StyleWarsと防御力【大安日記#05(2026/02/05)】
〈 2026/01/30(金)大安日のメモ 〉
ジャンプの漫画学校講義録⑥ 作家編 松井優征先生「防御力をつければ勝率も上がる」という記事を読み返した。
『暗殺教室』『逃げ上手の若君』『魔人探偵脳噛ネウロ』など、描く漫画がことごとくアニメ化されている、ヒットメーカー・松井優征。インタビューなどで、松井先生の考え方や戦略が見えるたび、この人は編集的な視点もかなり強い方だなと感じていた。漫画『バクマン。』では、ヒット作を作る人を天才型と計算型の2種で分けていて、大ヒットを出すのは圧倒的に天才型だと話していたのだけど、松井先生は計算型ながら大ヒットを量産してるのだから本当にすごい。3作ともめちゃくちゃ面白いもんな。
そんな松井先生が、漫画家を対象にした講義に登壇した時の講義録が先の記事。
投稿された時もめちゃくちゃバズってた記憶はあったのだけど、今読み返すと改めてハッと気付かされることが多い。記事の希釈をするのもあれだから、一旦読んで欲しいな。一緒に感化されようよ。
記事の中では、「攻撃力とはセンスや運に頼るもの」で「防御力とは減点項目を減らすこと」という建て付けのもとで、以下に防御力を上げるかを話してる。記事の中では具体的な漫画の書き方を例に挙げながら、どうすれば読者が心理的なコストを下げながら作品を楽しめるかみたいな気配りを色々してた。
この内容が、Podcastとかにも通じるなーってめちゃくちゃ食らった。
というか、受け手がいる創作活動は全般にいえる。美大の作品づくりだってそうだったし。
僕自身ものづくりをする時とかには「わかりやすさ」のバランス感覚に悩むことが多い。わかりやすすぎても単調だし面白さがなくないそうで好きではないのけど、相手が受け取りやすい形にしておくのはめちゃくちゃ大事だなって思う。実際、Podcastではそういう立ち回りをしてたりするし、脳内口外って番組名だったり、音質改善だったり、導線をどう作るかだったり、結構考えてる。これって、僕なりの防御力を上げる行為なんだ。
百発百中で面白い回が収録できるかというと、そうじゃない。そりゃできるようになりたいのだけど。面白さって、松井先生の言葉を借りれば攻撃力。攻撃力にはばらつきがあれど、防御力は高い状態を維持したくて。最低点が常に高い状態でいたい。『鬼滅の刃』で言えば、「全集中・常中」的な。コンスタントに、聞けるもの・受け取りやすいものになっていれば、やがて他のことにも気を配る余裕ができ、攻撃力を上げることもできるし、更に防御力を上げることもできる。
それこそ、記事の中で松井先生が「他人の短所は反面教師として盗みまくれる」と言ってて、めちゃくちゃ納得したし。「マジかよ」っていうアウトプットを見ても、それを笑うんじゃなく、それさえも自分の糧にしたい。人を笑えるほど、まだ自分には余裕がないし。
2/3投稿の脳内口外#3-8にも、この辺の話はすごい通じる気がしてる。
攻撃力・防御力をいかに自分のスタイルの中で維持していくかで、2人がバチバチしてた感じ。いまだにあれを投稿して正解だったのかは考える。
(文責:ミツキ)

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