いて欲しいです。
2025年4月1日にはエイプリルフール企画として「え?あぁ、そう。/蝶々P」のビビバスMEIKOカバーがお披露目されました。大人の色気が半端ない歌声と痺れるシャウトは必聴です。
2025年4月3日には4.5周年楽曲追加キャンペーンの1曲として「マンハッタン/wotaku」が収録されました。久々にAnniversary 楽曲ではない追加曲で、銃声やガラスの破砕音といったwotakuさんらしい治安の悪い音がMEIKO初のMASTER難易度32という高難易度での実装に繋がりました。
少し経ち、東方Project × プロセカコラボ第2弾として5月3日には「チルノのパーフェクトさんすう教室」のアレンジ楽曲、「チルノのパーフェクトさんすう学園」5月4日には「幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble」をボーカルアレンジした書き下ろし「とうほう☆ワンダーランド」が実装されました。(MEIKOの煽り顔、可愛い)
2025年5月12日にはニーゴMEIKOカバーの「失敗作少女/かいりきベア」が3DMV付きで実装。本楽曲は一度追加されることがお知らせされた後、延期が発表され、ようやくお披露目された経緯がありました。ニーゴMEIKO初の書き下ろしでは無い3DMVであり、原曲再現やMEIKOの目が潤んだような表現などクオリティの高いMVが楽しめました。
2025年5月23日には「Connecting/halyosy」が収録。「Blessing」以来の既存曲でのクリプトン6人歌唱曲の追加であり、セカライ5thで披露されるなど今後は様々な場面で目にする機会が増えそうな一曲だと思います。
5月31日にはMORE MORE JUMP!のイベント「Cheer with my Heart!」で書き下ろされた「イレヴンス/ポリスピカデリー」が追加されました。このイベントでは初期のMEIKOキュートスぺスキ3連打以来、久々のスペシャルスキルが実装され、モモジャンMEIKOのトレーニングキャラ要素が強化されている特訓前とは一転、特訓後は儚い表情を見せるギャップが素敵な星4となっています。
2025年6月9日にはワンダショMEIKOカバーの「このふざけた素晴らしき世界は、僕の為にある/n.k.」が追加。7月28日にはニーゴMEIKOカバーの「生きる/水野あつ」が追加されました。
2025年8月4日にはP5Rとのタイアップ楽曲「Life will change」が追加されました。MEIKOは歌唱していないものの、2DMV内にP5Rの登場人物である新島真(クイーン)に扮したMEIKOの姿を見ることが出来、とてもカッコいいMVで素敵なタイアップだったと思います。
2025年9月24日には「偽物人間40号/¿?shimon」が追加。「エゴイスト」「酔いどれ知らず」に続くビビバスMEIKO3曲目の既存曲3DMVであり、治安の悪い楽曲で踊るMEIKOは最高です。
プロセカ6年目
プロセカ6年目のMEIKOのスタートは5周年記念楽曲追加キャンペーンとして追加された「東京サマーセッション/HoneyWorks」でした。モモジャンMEIKO待望の既存曲3Dであり、花火を前に可愛く踊るMEIKOが印象的な一曲です。
また、10月6日は同じキャンペーンの中で「げんてん/大漠波新」が追加されました。MEIKO 20th Anniversary 楽曲である本楽曲はマジカルミライ2025でも披露されており、かなり早いタイミングでのプロセカ実装となりました。
2025年10月9日にはその大漠波新さんによるLeo/needイベント「君と繋ぐHeart Beat」への書き下ろし「スター/大漠波新」が追加。大漠波新さんらしさが感じられるストレートな応援歌はイベントストーリーにピッタリで、2DMVにはボカロとしてのMEIKOが登場し、バーチャルシンガーVer.ではクリプトン6人歌唱になるなど、とことんVOCALOIDにフォーカスされたイベントとなっていました。
2025年の10月21日にはMORE MORE JUMP!のイベント「交わる色はあなたのままに」書き下ろし「あなたの空が泣くのなら/ユジー」が追加されました。心に寄り添う優しいバラードが染み渡るような一曲です。
2026年1月5日には2025年行く年来る年毎日楽曲追加キャンペーンの1曲としてレオニMEIKOカバーの「君が飛び降りるのならば/Omoi」が追加されました。「君が飛び降りるのなら」のセルフアレンジとして投稿された楽曲で、学園生活を前面に押し出した3DMVはスクショポイントが多く、見どころがいっぱいでした。
2026年1月19日に25時、ナイトコードで。のイベント「覚めない幻想をノックして」で書き下ろされた楽曲が「幸福刑/LonePi」でした。ニーゴMEIKOのスタンスが改めて描かれたストーリーと不安定さが感じられる歌唱が印象に残る一曲です。
おわりに
プロセカとMEIKOの関わりを楽曲の面で追いかけてきて感じたのは、MEIKOの活躍がかなり増えているということです。特に、イベントストーリーでの活躍が書き下ろし楽曲に繋がる流れは推しとして非常に嬉しいです。また、バーチャルシンガーのアナザーボーカルの大量追加やセカイ毎のMEIKOの3DMVの充実、既存曲の定期的な供給など様々な面でプロセカというコンテンツの成熟を感じることが出来ました。
プロセカで初めてMEIKOに触れた身として、供給への感謝と今後の更なる飛躍を願ってプロセカを応援していきたいと思います。
改めて最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
感想や今後書いて欲しいトピックなどあれば、お待ちしております。
再生リスト作ってるので、是非いっぱい聴いてください。
