「すみません」は必要な人に
好きすぎる。
わたしは、職場の同僚になつきすぎている。
まだ出会って2か月なのに。
元保育士さんの彼女は、先日受けた占いで
「ヒーラー」に向いていると言われたそうだ。
その話を聞いて、わたしが一番先に感じたことは、「わかるぅぅぅ」だった。
ただ、「ヒーラー」というか、
わたしにとっては「ヒーター」。
笑い上戸で、その場がぱっと明るくなる。
人を温かく包んでくれるような豊かさがある。
そして、最高に聞き上手。
大抵、わたしは人との会話は聞く方に回る。
だけど、彼女とランチに行けば、
ママ友にも話さないような心の内を、
いつの間にか話している。
泣きながら味噌汁をすすっているのだ。
それでも、仕事はまじめにしているつもりである。
事務職がはじめてな方なので、なるべく分かりやすいマニュアルをこしらえて、お伝えしている。
とは言いつつも、やっぱり仕事の合間に、
ちょこっとはしゃべりたい。
だけど困ったことに、話始めると、つい嬉しくてテンションが上がり過ぎる。
おかしなジェスチャーをしたり、笑ってほしくてネタを披露したりしてしまう。
わたしの本来のお調子ものが、ついつい顔を出してしまうのだ。
だけど、そんなとき。
決まって後から、はっとする。
「あかん、あかん!仕事中やった」
と。
同僚の仕事も邪魔しちゃって、
「すみません」
と、席に戻る。
すると、同僚が笑いながら言ってくれた。
「”すみません”は必要な人に言ってください」と。
特別な思いがあって出た言葉じゃない。
何気なく口にした言葉だった。
だけど、わたしは、そのときドキンとした。
わたしも「すみません」と言われると、
しんどくなることがある。
反対に、何気なく言っている「すみません」も、積み重なっていくと、
もしかしたら、自分に負荷をかけていたかもしれない。
気をつけていると、たしかに
「すみません」を他でも使っていた。
「感謝」も「遠慮」も「照れ隠し」も、
全部「すみません」で済ませてしまっていた。
「すみません」って便利な言葉だけど、本来は謝る言葉。
やみくもに使うのはやめようと思った。
次からは、そうだなぁ。
「ご清聴、ありがとうございました」
かな。

かぜの帽子さんのメンバーシップ、
言葉の庭の6月のお題
「私の偏愛」「私のこよなく愛する〇〇」
について書きました。
まだ出会って2か月。
それなのに、こんなにも好きになってしまった……
「わたしのこよなく愛するヒーター」のお話でした。
参加させていただき、ありがとうございました🤗
2026.6.9追記
たくさん読んでいただき、ありがとうございました🥰


いいなと思ったら応援しよう!
いただいたチップは、創作活動に使わせていただいております。
その活動をまたnoteにも還元しています。
いつも温かい応援をありがとうございます🤗