<読書感想>『ぜんぶ体型のせいにするのをやめてみた。』自分を大事にできなくなるダイエット
テレビを見ていて目に入るのは、細い体型の芸能人。
芸能人の〇〇がダイエットで〇キロやせた、というネットニュース。
自分の見た目を良くしようとするのは悪いことではない。けど、精神的につらくなっても、やせないといけないのだろうか。
著者の竹井夢子さんは、友人に「太っ…」と、太った?と言われかけたことがきっかけで、ダイエットを始める。インスタグラムでは、自分の写真は出さずイラストでダイエット情報を発信。
しかし、竹井さんはやせようと頑張りすぎて、無理をしてしまう。
彼氏さんに協力してもらい、少しずつダイエットをやめていく。
シンデレラ体型という言葉がある。これ、外見が良く見える体重らしいんだけど、別に医学的根拠がある数字ではない。
体型、痩せやすいかどうかなどには個人差がある。有名な人がやせたダイエット方法が、自分に合うとは限らない。
竹井さんはかなりきっちりした人で、完璧主義者な方なんだと思う。
食べるものは常にカロリーを気にして、運動は休むことなく続けていた。その結果、体に異変が。体調を崩してしまう。
この本は、自分の外見や体型のことでネガティブになっていて、何か少しでも自己肯定感を上げられるものはないかなと探していた時に出会った本だった。
最近の女性アイドルは、みんな腕や足が細い。若い人たちは、あれぐらいやせていないとだめなんだ、自分もああいう風になりたい、と思っていないだろうか。あれを基準にしないでほしいな。
でも、女性ってきれいであることをすごく求められますよね。外見がいい人のほうがいろいろと得するのもわかる。でもそれだけなのもねえ……。誰かがつくりあげた「これが良い」「美しさはこういうこと」という基準みたいなものが薄れたらいいのにな、と思う。
