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ポスト万バズ・冬景色(その2)

川西駅は雪の中

 阪急電車に乗って行き着く先は、本来雲雀丘花屋敷になるところだ。ただ、次に「北へ帰る」「能勢電鉄に乗り」に続くので、能勢電鉄の乗換駅である川西能勢口にしたほうが、作りやすい。青森が4音で都市名なので、4音の都市名である川西に代えてみた。
 また、川西はめったに雪が降らないようで、「風の中」にすることも考えたが、そのまま雪の中にした。
 ただ、この箇所、特に川西駅に関しては、いちばん意見が多かった。

川西能勢口駅

 大正2年、能勢電鉄が開業し、箕面有馬電気軌道も同時に「能勢口」駅が開業した。昭和29年、川西市が発足。昭和40年、市の要望により「川西能勢口」に改称された。
 川西能勢口駅の南にはJR川西池田駅がある。明治26年、摂津鉄道「池田」駅として開業。明治40年、国有化。昭和26年、川西池田駅に改称される。
 かつては、能勢電鉄が国鉄に接続する川西国鉄前駅があった。大正6年、「池田駅前」駅として開業。昭和40年、川西国鉄前に改称されるが、昭和56年には廃止された。

「能勢口駅」案

 「川西駅」より「能勢口駅」にすべきとの意見がかなり寄せられた。「能勢口」を採らなかったのは、先述のように青森が都市名であったからである。もし駅名が「海峡口」駅などであれば、当然能勢口にしていた。そして、私の勝手な思い込みで、川西が主で、能勢口は副駅名のようなものだと思っていたこともある。
 川辺郡は今は猪名川町だけだが、かつては尼崎、伊丹、川西も含んでいた。現在の豊能郡はかつての能勢郡にあたり、川辺郡から分離して設置された経緯がある。
 すなわち、川西は能勢ではないので、本来の地名のほうが望ましいという思いがあった。ただ、仮に2番を作って能勢へ旅するというストーリーが展開するとすれば、能勢への入り口という意味で、能勢口でもいいかもしれない。
 おそらく、地元では他の駅との区別を意識して、能勢口と呼ばれていると思う。私の想像では、歌詞の主人公は、川西、能勢の出身であるが、今は故郷を離れていて、おそらく住民票も移したかもしれない。しかし、今年の冬になんらかの事情で故郷に帰ることになったというイメージだった。川西駅だと、すっかり故郷とは疎遠になり、孤立感が出るのに対し、能勢口駅だと故郷への思いが強くなり、地元の言い方がつい出てしまったことになる。私としては、より寂しさを強調したい思いもあった。
 歌詞はフィクションもありうるので、事実と食い違いがあってもよいと思っている。川西駅は川西能勢口がモデルとなっているが、架空の駅という設定も可能である。

その他の案

 駅名にこだわると、4音という制限がある。駅を外して6音ではどうなるか。
 まず、「川西、能勢」と二つ並べれば、上記の課題は解決できると考えた。
 もう一つ、「絹延橋」という案もあった。絹延橋は能勢電鉄の川西能勢口から1つ北側の駅である。実は、能勢電鉄に乗りたいが、能勢まで行く時間がなかったので、絹延橋で折り返したことがある。絹の白、雪の白。雪を連想させるところもいいかなと思っている。
 「川西能勢口」を全部入れると言う意見もあった。ただ、字余り感がある。それに従えば「川西能勢口では雪が」というように少し変える必要があると思う。

X投票

 この部分の歌詞については、Xで投票を実施した。結果は次のとおりである。

 票数では
川西駅   49票
能勢口駅  56票
川西、能勢 21票
絹延橋   15票
合計     141票

 おそらく、投票者は阪急利用者が多かったと思われる。近隣の意向が反映された形となった。

つづく

 このあとの歌詞については、次回において検証することとする。

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