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【Excel】四則演算(たし算、ひき算、かけ算、わり算)

こんちには、HARUです。
 
本日もExcel初級講座です。
前回の記事では、かんたんな表の作成方法をご紹介しました。
今回は前回記事の続きから演習していきますので、本記事をご覧になる前に、ぜひチェックしてみてくださいね!

Excelでデータを演算する方法


本記事では、表に入力したデータで四則演算(たし算、ひき算、かけ算、わり算)を行う方法を解説します。
Excelで表計算をするにあたり、すべての根幹となる重要な基礎知識ですので確実におさえておきましょう。
 

たし算(加算)

D列に入力した果物の個数を、D9セルで合算します。
数式を入力するときは、必ず半角の”=“(イコール)または”+”(プラス)からスタートします。この記号を最初に打ち込むことで、これから数式の記述が始まるんだとExcelが認識します。

次に、計算対象の値を指定します。
数学の世界では計算式に数字を直接記述しますが、Excelの場合、データが入力されているセル番地を入力(参照)することで計算する値を識別できます。

D4セルを選択したら、"+"と打ちます。
計算対象のセルを+でつなぐことで、合算ができます。D5セル、+、D6セル、+、D7セル、+、D8セルと、すべてのセルを参照していき、[Enter]で決定します。

D4セルからD8セルに入力された値の合計値として、「147」が返ります。 

さて、今回のように対象の値が5つ程度なら1つずつ参照してもさほど手間はかかりませんが、合計したいデータが100件、1000件、10000件と増えていくと大変です。

こうしたシーンでは、関数を使って対象範囲をまとめて選択してしまいましょう。関数とは、指定の値や文字列に対し、あらかじめ定められた処理を行う機能のことです。
Excelには数百種類の関数が実装されており、合計を求める最もオーソドックスな関数はSUM関数です。SUMは英語で「総計」「和」などという意味があります。

"="(イコール)に続けて"SUM"と入力すると、SUM関数が候補として選択されます。[Tab]を押せば関数が挿入されます。

関数を使う場合でも、","(カンマ)で区切ったり、[Ctrl]を押したまま1つずつセルを選択することで複数のセルを参照できますが、より便利なの手法が「セル範囲参照」です。

サンプルの表は計算対象のデータが間髪入れずに連続して入力されていますので、SUM関数にD4セルからD8セルの範囲を入れ込むことで、合計値が求められます。

セル範囲を選択する場合、マウスでドラッグしても良いですが、データが途切れることなく入力されているケースでは[Ctrl]+[Shift]+[方向キー]で指定方向に一括選択することが可能です。

[Enter]で実行すると、先ほどと同じ結果が返ります。

かけ算(乗算)

次に、果物1個あたりの単価に個数をかけて金額を求めます。
E4セルをアクティブにして、"="を入力します。たし算ではセルとセルを"+"でつなぎましたが、かけ算は"*"(アスタリスク)を用います。

サンプルの場合、単価が入力されたC4セルと個数が入力されたD4セルを*でつなぎます。

[Enter]で決定すると、300×34=「10200」が返ります。

また、かけ算にも同じ働きをしてくれる関数があります。PRODUCT関数です。Productは英語で「製品」「商品」の他に、かけ算の「積」という意味があります。

"=prod"と入力するとPRODUCT関数が選択されますので、[Tab]で挿入します。SUM関数と同じ要領でかけ算を行う範囲を参照し[Enter]で決定します。
先ほどと同様、「10200」が返ります。

※数式をコピーする

さて、りんご以外の果物の金額も求めていきたいと思いますが、それぞれに数式を入力するのは大変です。
そこで、最初に入力した数式をコピーしてしまいましょう。

E4セルを先頭に、かけ算を行いたいセル範囲をすべて選択します。

この状態で[Ctrl]+[D]を同時に押します。

すると、E4セルに入力した数式が他のセルにも反映され、かけ算の結果が返ります。

このショートカットキーは数式に限らず、セルの情報を下方向にコピーしてくれる操作です。実務での使用頻度が非常に高いので、この機会におさえておきましょう。 

E9セルには、金額の合計を求めます。
SUM関数を入力し、かけ算で求めた金額の範囲を参照しましょう。

また、先ほどセルの情報を[Ctrl]+[D]で下方向にコピーしたのと同じように、セル情報を右にコピーするショートカットキーがあります。[Ctrl]+[R]です。Down(下の、下方向へ)のD、Right(右の、右方向へ)のRと覚えましょう。 

E9セルをアクティブにした状態で[Ctrl]+[R]を同時に押すと、D9セルのSUM関数がコピーできます。

次に、F列で税込金額を求めます。ここではキリ良く、消費税率10%を用います。※本記事の執筆時点では、酒類を除く飲食料品には軽減税率8%が適用されています。

E列に求めた金額に消費税をかけますので、りんごの場合は【=E4*1.1】と入力します。(E4セル*110%でも可)

10,200円の10%、1,020円が加算された「11220」が返ります。

先ほどと同じ要領で、[Ctrl]+[D]、[Ctrl]+[R]を活用しながら税込金額の合計まで求めます。「50930」という結果となりました。

ひき算(減算)

ここで、欄外に「お預かり」「お釣り」の欄を設けます。

税込の合計金額50,930円に対し、大きいお金、例えば60,000円しか手元になかったとします。お預かり金額60,000円から税込合計金額50,930円を差し引き、お釣りを求めましょう。

ひき算には”-“(マイナス(ハイフン))を用います。
F12セルに【=F11-F9】と入力し[Enter]で決定すると、「9070」が返ります。

わり算(除算)

最後にわり算です。C9セルに購入品の平均単価を求めます。
わり算には“/”(スラッシュ)を使います。合計の金額を合計の個数で割ることで計算できますので、【=E9/D9】と入力し[Enter]で決定します。

「315」という結果となりました。

ひき算とわり算には、たし算(SUM関数)、かけ算(PRODUCT関数)のように同じ働きをする関数はありません。マイナス記号とスラッシュ記号を用いる手法をおさえておきましょう。
 

表示形式と目盛り線


ここまでの作業で、表に必要な情報が整いました。
最後に2点だけ補足をします。

表示形式

国際会計基準では、数値を3桁ごとに”,“(カンマ)で区切って表記することが通例となっています。
Excelでは、入力されている実データはそのままに、その値や文字列の見え方を変えることができます。これを「表示形式」と言います。

この表示形式をアレンジするには、値の範囲を選択して、マウスの右クリックを押します。開かれたメニューにある「セルの書式設定」を選択します。
これによって、「セルの書式設定」ダイアログボックスが開きます。このダイアログは、[Ctrl]+[1]の同時押しでも呼び出せます。

ダイアログボックス:ユーザーが特定のメニューからコマンドの選択やデータの入力を行うパソコンの機能です。コマンドの数が多かったり、指定の範囲や情報を指示する必要があったりするときに開かれる画面です。

表示形式タブにある、「数値」で”桁区切りを使用する”にチェックしたり、「通貨」や「会計」の形式を指定することで、値の表記が3桁ごとの桁区切り表示となります。

また「通貨」の表示形式では、数値の先頭に付加する記号を選択することができます。

設定が完了したら、[Enter]で決定します。


目盛り線の表示/非表示

ワークシートに最初から引かれている薄いグレーの枠線を「目盛り線」と呼びます。
もしこの目盛り線がわずらわしく感じる場合は、リボンの「表示」タブ→「表示」グループ→「目盛線」のチェックを外します。

これによって、作成した表を明朗に閲覧することができます。


本日はExcelで演算を行う方法を解説しました。
表計算ソフトであるExcelを活用していくにあたり、必ずおさえておきましょう。

次回は、Excel初学者の方におすすめしたい初級編のショートカットキーについて取り上げます。お楽しみに!


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