第246話 入院中にあった怖い話
病院の怪談
深夜の病棟の廊下で何かをみた
病室の窓に映る影
医療スタッフから聞いた不可解な話
この手の話を期待された方、残念でした。
取り方によっては、どこが怖いのよ、という話ではある。
入院中のある日の午前、藤かんなのnoteを読んだ。
千原せいじが函館の五島軒でコース料理を頼まなかったことを後悔するくたりが頭に残る。
「退院したら何食うかなあ」と思い始めた頃である。
函館はこの数年で3回ほど観光に行っている。
ホテルの朝食ビュッフェで過食したり市場で海鮮喰いまくるので、もう他のものは入らない。
五島軒の存在は観光案内などで知っていたが行ったことはない。
改めて五島軒をネットで見てみる。
今度、函館に行く機会があればランチでも晩飯でも行ってみたいと思った。
大沼に泊まって駒ヶ岳登ったり大沼・小沼を散策して、晩飯食べに行く、なんてのもいいかもよ。
その日の午後、妻から電話が来る。
「月末に息子がお嫁さんと孫たち連れて家に来る。
チビ達連れて外食は大変だから、おうちで食べるのにちっと良いやつをお取り寄せしたい。
『ジャパネットたかた』なので、会員のアンタが頼みなさいよ。
ものは五島軒の洋食セットね」
何ですと⁉️
夫婦は一心同体、比翼の鳥に連理の枝、偕老同穴なんてぇ言葉がごさいます。
しかしながら少々、いやかなり気持ちが悪い。
「わいわーい\(^o^)/やっぱりボクたち心がつながってるんだ❤️嬉しいなー」
という脳天気な男性は勿論いるだろう。
自分は違う。
「こいつ、もしかして他人の心が読めるのか?」
と思ってしまう。
結婚してン十年、掌の上で踊っていたことになる。
偶然にしてはシンクロし過ぎだろ。

