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第303話 露腸亭は夢を見る②

登場人物
 露腸亭主人
人工肛門だった人 文筆家 
最近、現代日本政治に提言する
「こうすれば勝てる」シリーズのヒットにより調子こいている 


 働かないアリ壱号 初代アリンコプロ社長
現在は引退して露腸亭の執事

 キリやん・グラスホップファウアーJ.r
キリギリス 吟遊詩人
ヒット作に恵まれず、野垂れ死寸前を壱号に拾われ、現在は露腸亭の書生として奉公中

【ある雪の日のこと】
働かないアリ壱号 
「センセ、センセ、露腸センセ。
また凶産党と孔明党から面会の申込みが」

露腸
「ふん、少数野党の皆さんとは会う気ねーわ。
断っておいてくりたまえ。
新政権の支持率高いので焦りまくっているんだろうが。
どことは言わんがバッドチョイスだよな。

自眠党からは何も言ってこない?あ、そう。
いい献策だと思ったんだけどなあ。
礼状のひとつくらい寄越してもバチは当たらんと思うぞ。
サナエが教えを乞いに来れば、アメリカと中国を手玉にとる大戦略があるんだけどなぁ。

ジムとか、きーちゃんが来たら会っちゃうぜよ」

壱号
「センセ、献策に見せかけてオチョクッてるのは阿呆でもわかりますよー。
なーんも来る訳ないじゃないですか」

キリやんJ.r
「センセ、センセ、露腸センセ。
お客様です。
リだか、リュとかいう怪しげな中国人です。
なんか変なんです。
ちょんまげだし昔の服着てるし。
腕が異様に長くて手が膝の下まで届いているんです。」

露腸
「中国ね。シュウちゃんの密使じゃないんだ。
そのオッサン、耳が肩に付くぐらい長くない?
あと薙刀とノコみたいな槍持った家来を連れてねーか?」

キリやんJ.r
「何でわかるんですか。
仰るとおりです。
アイツら絶対、マルボーですよ。
子分の1人は酒臭くて目ェ据わってるし。絶対アルコール依存症ですよ。
薙刀持ってる方はすんげェ偉そうな態度で、ボクのこと虫ケラみたいに見るんです。」

壱号
「キリギリスを虫ケラを見るような目で見ても、当たり前でございますよ」

露腸
「今日の所は居留守使っておいて。
お引き取りいただいてもらいなさい。
あと二回来るはずだから。
三回目に来た時は会うからね。
あ、それからAmazonで羽の扇子買っといてちょうだい」

露腸の運命やいかに。
しかし劉備、来る所間違ってないか?

出廬編に続く

前編はこちら

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