私たちは、何のために呼吸をしているんだろう?
呼吸って、何のためにあるんだろう?
呼吸を意識したことはありますか?
私たちは、生まれてから今まで、一度も休むことなく呼吸をしています。
意識をしなくても自然に繰り返している呼吸。
生きていくためには欠かすことのできないものです。
でも、
「今、私はどんな呼吸をしているんだろう?」
と、自分の呼吸に向き合う時間は、意外と少ないのではないかと思います。
私自身も、ヨガを学ぶまでは、自分の呼吸を意識することはほとんどありませんでした。
看護師として働く中で、呼吸が苦しい患者さんに対して、少しでも苦痛が和らぐように体勢を整えたり、ゆっくりした呼吸を促したりすることはありました。
また、ヨガのレッスンでは、呼吸に合わせて動いたり、呼吸の長さを変えたりすることも経験していました。
それでも、「自分自身の呼吸」に意識を向けることは、ほとんどなかったのです。
ヨガを学んでいく中で、呼吸法について深く学ぶ機会がありました。
その時に聞いた、
「息は自分の心と書きます。呼吸は、心を整えることにも役立ちます。」
という言葉が、とても心に残りました。
看護師として、呼吸回数や呼吸状態を観察することは当たり前にしていました。
でも、呼吸と心がつながっているという視点で見たことは、ほとんどありませんでした。
呼吸について学ぶようになってから、患者さんを見る視点も少し変わりました。
呼吸の速さや浅さだけではなく、
「今、不安や緊張を感じているのかな」
「何か我慢していることがあるのかな」
と、その方の心にも目を向けるようになりました。
また、一緒に働く仲間の呼吸にも気づくようになりました。
忙しい中で一生懸命働いている人ほど、気づかないうちに肩に力が入り、呼吸が浅くなっていることがあります。
頑張っている人ほど、自分の疲れに気づく余裕がなくなってしまうこともあります。
呼吸は、生きるために必要なもの。
もちろん、生命を維持するために欠かせない大切なものです。
でも、それだけではないのかもしれません。
心の状態は体にも影響します。
心が疲れてしまうと、体の不調につながることもあります。
だからこそ、自分の呼吸に意識を向ける時間は、自分自身を慈しむ時間になるのではないかと思っています。
私自身も、まだまだ呼吸について学んでいる途中です。
きっと呼吸の学びには、終わりはありません。
これからも学び、実践し、感じたことを、看護師・ヨガインストラクターという二つの視点から、わかりやすくお届けしていきたいと思います。
今日から、
「呼吸100本プロジェクト」
を始めます。
専門家として完成しているから伝えるのではなく、私自身も学び続ける過程を大切にしながら、みなさんと一緒に呼吸について深めていけたら嬉しいです。
今日、まずは一度。
自分の呼吸に意識を向けてみませんか?
今、あなたの呼吸はどんな呼吸をしていますか?
