出産前の自分へ。「なんとかなる」は通用しなかった|育児パパ日記 #10
出産前の自分へ。
「なんとかなる」と思っていた自分に、
今ならはっきり言えます。
育児は、そんなに甘くなかった。
「大変だとは聞くけど、なんとかなるだろう」
そんなふうに、
どこか他人事のように思っていた気がします。
想像していたより、ずっと大変だった
でも、実際は違いました。
夜は思ったように眠れないし、
理由も分からず泣き続けることもある。
どうしたらいいのか分からなくて、
ただ抱っこしながら時間が過ぎるのを待つこともありました。
私の母や、妻の母は言っていました。
「夜泣きもほとんどなくて、手のかからない子だった」と。
その言葉をどこかで信じて、
正直、少し油断していたのかもしれません。
でも、現実はまったく違いました。
思っていたよりもずっと泣くし、
抱っこしていないと落ち着かないことも多い。
気づけば、ずっと腕の中にいる時間も長くて、
それが思っていた以上に体にこたえる。
抱っこし続けるだけでも、かなり大変でした。
だから今なら思います。
育児には、気持ちの準備だけじゃなくて、
体力もちゃんと必要なんだと。
「こんなはずじゃなかった」
そう思った夜も、正直、一度や二度ではありません。
それでも、あの時間は特別だった
でもね。
特に新生児の頃は、本当にあっという間だった。
常に余裕がなくて、大変だったはずなのに、
振り返ると、不思議と「いい時間だった」と思える。
どんなに大変でも、
どんなに余裕がなくても、
ふとした瞬間に見せてくれる笑顔で、
全部が少しだけ報われる。
今の自分から伝えたいこと
あの頃の自分に、今ならこう伝えたい。
大変なのは、本当だ。
想像しているよりも、ずっと大変だと思う。
でも、それ以上に、
ちゃんと“意味のある時間”になる。
うまくできなくてもいいし、
完璧じゃなくてもいい。
ただ、目の前の小さな命と、
一緒に過ごす時間を大事にしてほしい。
きっとその積み重ねが、
あとから自分を支えてくれるから。
そしてもう一つ。
一人で頑張ろうとしなくていい。
隣には、同じように頑張っている人がいることを、
忘れないでほしい。
10本書いてきて、やっと少しだけ分かってきました。
育児は「正解を出すもの」じゃなくて、
「一緒に進んでいくもの」なんだと思います。
これからも、きっと悩むし、迷う。
それでも、
あの頃の自分よりは、少しだけ前に進めていると信じて。
そしてもう一つ。
これはあの頃の自分には想像できなかったことだけど、群発頭痛の発作がある中での育児は、
正直、簡単ではない。
それでも、この子の存在に何度も救われてきたのも事実です。
だからきっと、これからも大丈夫だと思える。
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