行動指針を“ジブンゴト化”する「対話」の場づくり
この記事は、行動指針や方針を「チームに浸透させたい」と感じているリーダーの方へ、私が実践してきたヒントをお届けします。
前回の記事では、チームの行動指針 "クレド" を「紙1枚」にまとめて、繰り返し伝えることをお伝えしました。
私は毎週の発信を続けることで、「理解してもらえている」という感覚は得られるようになりました。
しかし、"共感" のレベルには届いていないかもしれない。
そんなモヤモヤが残り続けていました。
理由はシンプルです。
私からの一方通行の発信だったから。
上から下への落とし込みだけでなく、メンバーが自分の言葉で語る場の必要性にようやく気がづきました。
月1で始めた “クレドの実践シェア”
そこで、月1回のミーティングの冒頭に「クレドの実践シェア」の時間を設けました。
やったことはとてもシンプルです。
私がクレドを見せて伝える
ランダムにメンバーを指名する
クレドについて考えていることや実践していること、これから実践したいことを話してもらう
最初の頃は緊張しているメンバーもいました。
でも続けるうちに、その場の空気が変わっていきました。
“自分の口で語る”と、価値観はジブンゴト化する
語った本人にとっては「クレドを自分の言葉で再解釈する」機会 になり、
聞いているメンバーにとっても、仲間の価値観や行動の意図を具体的に知る機会 になりました。
チームミーティングという全体の場で実践することに、価値があると実感しました。
これを経験して感じたのは、
共感は、自分の口で語ったり、メンバー同士の“横の対話”から生まれる。
ということです。
リーダーの役目は「伝える」ではなく「場をデザインする」こと
私はこの取り組みを通して、
リーダーの役割をひとつ理解しました。
価値観が“ジブンゴト化”するための対話の場づくりをすること。
発信するだけでは足りない。
対話の場、語る機会、仲間の声が聞こえる仕組み。
これらをデザインすることで、チームはスッと動き始めます。
次回の記事の紹介
次回は、
1on1の問いかけやフィードバックでの活用事例
を紹介します。お楽しみに!
