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新年のご挨拶+富士スピードウェイの本コースを初めて走った話

しばらく投稿をサボっており恐縮です。新年あけましておめでとうございます。

昨年は多くの方にフォロー&スキを頂き、わたくしめのような者でも少しばかりは皆様にお楽しみいただけるコンテンツを発信できたと実感できた年でした。改めまして、ありがとうございました。

本年もマイペースにではございますが、情報を発信していこうという所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

さて先日、富士スピードウェイのライセンスを取得した記事を投稿しましたが、この度ついに本コース(レーシングコース)デビューしましたのでその記録です。

ライセンスの記事↓



前回はショートコースだったけど・・・


ライセンスを取得した当日は、走行枠と車のコンディションを加味してショートコースを走ってみました。

それはそれは楽しかったのですが、やはりせっかくなら本コース(レーシングコース)を走りたいのが車好きの性。

前回同行してくれた友人が本コースを走ったという知らせをくれたのもあり、いっちょ走ってみるか!となったわけです。


走行枠予約はオンラインが便利


富士の走行枠は、当日コントロールセンターで申し込むか、オンラインで申し込むかの2通りあります。これは本コースもショートコースも同様です。

オンラインだと事前に申し込むことができ、また走行時間および予約数の状況も見ることが出来るので便利です。

NS-4は「2分00秒より遅いペース」の枠で、それより上にS-4「2分10秒より速いペース」というのがあります。S-4は基本的にガチ勢と思った方がよいです。というのも、FIA-GT3やGT300に準拠するマシンも走るそうなので・・・

そんな猛獣だらけの中、かよわいZちゃんで走るのは恐ろしいのでNS-4で行きたいところ。そもそも富士は初めてですし。で、この枠は基本的に午前中に設定されているので、現地までの所要時間と相談しながら時間を決めます。

時間が決まったら、決済して完了です。決済はクレジットカードの他、Apple Payが使えるので便利です。


当日の天候と気温をチェック


予約の時点でもある程度確認しておくべきですが、予約後もこまめに天候と気温をチェックしておきます。というのも、ウエットではなるべく走りたくないのと、気温によって路面温度も変わってくるからです。

気温と路面温度が変われば、何に影響するかといえばタイヤの空気圧。

空気圧はサーキットにおいてはより気にしておかねばなりません。一般的に、気温が10℃変わると空気圧は10kPa(0.1kgf/㎠)変わると言われています。

よって、暑い時ならば冷間空気圧は低め、寒い時ならば冷間空気圧は高めにするのが良いかと。ここは人それぞれで、気温に関わらず冷間は同じ空気圧に設定し、タイヤが温まった後の温間で調整するという方法もあります。

というか、本来は温間で調整すべきなんでしょうね。私がズボラなだけです。

あと、気温が影響するものと言えば水温・油温・吸気温度かな。まぁこの辺はすぐにどうこうできるものではないので、走行中の温度に気を付ける程度でしょう。


車のコンディション確認も忘れずに


富士に限らず、サーキット走行は車に多大なる負荷を与えるものです。

よって、走行前や走行後はもちろん、当日までに車のコンディションをよーく把握しておくことが大切です。

  • 冷却液は減っていないか

  • 油脂類は適切に入っているか

  • 足回りやエンジン回りの緩みやガタ、異音は無いか

  • ブレーキパッド・ローターの残量は問題ないか

  • タイヤの摩耗、空気圧に異常はないか

ざっとこんなところでしょうか。

どれも基本的なことですが、とても重要なことです。しっかりチェックしましょう。

また、Zは特に冷却面で厳しい車なので、オイルクーラーを装着するケースが多いはずです。私の車もエンジンオイルクーラー、ATFクーラー、強化パワステクーラーを装着しています。

デフオイルクーラーについては、純正のビスカスLSDであることと、デフブリーザーの先にキャッチタンクを装着していることから、とりあえず無しの状態で臨むことにしました。

富士は速度域が高いので、例えば社外の機械式LSDを入れている場合、デフオイル油温が150℃を超えてしまうこともあるようです。

そうするとギアが破損したりと厄介なことになるようですが、連続アタックをせずにクーリングを挟みつつであれば何とか走れます。

またデフブリーザーが純正状態の場合、高温・高圧になったデフケースからデフオイルが噴き出し、コースにまき散らすという大惨事を起こしかねないそうです。

こうなると、他の皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまうので、私はデフブリーザーの先にオイルキャッチタンクを装着し、万一の場合でもコースを汚さないようにしています。

自分の車だけが壊れる分には自分だけで何とでもなりますが、他人に迷惑をかけることだけは避けたいもので。ま、遅いのでそもそも迷惑だと言われてしまえばそれまでですが・・・

何はともあれ、当日までに出来ることは最大限行っておきます。


いよいよ初走行!


そして迎えた走行当日。今回は友人が見学で同行してくれたので、少し気が楽でした。

走行枠自体はNS-4のB枠、時間が確か9:20~だったと思います。

割と余裕のある時間帯ですが、例によって東名の集中工事で下り線が終了するとまずいので早めに出発。

読み通り、大井松田周辺は渋滞が始まっていましたが、そこまで酷くなる前に通過。8時過ぎにはコースに到着出来ました。

快晴の富士

到着した後も、走行までにやることがあります。

今回は事前に予約しているので、車体に貼ったQRコードか、スマホの画面をコースイン時にオフィシャルの方に見せればOK。なのでチェックイン的な作業は不要です。

あとやるべきことは、車と人間の準備です。

まずは不要な荷物はすべて降ろしておくこと。これを怠ると非常に危険です。

次に車両の各部のチェック。特にホイールナットのトルクチェックはやっておくべきです。トルクチェックは車がある程度冷えた状態で行わないと、あとで緩みの原因になるので注意。

車が冷えたついでで言うと、空気圧の調整も必須です。富士は高速サーキットなので、冷間時はかなり低めにセットします。私はフロント1.6k、リア1.7kを目安に調整しています。

これで走行直後に測ると、大体2.2~2.3kくらいまで上がってきます。普段の空気圧のまま走れば、3kは超えてしまいますのでまともに走れないでしょう。

そしてもし持っているなら、データロガーのセッティングも済ませます。最近はスマホのアプリが優秀なので、もっぱらそれでタイムを計っています。

私は自作GPSロガーを持っていますので、それを使うことでより正確なタイムや走行ラインが記録できます。これについては改めて記事を書きますね。

あとは牽引フックを取り付け、車両は準備完了。

人間の準備といえば、トイレを済ませ、軽くストレッチ。あとは長袖長ズボン、運動靴、ヘルメットとグローブを装着すればOK。

そうこうしているうちに開始時間が近づいてきますので、エンジンを始動し暖気をしておきます。大体10分前くらいからでいいと思います。

コースイン時は先述のQRコードでスムーズに完了できます。これは本当に便利なので、どんどん使っていきたいです。

ピットロードに入ると、錚々たる車たちがズラリと並んでいます。これを見るだけでもテンションが上がりますし、同時に心地よい緊張感をもたらしてくれます。

ピットロードエンドには信号があり、これが青になればコースイン可の合図。青になった瞬間、みんな一斉にコースインしていきます。

60km/hの速度制限があるピットロードを出たら、1コーナーめがけて加速していきます。アウトラップは全開ではないものの、モタモタしていると後続に迷惑なので、前車に遅れを取らない程度には踏んでいきます。

また、アウトラップ時は1コーナーのイン側をキープし、後続車を確認しつつ徐々にペースを上げていきます。

その際に、コースの状況も確認しておきます。滑りやすいところはどこか、縁石に乗ってよいところと悪いところなどなど。

そうこうして最終コーナーを立ち上がったら、いよいよ名物のロングストレート!

親の仇のごとく、アクセルを全開にします。

ATで10万キロオーバーのZ34ですが、吸排気とECUチューンによって230km/h程度まで速度が乗ります。

そこまで出たら、もう1コーナーが迫ってきますのですかさずブレーキング。ここでいきなり突っ込みすぎは禁物です。何しろハイスピードなのと、お恥ずかしながらノーマルパッドなのであっという間にフェードしてきます。

1コーナーをクリアしたら、次はコカ・コーラコーナー。古くからAコーナーと呼ばれているところです。

ここはクリップ付近まで登り勾配があるので、実際に走ると結構ブラインドで怖いのです。しかも速度はそれなりに乗っているので、スピン多発地点でもあり要注意ポイント。

Aコーナーをクリアしたら、そのまま100Rに突入。ここは比較的インベタで回ればそこまで難しくない印象。

100Rを過ぎたらヘアピンです。正式にはアドバンコーナー。Rがきつめなものの、しっかりクリップを取って立ち上がれば曲がらないことはないかと。

ヘアピンを立ち上がったら、300Rです。正確には複合コーナーなんですが、まとめて300Rと呼ばれます。ここはとにかく全開。アウトインアウトを心がければ、結構踏めるものです。

ただし、あまり頑張りすぎるとアウト側にはらみ、しかも300Rのアウト側縁石は奥が芝なので滑るんですよね。私も一回芝まで出てしまいましたが、160km/hくらい出ていたと思うので結構痺れました・・・

そこを越えたらダンロップコーナー。通称Bコーナーです。190km/hオーバーからのフルブレーキになるので、ここも突っ込みすぎ注意です。

Bコーナーは低速ですが、シケインかつ登りセクションの始まりなのでとにかくトラクションが厳しい。FRでうかつにアクセルを踏みすぎると、簡単にオーバーステアが発生します。

Bコーナーを過ぎたら、13コーナーです。ここはしっかりクリップを取って曲がっていけば、比較的攻略できると思います。

で、私が富士で最も苦手なのはその次のGRスープラコーナー。最近名前がGRGTコーナーになった左コーナーです。

ここも複合かつ奥がきついRなので、車のバランスが良くないと攻めきれないというか、とにかく難しく感じるポイントです。

そこをクリアしたら最終コーナー。正式にはパナソニックオートモーティブコーナー。名前が長い・・・

最終コーナーはラインどり命です。というのも、ここをいかにうまく立ち上がるかがストレートスピードを左右するからです。

わたしはミドル~イン~アウトくらいの感覚で走っています。

そして最終を立ち上がればホームストレートです。日によっては混んでいるので、後続から速い軍団が来るのを見逃さないように。結構な確率で激速軍団にパスされます。

そしてコントロールラインを通過し、1周走破。こんな感じですかね。

走ってみて思ったのは、国際サーキットの奥深さ。SuperGTやS耐を見たことがある方なら分かると思いますが、結構広いと思うじゃないですか。実際広いことは広いんですが、思ったよりもアップダウンがあり、かつ速度が乗るので想像以上にラインが限られてくるんですよね。

そこをいかに速く走るかを組み立てていくのは、難しいですし面白いんです。これはハマってしまいますね。

そんなわけで、初走行のFSW本コースは無事終了。大変楽しいものでした。


走行後のチェックと今後の課題


無事に30分の枠を走り終えたわけですが、走行後にもやることはあります。

基本的には走行前の点検と同じですが、まずは空気圧の測定を。走行前と比較して、どのくらい空気圧が上がったかを把握します。前後で大体2.3kくらいになっていれば個人的にはいい感じです。

そして車が冷えたらブレーキ周りとホイールナットの点検です。

で、点検を終えつつ見えてきた課題について。

まずブレーキ。これは当たり前ですが、本当に強化しないとまともに走れたもんじゃありません。今まではミニサーキット主体だったので、純正パッドでも何とかなっていました。でも本格的なサーキットではすぐにフェードしますし、何よりブレーキングポイントが早すぎて他の車に迷惑になってしまいます。これは反省ですね・・・

次に足回り。これは車高調とか以前に、ブッシュとかアーム類をリフレッシュしてやらないとダメですね。Zはフロントが重いので、荷重がかかったときにアライメントが大きく変わる印象があります。なので強化ブッシュを入れてみて、どう変わるか見ていきたいところです。

富士はストレートスピードが速いので、空力面も無視できないところ。リップスポイラーとか入れたらより安定するのか、そういったところも試していきたいですね。知り合いの車屋さん曰く、カナードが効果的だそうですが、あれは保安基準的にクリアするのが難しいのであまりやりたくないんですよね・・・

と、車の課題もそうですが、何より人間が慣れないと話にならないので、これからどんどん通って腕を上げていきたいと思います。今の状態ではみんな速すぎワロタなので、少なくとも喰らいついていけるくらいには精進します。

帰りに寄った鶏松さんのラーメン。激うま


何はともあれ、楽しいサーキットライフの幕開けとなりました。安全に楽しくをモットーに遊んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。


友人が撮ってくれた、Aコーナーを走るZ


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