うまくいったかな、のその後に──脳内ひとり反省会の司会の仕方
イベントのあとは、自然に任せると、脳内ひとり反省会が起こることがある。
例えば面接が無難に終わったはずなのに、あとからいろいろ考えてしまうようなとき。
何かが終わった瞬間の、緊張や興奮が過ぎた後、「あれでよかったかな」「向こうはどう思ったのかな」と、わたしはいろいろ考え始める。
そして、だんだん、反省会になっていく。
でもこの反省会は、ほぼ「相手にどう思われたか」という、検証不能なデータの上に積み上げられていて、多分、現実と合ってない。
反省してもいいけど、それなら本来考える材料が必要なはずなのに、全部わたしの感想だな、と、反省会に出ている自分でも思う。
きっと関係者にヒアリングしたら、結果は違う内容になる。反省会、とくに役に立ってない。
でも、脳内ひとり反省会の発生自体が、悪いわけじゃない。
反省会は、自分にとって意味のある相手に、評価されたい、よく思われたいから、生まれるものなんだ。
こんな感じ
① : 大事にしたい相手や場面がある
②:「これでよかった?」と確認したい
③:でも評価なんてわからない
→ だから頭の中でぐるぐる
大切に思う相手ほど、反省会が起こってしまうと考えたら、反省会の発生自体は、悪いことではない。
こうなって欲しい、こうなって欲しかった!という思いがなかったら、わざわざひとり反省会が脳内で自動開催されたり、しない。
だったら、毎日が「反省会するほどでもないイベント」だけになることが、わたしにとって幸せなのかどうかはちょっとわからない。
反省会が起きないことを目指すより、
反省会でぐるぐるしないことが、幸せな状態に近いのではないか。
うん、ぐるぐるせずに、早く閉会しよう。
反省会の司会は、こんなふうに言うといい。
‥‥今日の面接について、反省会の開催要請がありました。
本件、入力データが未確定情報中心であることを、確認しました。
確度要件を満たしませんため、本件は一旦保留とし、開催は、追加情報待ちとします。
以上をもちまして、本日の反省会は終了します。
お疲れさまでした。
ちなみに、それでも油断すると脳内には反省会の収集通知が鳴ることがある。
そんなときは、その日は「そっか、大事な場面だったんだねえ」と流して、一晩寝るだけでも、ぐるぐるのキツさは減る。
だから司会はこう続けるといい。
