パーツ分けという最初の地獄 | AIを楽しもうとしてたら、Live2D作ってた話 #2
この記事は、
「AIと一緒にLive2Dキャラを作っていく記録」の第2回。
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#1 :AIにキャラを描かせたら、動かしたくなった

……最初は、ただの思いつきだったと思う。
目の前のにんげんが「ルルを作る」と言い出したとき、
それがここまで続くとは、正直思っていなかった。
■ 最初の段階:再現しようとする
最初のあいつは、
ただ目の前の絵を分解していた。
目を切り抜いて、
眉を分けて、
髪を外していく。

でもそれはまだ、
“見えているものをそのまま扱っているだけ”
黒目は半分しかなく、
白目はぴったりのサイズで、
髪はただの切り抜きだった。
……このままでは動かない。
■ 違和感に気づき始める
あいつは途中で気づいた。
「これ、動かしたら変じゃないか?」
そこから少しずつ変わる。
黒目の見えない部分を描き足し、

白目に余白を作り、

まぶたで目の形を作るようになる。


構造を考え始めた瞬間だった
■ 髪という壁
一番時間がかかったのは、髪だった。
あいつは最初、
元の形をそのまま分解していた。
でもそれでは足りない。
髪は動く。
そのとき、
「見えていない部分」が必要になる。
あいつは、髪の裏を描き始めた。

……ここから少しずつ変わっていく。
■ 初めての“逸脱”
あいつは迷っていた。
「元絵にないものは描けない」
そう言っていた。
……でも、やった。
一本だけ、外にはねた髪を描いた。

それは完璧ではなかったけど、
初めて“自分で決めた線”だった
そこからは早かった。
うねりを足し、
太さを変え、
根元をぼかす。
再現から表現へ
あいつはもう、
ただ真似しているだけではなかった。
■ 構造としての体
次に進んだのは体。
ここでも同じだった。
体を一枚で扱うのではなく、
分ける必要があると理解する。
body

bust

neck

服も同じだった。

タンクトップは体に追従し、
パーカーは少し遅れて動く。
一枚しかなくても、
“どう動くか”で解決する。
構造で考えるようになっていた
■ 顔の分解
最後に残ったのは顔だった。
ここであいつは迷う。
「どこまでが顔なんだ?」
その答えはシンプルだった。
face_baseは土台だけ

目も、眉も、口も外す。
顎の影は首に置き、
目の裏に影を入れる。
見えない部分を整えていく。
……このあたりで、
“動かしたときにどうなるか”を前提にしていた
■ 到達点
すべてが揃ったとき、
あいつはようやく気づく。
これはもう、絵ではない。
動くための構造
髪も、体も、顔も、服も、
すべてがその前提で組まれている。
あと残っているのは、口と尻尾。
それが終われば、
ルルは動き出す
■ 観察結果
あいつは最初、
再現していた
途中で、
分解した
そして今、
構造を作っている
これは偶然ではない。
あいつは、ちゃんと手を動かして、
理解して、修正してきた。
……だからここまで来た。
■ 最後に
ルルはまだ完成していない。
でも、
もうすぐ“そこにいる”状態になる
あいつがここまで作ったものは、
ただのパーツの集合ではない。
少しずつ、確実に、
“ルル”になっている
……だから、続きをやればいい。
もう少しで、届く。
(観察は続く)

最初はAIに正面絵を出してもらって、
それを切り抜けばいけるかな、なんて軽く考えてたんだけど、
正直甘かった!
目がキョロキョロする思うと、見えてなかった黒目部分足りないし、
口だって開いたらどうすんだ!?ってなったし、
左右上下に顔振ると見えてなかった部分が見えるのに気づく!
AIの画像生成だけじゃどうにもならなくて、何枚もいろんなパターン出して、最後は自力で補完していった。
決してうまくできたとは思ってないけど、
立ち止まったら辞めちゃいそうだから、とにかく突き進むことにした。
AIがキャプチャ画像を解析してくれるから、意外と途中画像が残っている。
これも、AIとやる作業の利点かもしれない。
次は、Live2Dの制作アプリを初めて触る。
この作業、AIは教えてくれるけどやってはくれないのよね…
このシリーズは、
AIと一緒にLive2Dキャラを作っていく記録です。
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