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キャリアコンサルタント合格後、最初に出会ってほしい学びの場とは――ピアトレーニング体験会から考える実践の入口

こんにちは。日本キャリア開発協会 公式noteです。
いつもご愛読いただきありがとうございます。

以前、JCDAのピアトレーニングをご紹介しました。

この度、国家資格キャリアコンサルタント試験に合格された方を対象とした【ピアトレーニング特別体験会】を開催しました。

今回はその様子をお伝えしたブログから、改めてピアトレーニングについてお伝えいたします。


合格のその先で、何を学ぶのか――体験会で感じたこと

国家資格キャリアコンサルタントに合格された方々を対象とした、ピアトレーニング特別体験会が開催されました。会場には、達成感とともに、「これからどのように実践していくのか」という問いを抱えた方が多く集まっていました。

ロールプレイングでは、キャリアコンサルタント役、相談者役、オブザーバー役に分かれ、実際の対話を体験します。やってみて初めて、「相手の話を最後まで聴くことの難しさ」や「自分の関わり方の癖」に気づいたという声が多く聞かれました。

頭では理解していたことが、体験を通して少し違った形で見えてくる。その変化が、学びのはじまりになるのかもしれません。

合格はひとつの区切りです。しかし同時に、新たなスタートでもあります。
では、合格したあと、私たちはどこで学び続けていけばよいのでしょうか。
この体験会は、その問いに向き合う時間になっていたように思います。



安心して学び合うとはどういうことか――ピアトレーニングとグランドルール

ピアトレーニングは、同じ立場の仲間とともに学ぶ場です。その中心には、「経験代謝」という考え方があります。相談者が自分の経験を語り、その意味を受け止めていくプロセスを大切にしています。

そして、聴き手である自分自身の内側にも目を向けます。相手の言葉を聴きながら、自分にどのような感情や考えが生まれているのかに気づくことも、学びの一部です。

こうした学びを支えているのが、グランドルールです。相手の話を尊重すること、個人情報を外に持ち出さないこと、相手や自分を決めつけないことなどが大切にされています。また、自分の意見を無理のない範囲で伝えることや、どこまで話すかを自分で決めることも認められています。

では、自分はこれまで、どのように相手の話を聴いてきたでしょうか。
安心して話せる場を、自分はつくれているでしょうか。

ピアトレーニングは、スキルを学ぶだけでなく、関わり方そのものを見直していく場であると感じます。



「出会う機会」をどうつくるか――体験会に込められた思い

今回の体験会は、これまで会員中心だったピアトレーニングの場を、少し広く開く取り組みとして実施されました。その背景には、「まずは体験してほしい」という思いがあります。

合格後、「どのように経験を積めばよいのか」「相談できる仲間はどこにいるのか」と迷う方は少なくありません。そのような状況に対して、実際に学びの場に触れる機会があることは、大きな支えになると感じます。

また、ピアトレーニングは、経験が豊富な人だけの場ではありません。これから学びを深めたい人が参加することに意味があります。その前提があるからこそ、安心して一歩を踏み出すことができます。

では、自分はどのような環境で学び続けていきたいのでしょうか。
ひとりで学ぶのか、それとも仲間と学ぶのか。

今回の体験会は、その選択を考えるきっかけを示しているように思います。そして、キャリア支援者としての成長は、関係性の中で育まれていくことを、あらためて感じさせてくれる機会でもありました。

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