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「ただいま認知症の母と『さよなら』中」/Saying the Long Goodbye~アルツハイマー病の母と、父と私の備忘録~①



1. ”Saying the Long Goodbye”の意味

英語では、

アルツハイマー型認知症のことを

"the long goodbye"

というらしいです。

認知症の中でも

比較的ゆっくり進行するこの病気は、

罹患者の認知機能を
少しずつ奪っていきます。

自分が考えていたその人らしさが、
病気の影響で長い時間をかけて
変化していきます。

あたかもその人の人格や記憶に 

長い期間をかけて「さよなら」

と言い続けていくように・・・。


2. 母はアルツハイマー病

私の80歳半ばの母は、

数年前にアルツハイマー病

と診断されました。

年も年だし、物忘れが始まったことも
分かっていました。

でも、いざ病名がつくと・・・。

年相応の物忘れじゃなくて
アルツハイマーかあ・・・。

母には言えませんが・・・
私は相当へこみました。



3. ただいま母と「さよなら」中

私の気持ちや希望を尊重してくれて、

私のことを一生懸命育ててくれた母。


とても頼りになって、

いつも私の気持ちを前向きにしてくれた母。

いろんなことをよく覚えていた母。


私の記憶の中の母は、

かなりのしっかり者でした。


そんな母に現在

"I am saying the long goodby."

中です。


さんふらわあ
「ねえ、今2千何年(西暦)だっけ?」


「えーっと、1868年かねえ?」


さんふらわあ
「今、季節なんだったけ?」


「(満開の桜を見ながら)秋だね~。」

その答えを聞いて、
私が無意識に残念そうな顔をしているのか。

非言語のメッセージを読み取り、

母も戸惑いのようすを見せます。


「あら?間違ってる?」


4. アルツハイマー病でも母は母!

私の中では、

「母は頼りになる存在」から
「手伝いが必要な人」に

変わってしまいました。

腰や膝が痛いとか、

母は自分の身体の不調は
自覚しています。

時々、
物忘れについての自覚もあるようです。
でも、

基本は「私の頭はぴっかぴか!」です。

母の中では、
人格的にも記憶的にも
変わったところはないのです。

自分は自分。

母は母!

「最近、ちょっと物忘れはあるけどね・・・」
と調子のいい日はつぶやきます。



5. おわりに

そんな母や母をサポートする父との日常を、

「ママとパパと私の備忘録」

として気楽につづっていこうと思います。

みなさまには

気軽にのぞきに

きていただけると幸いです。




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