見出し画像

♠︎5 悔しさも大事な気持ち

秋晴れの園庭
3歳児クラスのミニ運動会ごっこ

「よーい どん!」

みんなが全力で駆け出し
走り終えた子どもたちは
園庭の端で笑い合っている

…その中で
ひとりだけ涙をポロポロ流すAちゃん

保育者がしゃがんで聞くと

「2番じゃやだー!
1番がよかったのー!」

小さなAちゃんの
大きな悔し涙

それを見ていた保育者が

「もう一回やった方がいいかな」
と悩む姿に主任が

「Aちゃんが満足するまでやるの?
他の子たちの気持ちや流れも崩れてしまうんじゃない」

「“泣いちゃだめだよ”と伝えるのは可哀想だし」

「そうね
感情を処理できないまま
心にため込む危険もあるもんね」

「“悔しかったんだね”って
まず気持ちを聞いてあげましょう」

保育者は返事をした後
Aちゃんに近づき
「“走ってる姿かっこよかったよ”」と
頑張ったことを伝えた

Aちゃんは今日は2番だった
でもその涙の中には

“もっと頑張りたい”気持ちが
ちゃんと育っている


今日の投稿

過去投稿


いいなと思ったら応援しよう!

保育志ラボ 保育現場や子育ての中で生まれる「これ、どうすれば?」に向き合うための活動費として次の投稿や新しい試みに使わせていただきます。 応援を力に考えるきっかけや実践につながる投稿を増やしていきます。