沖縄県立 農業大学校 【マツコの知らない世界】出演の先生が登壇|就農サポート講座 体験レポート2025年
沖縄に移住して畑や農業を始めたいけど、何から手を付けていいか分からない…
そんな方におすすめなのが、沖縄県立農業大学校が主催する「新規就農サポート講座(基礎実習コース)」です。
この記事では、筆者が実際に2025年にこの講座を受講した体験を、農業初心者の視点から詳細にレポートします。
沖縄で農業を始めたい人におすすめの「新規就農サポート講座」とは?
沖縄県が主催する、農業に関心のある人向けの研修講座。
農業の基礎知識や技術を座学と実習で学ぶことができます。
料金:無料
日程
- 基礎実習コース(4回)13時00分~16時00分 ←本記事の内容
- 基礎講座コース(3回)13時00分~15時00分
応募資格
- 沖縄県内で就農を希望する65歳未満の方
- 概ね就農1年目 or 今後就農を考えている方
- 講座日程に全日参加できること
引用:https://www.pref.okinawa.lg.jp/shigoto/nogyo/1010362/1028724.html
私の農業初心者としての状況と講座受講のきっかけ
農地:借りたばかり、約1,000㎡
動機:自然の中で体を動かしたい、地域と関わりたい
「プロ農家」には程遠い私でも合格できたので、参加のハードルは低いと感じました。
農業バイトをするなかで、体系的に学んでみたくなって検索で見つけたのがキッカケです。
農業初心者が講座に合格するまでの流れ
5/13 Webで申し込み(受付初日)
→利用者登録なしでもOK。入力内容は後からマイページで閲覧可。6/10 合格メール到着(開講の10日前)
→少しタイトなので、メールは毎日チェックしていました。
実際に私が申し込み時に書いた内容(参考例)
現在の職業:サービス業
受講の動機:自然の中で体を動かしながら暮らしたいと思い、就農を決めました。自分で育てた野菜を誰かに食べてもらえることや、地域の人と関わることに楽しさを感じています。
出身区分:非農家出身
就農希望の有無:あり
就業予定時期:令和8年4月
農業経験の有無:経験あり
⇒経験年数 1年
農地確保の状況について:あり
⇒所有地面積 0平方メートル
⇒借地面積 1000平方メートル
(就農希望はありますが、兼業で小さく始めていくつもりです)
基礎実習と基礎講座の違いと注意点|講座の仕組みを解説
基礎実習コースに申し込むと、基礎講座コースにも自動で申し込まれます。私は知らずに両方に申し込んでしまいましたが、係の方に伝えたところそれも問題ありませんでした。どちらかだけの参加も可能とのことです。
沖縄農業大学校へのアクセスと講座初日の流れ
初日のみ道路に誘導の方が表の道に出てくれていました。
農業大学校の門をくぐるとすぐに駐車場があるので、車を停めます。建物の入口に入ると係の方がいて、スリッパに履き替えて資料をもらって大会議室へ入ります。
沖縄の農業講座で必須の暑さ・日焼け対策
必須アイテム:
飲み物(実習中いつ飲んでも大丈夫です)
日焼け止め
帽子
長袖
長靴
軍手
あると快適:
空調服(スタッフからもおすすめされました)
サングラス(参加者の半分くらいの方が着用していました)
ネッククーラー
日傘(スタッフの女性の方は使ってました)
参加者(新規就農希望者)の顔ぶれ
参加者の皆さんもしっかりと暑さ対策をされていました。
参加者は私を含め10名強、年齢バラバラで女性も数名いました。
みなさん農業初心者のようでした。
初心者が講座で感じた「学び」や「気づき」の数々
農業初心者にも安心な講座運営体制と質問しやすい雰囲気
施設は新しく立派で、講座内容も実用的で役に立つものでした。暑すぎる時間はありますが、無理させられることはないので安心だと思います。
「垣根の下はどうやって固定しているんですか?」「土壌分析ってどこで頼むんですか?」のような質問に、丁寧に回答してくれます。
農業は科学と仮説検証の世界|講座で感じた意外な魅力
意味ある実験を積み重ねる“沼”感に魅力を感じました。果樹や野菜の栄養・土・水・気温・日照の関係など、超基礎的なことから学んでいきたいです。
座学+実習のセットで、栽培イメージが一気に立体化しました。パッションフルーツを始めてみたくなりました。
実際の講座の流れ
だいたいのタイムテーブルです。
入口に入って受付、今日のテキスト(プリント)をもらう
入口の直ぐ隣り、1Fの大会議室に集合
そのまま座学 or すぐに専門の教室に移動
畑で実習
畑か専門の教室で、そのまま解散
すぐに実習に入るケースと、座学から入るケースどちらもあります。
畑に移動するときはあまり時間がないので、
良い先生だど、車に荷物を置いたりする時間を摂ってくれますが、だいたいはすぐに移動になるので、畑にも行ける荷物で大会議室に行くのが無難です。
1回目:パッションフルーツ栽培の基礎を学べる果樹実習
オリエンテーション
パッションフルーツ座学、実習(詳細後述)
2回目:畑で実際に行ったオクラ収穫・ナス定植の野菜実習
開始後すぐに畑で実習
オクラの収穫実習、出荷準備実習(詳しく知りたかったが、座学なし)
ナスの座学、定植実習(なぜか、よくわからなかった)
3回目:花き実習で学んだ播種・株分け・植え替え
主に屋根付きの教室内で実習
種まき実習、株分け実習
菊の植え替え実習(これだけは外で作業、15分程度)
接ぎ木実習(時間がなく除外)
4回目:農業機械(刈払機・耕運機)の基本を学ぶ機械講座
DVDでトラクターや刈払機(草刈り機)の事故事例を視聴
刈払機の使い方、耕運機の動かし方の実習
トラクターに乗る、動かす(雨の影響で除外)
別回:先進農家視察
まだ調整中で、体験待ちの状態
1回目(果樹)の詳細
13:00 オリエンテーション
13:20 パッションフルーツ座学
14:30 ハウスへ移動
14:40 パッションフルーツ実習 & ドラゴンフルーツ見学
16:00 解散
パッションフルーツ座学、農業経営を噛み砕く
初日のパッションフルーツの回が一番面白かったので、その回について詳しく書きます。
ちなみにこの回の先生は、後の「マツコの知らない世界 島バナナの回」にも出演されていました。テレビ見てたら出てきてビックリしました笑
座学は10枚程度のプリントが配布され、プリントと同じスライドをスクリーンに投影しながら説明してもらえます。
農業経営の基礎的な話から始まり、パッションフルーツを事例として「どう利益を出していくか」を学びました。売上の分解方法や商売の心構えなど、育てる技術だけでなく、ビジネスとしての農業について教えてもらえます。
ここで印象的だったのは、農業が数学や科学の要素が非常に大きいということ。因数分解して改善していく手法は、他のビジネスと共通する部分が多いと感じました。
パッションフルーツ実習、“手”と“頭”がつながる瞬間
実習開始前に、実習に邪魔な荷物を車に置きに行く時間をもらえます。教室から歩いて数分のところに大きなハウスが並んでいて、外は暑いですがハウスの中は比較的涼しく保たれています。
パッションフルーツの横枝やジョイントの説明
パッションフルーツ脇芽の処理
パッションフルーツ受粉作業
ドラゴンフルーツハウス見学
垣根の作り方説明
敷草の役割
雑草を炭にする方法とその効果
大学校の若い学生たちが手伝ってくれて、作業で困ったら助けてくれました。座学で学んだ理論を実際に体験することで、学びが深まったと感じます。
まとめ:沖縄で農業を始めたい人へのアドバイスと体験から得たこと
今回受講したのは「基礎実習コース」
本記事では、私が2025年6月〜7月に参加した
沖縄県立農業大学校「新規就農サポート講座(基礎実習コース)」の体験を紹介しました。
次回は「基礎講座コース(8/1〜)」に参加予定
今後は同講座のもう一つのパートである「基礎講座コース」も受講し、
その様子も追ってレポートしていく予定です。
受講して感じたこと・伝えたいこと
沖縄県立農業大学校の「新規就農サポート講座」は、農業初心者でも安心して参加できる内容でした。少し暑くて辛い時間もありましたが理論と実践がどちらもあり、農業への興味がさらに深まりました。
また、各回の講座後にはある程度の「合間時間」があり、先生や係の方に気軽に質問できる雰囲気も魅力でした。初心者だからこそ出てくる素朴な疑問にも丁寧に答えてくれる環境は、心強かったです。
暑さ対策が成功のカギ
暑さ対策さえしっかりしていれば、初心者には有意義な時間を過ごせると思います。
最後に
これから沖縄で農業を始めようとしている方にとって、
この講座は貴重な「はじめの一歩」になるはずです。
農業未経験でも大丈夫。
自然の中で体を動かし、地域と関わる暮らしを目指す方には、ぜひおすすめしたい講座です。
私は来年からパッションフルーツを作ってみることにしました。
参考リンク:沖縄県立農業大学校新規就農サポート講座
※この記事は2025年6月〜7月時点の体験をもとに執筆しています。内容・スケジュールは変更になる可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
