見出し画像

🎈 保育園にバルーンパフォーマーキャサリンがやってきた!

夏が始まろうとしている、ある日の午後。

保育コンサルタントのホシのもとへ、保育園からゆき先生から相談が届いた。

「園児たちが、思いきりワクワクできる行事をやりたいんです」

季節の行事とは少し違う。

普段の保育園ではなかなか見ることのできないものを見せてあげたい。

その話を聞いたとき、ホシの頭に一人の顔が浮かんだ。

「……あの人なら、おもしろいかもしれない」

以前から知り合いだった、バルーンパフォーマーキャサリン。

さっそく連絡してみると、

「保育園で、ですか?」

電話の向こうの声が少し弾んだ。

「バルーンショーを見せてあげたいんです」

「やってみたいです!」

数日後。

ホシとバルーンパフォーマーキャサリン、そしてゆき先生も同席し、テーブルを挟んで、最初の打ち合わせをしていた。

キャサリンが言った。

「子どもたちが、“次は何ができるんだろう?”って思わず前のめりになるようなショーにしましょう」

「少しずつ動物やお花などが完成させていくんです」

「そうすれば“次は何ができるんだろう”ってワクワクしてくれますね!」

そこから3人は、ショーの流れを考えていった。

園児が飽きない。

小さな子でも見てわかる。

音楽に乗せて、少しずつ完成していく。

そして一つのショーが出来上がる。

さらに打ち合わせは、そこからどんどん広がっていった。

  • 何歳くらいの子どもが見るのか。

  • ショーは何分くらいなら楽しめるのか。

  • 大きな音で驚く子はいないか。

  • 安全に楽しむには、どのくらい距離を取るのか。

「楽しくなると前に出てきますよね」

キャサリンが笑う。

「だから、“盛り上がること”まで想像して準備しておかなきゃですね」

「それなら先生たちも安心して、一緒に楽しめますね」

バルーンパフォーマーのキャサリンの頭の中にはもう、子どもたちの前に立つ自分の姿が見えているようだった。

打ち合わせ🎈

そして当日。

ホールには、何が始まるのかわからなず、ざわざわしている園児たちが集まっていた。

そこへ、カラフルなバルーンを持ったバルーンパフォーマーキャサリンが登場した。

「みんなー!今日は、この長〜い風船が何に変身するか、分かったら、当ててくれる?」

楽しげな声でキャサリンが一本の細長い風船を手に、ゆっくり前へ出る。

キュッ。

キュッ。

キュッ。

風船がねじられる。

さっきまでざわざわしていた子どもたちの視線が、少しずつその手元に集まっていく。

すると――

「わかった!お花だ!」

「正解!」

一つのお花が完成した。

「わあああ!」

大きな歓声がホールいっぱいに広がった。

今度は二本。

次は三本。

色とりどりの風船が、目の前で次々と姿を変えていく。

動物になったり、

大きな花になったり、

帽子になったり、

園児たちは次々形になっていく風船に、立ち上がりそうな勢いで夢中になっていた。

「すごーい!」

「これは何色の風船!」

「あか!」

キャサリンは園児たちを巻き込んでショーを進めていく。

「今度は何になるの!?」

真剣に見つめている園児たちの目はワクワクしている。

一本、風船を手に取るだけで、

”次は何が始まるんだろう”

という空気がホールいっぱいに広がっていく。

後ろから見ていたホシが、小さくつぶやいた。

「すごいな……」

“何かができるんだろう”

“次はもっとすごいかもしれない”

”二つの風船がくっついた”

そんな期待と驚き、そのものを届けていた。

そしてショーが終わ理に差し掛かる頃には、

様々なお花や動物ができている。

それはまるでバルーンの動物園だ。

「今日、楽しかった人ー?」

「はーーーーい!」

何本もの小さな手が一斉に上がった。

バルーンパフォーマーキャサリンは、その景色を見ながら微笑んだ。

💐 🐧 バルーンショー 🐒 🐻

ショーが終わったあと、ホシが声をかけた。

「大成功でしたね」

「子どもたち笑顔でしたね!」

「一本の風船を持っただけで、みんな次を待っていましたよ」

キャサリンは残ったバルーンを片づけながら笑った。

「子どもたちの完成したときの笑顔と驚きの顔も可愛いけど」

「あの瞬間が好きなんです」

「“何ができるんだろう”って見ているときの顔」

その言葉にうなずいた。

保育園の行事は自分たちが発表するだけじゃなく、

夢中になって驚く、笑い心を動かすものでもいい。

そんな時間も子どもたちにとって大切な経験になる。

「また、やりましょう」

キャサリンは笑って答えた。

「もちろんです。次は、もっと驚かせますよ」

一本の風船から始まった、小さな計画。

保育に外の力を少しだけ足してみる。

それだけでいつもの保育園が、

園児たちにとって忘れられないワクワクの舞台になる。


【バルーンパフォーマーキャサリン紹介】

2022年にバルーンアートの全国大会で優勝。
バルーンショーがふるさと納税の返礼品に(大阪府茨木市)
1800件以上の出演件数。

Instagram配信↓↓↓

🎈 バルーンバイク 🏍️



コラボ【2】

花と心のスタイリスト稟心Instagram

花と心を整え、笑顔や人とのつながりを育む活動をしています。

季節の花と親子の時間や自分を大切にする時間をお届けしています。

フラワーレッスンやワークショップ、想いを届けるフラワーギフト、空間装飾などを通して…、「花との関わり方が変わることで、毎日の暮らしが少し豊かになる」ことを目指して活動しています。

💐 花と心のスタイリスト稟心 💐紹介
💐 花と心のスタイリスト稟心 💐

いいなと思ったら応援しよう!

保育志ラボ 保育現場や子育ての中で生まれる「これ、どうすれば?」に向き合うための活動費として次の投稿や新しい試みに使わせていただきます。 応援を力に考えるきっかけや実践につながる投稿を増やしていきます。

この記事が参加している募集