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ボディーブローで効いてくる「怖さ」/恐怖心展 札幌

2026年7月11日から開催中の「恐怖心展 札幌」に行ってみた。

【ご注意】
当記事は読まれる方の未自覚の「恐怖心」を誘発する恐れがあります。
※「〇〇恐怖症」的な自覚症状のある方
※なにかしらの事情で精神状態が安定していない方
上記の方々は、不安を感じた時点で当記事から離脱するなどの処置をお取りください。

恐怖心展では、「先端」「閉所」「視線」といった、様々なものに対して抱く「恐怖心」をテーマに、展示を行います。
そこで展示される様々なものを通して、あなたの恐怖心に向き合うきっかけになれば幸いです。

類似イベントは去年同じ会場で開催された「行方不明展」。

札幌会場はもともとホテルに隣接するフィットネスジムとして使われていた建物。このエリアは明治時代に作られたビール工場をベースにデザインされた「サッポロファクトリー」を中心に構成されている。

地下スペースに降りていくと、ひんやりとした空気に微かに湿気と黴臭さが漂う。「恐怖心展」という空間への期待感をすこしずつ高めていく効果もあるようだ。

ひとは何に「恐怖心」を抱くのか

会場内のディスプレイは「ひとが恐怖を抱くもの」を淡々と羅列していく。

「先端恐怖症」
「アラクノフォビア」
「着ぐるみ」への恐怖心

最初は「ふーん、なるほどね」くらいの気持ちで見ていたはずが、すこしずつ、自分の中の「恐怖心」の平衡が失われていくような感覚にとらわれ始める。
なんだ、この感じ。
麻痺していくようでその逆。
むしろ、普段オフにしているセンサーのスイッチが自動で入ってしまったかのような気持ちになり、焦り始める。

この日(7月12日)は札幌での開催2日目。
午前11時からの時間指定で入場したこともあり、最初の10人で会場に入ることができた。写真撮影Okなので各人が思い思いの写真を撮りながら進んでいく。

……親子連れや、カップル。特に20代の若い人たちの来訪が多いようだ。
ほとんどの人がアトラクションとしての「恐怖」を楽しんでいるようだ。

だが。

千人に一人、万人に一人は「恐怖」に浸食されてしまうかもしれない。
もしかしたらメディカルチェックが必要な人もいるかも。
そのあたりは各人が自己責任でケアしていただきたい。

「恐怖」とは何か。
会場を出て日常空間に戻ったあとも、脳内で裏のプログラムが働いているかのように半ば無意識のうちに「恐怖」を探している自分がいる。

じわり。
不穏な思いがよぎる。


好奇心は猫を殺す。


その言葉を念頭に置きつつ、1週間くらいは気を付けて過ごしたい。
みなさまもお気をつけて!

左は「その怪文書を読みましたか」
「梨」さんサイン入りパンフ

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