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代筆屋は言語化のプロ? 小川糸『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『椿ノ恋文』

こんにちは。Nyupyです。

関西に住んでますが、鎌倉に3回行ったことがあります。
鶴岡天満宮、鎌倉大仏殿はもちろん銭洗弁財天にも足を延ばして鎌倉の街並みを楽しみました。
そして、鎌倉山のカフェテラスでアフタヌーンティーを食べたこともあるくら😆(おのぼりさん丸出しですね)

サクサクしたクッキーが大好きなので、鳩サブレーは48枚入りの大缶で購入するし、クルミッ子は食べ過ぎに注意しながら読書の友の定番
歴史のある街並みにあるお菓子は年月に研ぎ澄まされ、シンプルな形の中に味が追及されていてとっても美味しい♪

鎌倉が好きだと気付いていなかったけど、本シリーズに出てくる鎌倉の名所を地図で調べ、「今度行こうかな?」なんて考えている自分にびっくりしています。
歩きながら名所を巡って美味しいものが食べれる土地が好きなんだろうな。

同じ理由で京都も好きです。
京都は近くなのでお買い物ついでに裏道を歩いて「ここは何売ってるんだろう?」と思うような老舗を探したりするのが大好き♪
あっ、話がそれちゃった。

本シリーズに戻すと。
先代(祖母)から文具店&代書屋を引き継いだ鳩子は私とは異なる考え方をしていると感じたことが多かったです。実在してもきっと友達になれないかも。
でも、日常では出会うことが無さそうな鳩子の考え方や苦悩、喜びに触れられるのが小説の良いところです。鳩子の言動に共感できないことが多いなとか思いながらも、自分とは異なる考えに触れることができて面白い読書経験でした。

3冊は約7年かけて書かれていて、小説の中でも月日が流れているます。
独りぼっちの様に暮らしていた鳩子に、知人が増え、パートナーと可愛い娘ができ、出産育児を経験する。トラブルや波風もあるけど、嬉しいこともある。
ご近所さんとして鳩子の人生を覗き見しているようでした。

『ツバキ文具店』 著:小川糸

おすすめ度:★★★★★

あらすじ:生成AI
主人公・雨宮鳩子(ポッポちゃん)が、鎌倉の文具店を継ぎ、代書屋として人々の想いを手紙に託しながら、自分自身と祖母との関係を見つめ直していく物語
鎌倉の小さな文具店「ツバキ文具店」を継いだ雨宮鳩子は、祖母である“先代”に厳しく育てられた過去を持つ。反発して家を飛び出したまま疎遠になっていたが、先代の死をきっかけに帰郷し、文具店と代書屋の仕事を引き継ぐことになる。代書屋とは、手紙を書けない人や気持ちをうまく言葉にできない人に代わって手紙をしたためる仕事。鳩子のもとには、お悔やみ、離婚報告、借金断り、義母への手紙、さらには“天国からの手紙”まで、さまざまな事情を抱えた依頼者が訪れる。鳩子は一人ひとりの想いに寄り添い、便箋や筆記具、切手まで丁寧に選びながら手紙を仕上げていく。その過程で、隣人のバーバラ婦人や男爵、パンティー、そして文通相手となる少女QPちゃんなど、温かな人々との交流が広がり、鳩子の心にも少しずつ変化が生まれる。やがて先代が残した手紙を読み、厳しさの裏にあった深い愛情と弱さを知った鳩子は、初めて祖母に宛てて手紙を書く。手紙を通して人とつながり、自分自身を取り戻していく姿が、鎌倉の四季とともに静かに描かれる。

『キラキラ共和国』 著:小川糸

おすすめ度:★★★★☆

あらすじ:生成AI
前作『ツバキ文具店』の主人公・雨宮鳩子(ポッポちゃん)が、結婚と“母になること”を通して新しい家族の形と自分自身の過去に向き合う物語
鎌倉で代書屋を営む鳩子は、シングルファーザーのミツローさんと結婚し、彼の娘・QPちゃん(はるな)の母親として新しい生活を始める。血のつながらない娘との距離感や、亡くなった前妻・美雪さんの存在に戸惑いながらも、家族として歩む日々は鳩子に多くの気づきをもたらす。代書屋としての仕事では、母の日に手紙を贈りたい盲目の少年タカヒコ君の依頼や、亡き夫への複雑な思いを抱える女性の手紙など、さまざまな人の想いに寄り添いながら筆をとる。
一方で、鳩子の前に派手な装いの“レディ・ババ”が現れ、自分こそが鳩子の実母だと名乗り金を要求する。突然の告白に揺れながらも、鳩子は「親子とは何か」を改めて考えることになる。
そんな中、QPちゃんとの暮らしを通して、鳩子はかつて厳しく育ててくれた先代(祖母)との思い出を追体験し、先代が残した愛情の深さを理解していく。やがて鳩子は、美雪さんへ宛てた一通の手紙を書くことで、家族の絆を静かに結び直す。
“キラキラの法則”に象徴されるように、つらさの中にも小さな光を見つけながら、家族が再生していく姿が温かく描かれる物語。

『椿ノ恋文』 著:小川糸

おすすめ度:★★★★☆

あらすじ:生成AI
代書屋として再び歩き出した鳩子が、家族の変化・依頼者の想い・そして先代の秘めた恋文に向き合う物語
鎌倉の「ツバキ文具店」を営む鳩子は、育児に専念していた時期を経て、次女・小梅と長男・蓮太朗の入学を機に代書屋を再開する。中学生になったQPちゃんは反抗期の真っ只中で、鳩子にだけ冷たく当たるようになり、母としての不安が募る。そんな中、鳩子のもとには、義母へ料理の失敗をやんわり伝えたいという依頼、結婚を控えた娘へ余命わずかな母が残す手紙、記憶を失っていく自分に宛てた認知症の女性の手紙など、難しい依頼が次々と舞い込む。
ある日、亡き先代・かし子に関わる人物から手紙が届き、鳩子は先代が生前に交わしていた“恋文”の存在を知る。さらに、先代の恋の相手・美村龍三の親族から託された手紙をきっかけに、鳩子はQPちゃんとともに伊豆大島を訪れ、先代の恋文を供養する旅に出る。
旅の中で、QPちゃんが抱えていた不安や本音が明らかになり、母娘の関係は静かにほどけていく。手紙を通して人の想いに触れ、家族の絆を確かめ、先代の人生にも寄り添う鳩子。代書屋としても母としても成長していく姿が、鎌倉の四季とともに温かく描かれる物語である。


これまでの読書記録です。ご興味があれば読んでもらえると嬉しいです


今回の読書のお供

もちろん鳩サブレー
頭から食べるか、シッポから食べるか毎回悩む・・・

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