【娘25歳子育てのやり直し】ママが遊び相手~大好きだけど大嫌い
自分は人とは違う人間でありたい、
普通でありたくないと思っていた。
そのためにとってきた行動が失敗に繋がってしまった。
だから、今は理想とかけ離れている状況が耐えられないんだ。
いつだっかた…娘の口から聞けた言葉だった。
結局はこれが彼女のすべてなんだなと、今現在の娘を見て納得できている。
人と違うためにはどうすればいいのか、普通でないためには何をするべきなのか。
新しい心療内科に通い、服薬しながらここから約1年半の間、娘は土の中でじっと時期を待っていたように思う。
その後、休眠状態から目覚め、やっと土の中から芽を出そうとすることになるのだが、その時には薬はもう要らないんだと自ら断薬することとなる。
わたしの職場でのバイトは細々と続いていた。
とはいっても、順調に行けていたのは初めの1か月。
そこからは、体調が安定していないこともあって休みがちになり、月に2,3日しかシフトを入れないことも多々あった。
ある日、バイト先でこどもに太っていることを指摘され、数か月休んでしまったことがあった。
それでも理解ある職場だったので、また働いてみようと思えた時には快く受け入れてくれたことはとても感謝している。
新しく通い始めた診療内科では、初めのうちは漢方のみで治療を受けていた。
もちろん漢方で治るような軽い状態ではないことは分かっていた。
バイト先でこどもの言葉に傷ついてしまったように、娘にとって最大の苦しみの一つは過食によって太ってしまったことだった。
診察時に泣いて過食が辛いと訴えると漢方ではない処方薬が増えた。
過食を抑える効果があるとされる処方だった。
気持ちの落ち込みが激しい時には抗うつ剤も追加された。
薬のせいでとにかく常に眠かった。
朝から晩まで布団の中で眠りこけている日が多かった。
とんでもなく気分が高揚してハイになった時期もあった。
「悩みなんてなーんにもないし!」
異常な感じを覚えて医師に相談した日もあった。
薬を減らしたり増やしたりその都度調整をしながら服薬を続けていた。
この時期は高校時代の親友と会うくらいで、もっぱら母親のわたしが遊び相手だった。
中華街めぐりをしながら占いへ
アフタヌーンティーに行く
川越に旅行
ハンドメイドフェスへ行く
人気キャラクターの展覧会
北海道旅行
箱根旅行
娘が興味を少しでも見せるとわたしが実行に移す。
楽しい気持ちを積み重ねてほしかった。
遊び相手なので、面白かったバラエティー番組やYoutubeを一緒に観せられる。
娘は一度既に観ているものなのに、また一緒に見ることになる。
おかげで同年代の母が知らない世界をたくさん知ることはできたかもしれない。
ママ大好きー!ママ、ママ、だい好きー!
二十歳を越えた子がご機嫌な日にはこうなる。
機嫌の悪い日には、気持ちが落ちて調子が悪いと言って冷蔵庫にある物を食べてはまた漁って、食べるものが何もないじゃないかとイラついて泣き喚く。
怖くて寄り添えなくて傍観するしかできないでいると、ママに構って欲しいからだ!と責められる。
理不尽すぎて我慢ならず怒鳴ってしまい娘過呼吸起こす。
ワぁーーーーー!
となる日もある。
怒らせる→発作が起こる→かゆくなる(じんましんを起こす)→すべての音が耐えられなくなる→ママあっちいけ出て行け!大嫌い!!
こうやって今更の数々の経験を積みながら、わたしは娘に何を言ってやればいいのか、どうしてあげればいいのか、一進一退を続けて学んでいくのだった。
子育てをやり直している真っただ中だ。
【娘25歳子育てのやり直し】読んでいただきありがとうございます。
マガジンにまとめていますので、初めからぜひ読んでみてください。
