【NanobananaPro】YAML形式より安定する漫画生成プロンプト研究報告。
おはようございます、不可思議ちゃんです(´▽`)
NanobananaProの登場で、誰でも漫画が作れる時代になりました。
そんな中で、コマ割りやキャラの配置などもしっかり指定して思い通りの漫画を作りたいとなった時、どんなプロンプトが最適なんでしょうか?
漫画生成の際にはYAML形式でプロンプトを作るのが一般的です。
けいすけさんのプロンプトが有名ですね。
Nano Banana Pro理解した
— けいすけ / AIマンガ家 (@kei31) November 20, 2025
(リプにプロンプト) pic.twitter.com/5PJ5beMpqm
先日の記事でご紹介したプロンプトも、YAML形式になっています。
ただ、YAML形式だけでは、セリフの配置や絵柄など、細かく指定するとかえって破綻したり、うまく反映されなかったりして不安定でした。
そんな中で、より絵柄とコマ割りを厳密に指定して反映させる方法としてオススメなのが『YAML+Markdown形式』です。
YAML+Markdown形式の概要
これは、設定をYAMLで書き、各コマの内容をMarkdownで書くという方法です。
さらに、プロンプトでの漫画作成について調べていたところ、Kinoさんのこちらの記事にたどり着きました。
面白そうなので、こちらで紹介されている「制作における絶対ルール(マンガの原理・改)」も取り入れさせて頂きました。
結果、作ったプロンプトが以下です。
---
# 【設定エリア(YAML)】
# ここでAIに「守るべきルール」を覚えさせます
project: Nanobanana_Manga_Gen
language: Japanese
style: 日本の少年漫画風
writing-mode: vertical-rl
color_mode: モノクロ
# プロンプト設定
style_prompt: japanese manga, shonen manga style, monochrome, greyscale, dynamic action, bold lines, heavy screentones, ink lines, high contrast
negative_prompt: color, chromatic, 3d render, photorealistic, painting, watercolor
# ページ設定
aspect_ratio: '1:1.4'
grid_rows: 3
grid_cols: 2
# キャラクター設定
characters:
- name: 不可思議ちゃん
description: white hair,long hair,asymmetrical bangs,hair over right eye,yellow eyes,tsurime, jitome,ahoge,black t-shirt,short sleeves, small breasts,black long skirt,black sandals,
- name: あべちゃん
description: orange hair,bobcut,air bangs, white frilled headband,lace maid headdress, green eyes, black blouse,white collar,long sleeves,white cufflinks, black bowtie, white apron,frilled apron, bib apron, dark gray classic maid, Knee-length skirt, black leather shoes
# 生成指示(Instructions)
instructions: |-
【基本ルール】
- これは日本の漫画です。セリフは必ず縦書き、右から左・上から下への読み順に従ってください。
- オノマトペは日本語のみ使用してください。
- 添付画像がある場合は、テキスト描写よりも画像の視覚的特徴を優先してください。
【マンガ構成の絶対ルール(物理法則)】
1. 時間とスピード(縦読み理論):
- 縦のコマ並びは「時間の経過を早く」表現し、テンポよく読ませてください。
- 横のコマ並びは「時間をゆっくり」表現し、じっくり読ませる演出にしてください。
2. 距離とサイズ:
- 大ゴマ(大きなパネル)は必ず「寄り(Close-up)」で描写してください。
- 重要な小物は必ず「アップ(Extreme Close-up)」で描き、視認性を高めてください。
3. 視線誘導(Z字と跳ね上げ):
- 視線は「右上→左下」のZ字で動きます。
- 段の変わり目(左下から次の段の右上へ)の視線移動(跳ね上げ)が断絶しないよう、フキダシ配置や構図で誘導してください。
4. 構成(フリとウケ):
- ページ内で「フリ(興味)」と「ウケ(解決・リアクション)」のセットを成立させてください。
layout_constraints: |-
指示:
- ページのアスペクト比 1:1.4 を厳守する。
- panel.number の順序は固定。---
# 【脚本・構成エリア(Markdown)】
# ここで「物語の流れ」を指示します
## Page 1
* **背景**: 神保町の街並み
### Panel 1 (top-center)
* **状況**: 神保町の雑然とした街並み。空には小さく「昼休み」という文字が浮かんでいる。(導入・フリ)
* **構図**: Establishing shot(状況説明)
* **演出意図**: 街の全景を見せることで場所を特定させる。
### Panel 2 (bottom-full)
* **状況**: 神保町の路地を並んで歩く二人。
* **不可思議ちゃん**: スマートフォンを見ている。 (位置: 右下 / 向き: 正面)
* **あべちゃん**: 不可思議ちゃんに話しかけている。 (位置: 左下 / 向き: 正面)
* **構図**: Close up(クローズアップ)
* **演出意図**: 二人の会話による展開(フリに対する進行)。
* **セリフ**: 「このへんに新しいラーメン屋がオープンしたみたいね」 - 不可思議ちゃん (吹き出し: 丸 / 位置: 右上)
* **セリフ**: 「ふかさん!そのお店、『人類みな麺類』の系列なんですよ!」 - あべちゃん (吹き出し: 丸 / 位置: 左下)
### Panel 3 (bottom-left-floating)
* **状況**: 会話の流れで食欲が湧いてきたあべちゃんの表情。(ウケ・リアクション)
* **あべちゃん**: 描写なし (位置: 自動 / 向き: 正面)
* **構図**: Extreme Close up(顔のアップ)
* **演出意図**: オチ(ウケ)としてあべちゃんの感情を強調し、次のページへの「引き」を作る。
* **セリフ**: 「話してたら食べたくなってきました!」 - あべちゃん (吹き出し: 丸 / 位置: 右上)これで生成した画像が、こちらです。

さすがにこれを人間が手で入力するのは大変なので、このプロンプトを作るためのツールを作ったりもしてます。
個人的な感想としては、YAMLのみのプロンプトで作っていた時より、絵柄が安定しやすくなった気がします。
とはいえ、このプロンプトも全然、完ぺきではないですし、ちょっとずつ改造して研究しているところです。
何か、いい方法があればこっそり教えてくださいw
メンバーシップ限定部分では、最近私が使っている、コマ割りを安定させるテクニックについて解説しています。
😄👍✨
