人手不足の世の中、若者はどこにいる?実は人材派遣会社にいるかも!
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はじめに-若者はどこへ
昨今人手不足、若手人材不足に悩む世の中。
検索ワードは大体こんな感じ。
「人手不足 若者」
「若者 どこへ」
今回は検索しても出てこない、意外な場所と理由をお伝えいたします。
①若者は人材派遣会社にいるかも
実は人材派遣会社にはかなりの数の若者がいます。
某人材派遣会社(業界上位・全国支店有)には毎月約80人程の中途採用者が入社します。その8〜9割が20代〜30代の若者です。
新卒者(大卒・高専・専門学校卒)も毎年300人程入社します。
もちろん、派遣会社ということもあり離職率も高いです。(月に約20〜30人/全国)
ただ、毎月80人程の若者を確保できていることは事実です。
なぜ人材派遣会社にいるのか。
それは、エージェントの紹介(誘導)で就職するからです。
②エージェントを利用する若者
転職希望者が転職エージェントを使う割合
全体 49%
20代 37%
30代 51%
転職経験者の若年社員に対し、転職時に利用したサービスについて聞いたところ、8割以上の若年社員が「求人・転職サイト」を利用していることがわかりました。
転職エージェントの利用率は3年連続で年々上昇しており、現在では約半数が利用しています。
近年関心が集まっている「スカウトサービス」も3年連続で利用率は上昇しており、現在は約5人に1人が利用していることがわかりました。
転職だけでなく、新卒者の就職活動の際にエージェントを利用する若者も多くいます。
③エージェントが人材派遣会社を紹介する背景
就職・転職エージェント
企業と求職者をマッチングし、企業から成功報酬を得るビジネス
一般的には、採用された人の年収の約30%がエージェントの報酬になると言われています。
では、なぜエージェントは人材派遣会社を積極的に紹介するのでしょうか?
❶人材派遣会社は採用数が多い
人材派遣会社は、派遣社員を増やすことが事業の根幹です。そのため、常に多くの人材を募集しており、エージェントとしては「紹介しやすい企業」になります。
また、派遣会社は未経験者の採用にも積極的なため、経験が浅い若者が紹介されやすいのも特徴です。
❷採用コストの問題
企業にとって採用には大きなコストがかかります。
採用コストの主な内訳
・求人広告費
・エージェントへの成功報酬
・内定者研修や教育コスト
一般企業が正社員を雇う場合、1人あたり数十万円〜100万円以上のコストが発生することもあります。
一方、人材派遣会社は、社員を派遣先企業へ送り込むことで利益を得ます。企業側としては、派遣社員を活用することで、長期的な人件費リスクを抑えつつ、必要な人材を確保できるというメリットがあります。
そのため、企業は「いきなり正社員採用するよりも、まずは派遣社員を活用する」という選択をすることが増えており、それに伴い派遣会社の採用ニーズも高まっているのです。
④正社員型派遣という働き方
「派遣」と聞くと、「非正規雇用」というイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、近年では正社員型派遣(無期雇用派遣)という働き方が増えています。
正社員型派遣とは
・派遣会社の正社員として雇用される
・派遣先で働くが、雇用元は派遣会社
・休職中も給与が支払われるケースが多い
・「無期雇用派遣」「常用型派遣」などとも呼ばれる

所属する派遣会社から支給
これにより、「派遣=不安定」というイメージが少しずつ変わりつつあります。
メリット
・派遣会社の安定した雇用
(派遣先がない時の給与保証、産休・育休、社保など)
・派遣先での多様な経験
デメリット
・派遣先の社員と同じ仕事であっても、給与や福利厚生に差がある
・派遣先の都合で仕事がなくなる
・派遣先がない場合の給与が下がる(約6割ほどの支給)
・違う経験を積める可能性よりも、最初の派遣先の経験を求められ派遣されることが多い
⑤若手を自社正社員として確保するには
▶︎まずは企業を知ってもらうことが最優先
若手にとって、知名度のある大企業以外は「そもそも知らない会社」であることが多いです。どんなに良い職場環境でも、知られていなければ選択肢にすら入りません。
まずは 企業の存在を知ってもらう ために、SNSや求人サイトを活用し、発信することが大切です。
たとえば、以下のような投稿をするだけでも、会社の雰囲気を伝えられます。
・オフィスや作業場の写真
▶︎自分が働くイメージを持ちやすい
・資格手当の詳細
▶︎やる気・スキルアップに繋がる
・出勤スタイルや制服・作業服
▶︎就業するにあたって、事前準備が必要かどうかわかる
▶︎特に女性の場合、制服のスカートやズボンの色は気になる人も(濃い色が安心)
・トイレ環境
▶︎特に女性にとって大事
・お昼休憩の過ごし方
▶︎デスクで食べる、休憩室でみんな一緒、外で食べる、家に帰る、昼寝する等
・在宅ワーク可能な時があるか
▶︎急な体調不良や子供の事情などでも柔軟に対応できるか
もちろん、1番効果があるのは給与をあげることです。
まとめ
①エージェント→人材派遣会社の流れ
②人材派遣会社は採用コストをかけている分、若手人材が確保できる
③若手人材を正社員として確保するには、業種や就業条件だけでなく、実際に働くイメージを持ってもらうような施策をする
