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コロナパンデミックに潜む世界の闇⑦ ~ビル&メリンダ・ゲイツ財団~

【前回⑥の内容】

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1.ゲイツ財団、パンデミック直前にビオンテック株に投資

2023年2月1日、アメリカ人ジャーナリストのジョーダン・シャッチェルJordan Schachtelは自身のウェブサイトで、次の記事を公開した。

ビル・ゲイツ氏は、自身の財団が、mRNAコロナワクチンのファイザー社パートナーであるビオンテックに完璧なタイミングで投資し、数億ドルの利益を確保したが、その後、方針を劇的に転換し、mRNA技術全体に公然と疑問を投げかけ始めた。
2023年02月01日 The Dossier
Once an mRNA evangelist, Gates now dismisses the technology as inferior, after banking a 15x return on investment.

この記事では「パンデミック直前の2019年8月30日、ビル&メリンダ・ゲイツ財団Bill & Melinda Gates Foundation)が、独バイオ企業 ビオンテックBioNtech)の未公開株式に対して、1株あたり18.10ドルで、総額5,000万ドルを出資していたことが、米国証券取引委員会に提出した報告書から明らかになった」と報じている。

この書簡契約は、ワシントンの非課税民間財団である慈善信託であるビル&メリンダ・ゲイツ財団(以下、「財団」と呼ぶ)が、Societas Europaea の BioNTech SE(以下、「当社」、かかる株式を「財団株式」と呼ぶ)の普通株式に 1 株当たり 18.10 ドル5,500 万ドル(以下、「財団投資」と呼ぶ)を投資することに関連して締結されるものであり、これにより、かかる株式は、関連する契約上の取り決めに基づき、財団と当社が合意する形式の当社の株主間契約の修正によって確立される特定の優先権を享受します。

Strategic Relationship between the Bill & Melinda Gates Foundation and BioNTech SE
(冒頭部抜粋のgoogle翻訳)


ビオンテックは、2020年12月にmRNA技術を用いた新型コロナワクチンのCOMIRNATY(コミナティ)を米国ファイザーと共同開発した企業である。

ドイツ企業 ビオンテック(BioNtech)

mRNA技術とは、もともと1980年代にロバート・W・マローンRobert W. Malone)博士によって発明された技術であった。mRNAワクチンにも応用しようと長年研究が続けられてきたが実用化まで至らず、新型コロナパンデミックをきっかけに、緊急使用許可がようやく下りたという経緯がある。

mRNA技術の発明者 ロバート・W・マローン(Robert W. Malone)博士


2.ゲイツ財団、ビオンテック株を最高値付近で大量売却

ゲイツ財団は、ワクチン接種開始後、ビオンテックの株価が最高値を迎えた2021年の第3四半期に1株あたり約300ドルで売却し、約2億6,000万ドルの利益を稼ぎ出している。

ビル・ゲイツ、ビオンテック株売却で巨額の利益を得た後、コロナワクチンの有効性を否定
2023年01月27日 the Defender
Bill Gates — After Reaping Huge Profits Selling BioNTech Shares — Trashes Effectiveness of COVID Vaccines
mRNAワクチン企業ビオンテック(BioNtech)の株価チャート
ビオンテック(BioNtech)の株価チャート

ビル・ゲイツは、コロナパンデミックの直前にビオンテックへの投資によって、わずか2年間で15倍以上の利益を稼ぎ出したことなる。

そしてこの投資は、非課税民間財団であるゲイツ財団を通じて実行されているため、ほとんどの利益(2億4,200万ドル分)は非課税であった。

またビル・ゲイツは、2021年の第4四半期には、mRNA治療薬を扱っている独バイオ企業 キュアバック(CureVacの株式140万株を売却し、推定5,000万ドルを稼いだと見られている。

ドイツ企業 キュアバック(CureVac)
mRNA治療薬企業キュアバック(CureVac)の株価チャート
キュアバック(CureVac)の株価チャート

なお、ビル・ゲイツが両社の株式を売却した後、2022年8月にキュアバックは、mRNA技術の特許権を侵害されたとしてビオンテックを提訴している。

CureVac、mRNA技術をめぐりBioNTechを提訴
2022年08月09日 NATURE
CureVac sues BioNTech over mRNA technology


3.ビル・ゲイツ、mRNAの伝道師から反対派に急変

ビル・ゲイツは、パンデミック開始以降2021年途中まではmRNAワクチンについて、次のように語って大絶賛していた。

  • 人類が今年(2020年)、コロナウイルスに対して成し遂げた進歩ほど、1年でどんな病気に対しても進歩を遂げたことはない。

  • mRNAワクチン技術がCOVID-19に対する前例のない進歩を可能にした。

  • mRNAワクチンができて、このパンデミックに終止符が打たれる。

  • mRNAが今後5年間でワクチンのゲームチェンジャーになる。

COVID-19:科学者らはワクチンでパンデミックを制御できると述べ、ビル・ゲイツ氏は「終わりは来る」と楽観的
2021年04月23日 SkyNews
COVID-19: Scientists say vaccines could control pandemic, as Bill Gates optimistic 'the end will come'

しかし、全世界で急激にワクチン接種が進み始め、すでに70億回以上の接種が終わった頃から、ビル・ゲイツmRNAワクチンに対して、次のように懐疑的な見解を語り始めるようになった。なお、ゲイツ財団ビオンテック株、キュアバック株の売却により巨額の利益を得たのもほぼ同時期である。

  • 感染を阻止するワクチンはなかった。

  • 健康に役立つワクチンはあるが、感染をわずかに減らすだけだ。

  • ワクチン接種には新たな方法が必要だ。

そして、過剰な程に厳格なロックダウンを繰り返し、全国民へのワクチン接種を狂ったように強制的に推し進めたオートラリアやニュージーランドを引合いに出して、両国の政策を称賛した。


4.ゲイツ財団とFDAの関係

アメリカにおいて、医薬品やワクチンに対する許認可権を有する規制当局は、食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administrationである。

2017年6月、ゲイツ財団FDAは「世界的な公衆衛生の向上を支援する科学的進歩のための技術協力協定」を締結した。

食品医薬品局 (FDA) とビル&メリンダ・ゲイツ財団 (BMGF) (それぞれ「当事者」、総称して「両当事者」) は、世界的な公衆衛生の向上を支援する規制科学および規制能力の構築に関する科学的進歩に関心を共有しています。この覚書 (MOU) は、FDA と BMGF の協力体制を確立し、相互に合意した既存および新規のプログラムや活動を促進し、医療製品のイノベーションを刺激、促進し、医療製品の開発を可能にすることで公衆衛生を改善するという共通の目標を達成します。
2017年6月27日 FDA MOU 225-17-019
FDAとゲイツ財団が世界保健イニシアチブで提携する協定に署名
2017年07月05日 Inside Health Policy
FDA, Gates Foundation Sign Pact To Partner On Global Health Initiatives

またゲイツ財団は、規制当局であるFDAを退職した官僚を大量に受け入れているが、ゲイツ財団の科学諮問委員会であるマーガレット・ハンブルグ(Margaret Hamburgもその1人である。

6年間に渡ってFDA長官を務めた
ゲイツ財団の科学諮問委員 マーガレット・ハンブルグ(Margaret Hamburg)

彼女は、民主党オバマ大統領の指名を受けて2009年5月から2015年4月までの6年間に渡ってFDA長官を務めた人物である。在任期間は史上2番目の長さで、史上2人目の女性長官である。

また1989年5月から1990年5月まで国立アレルギー・感染症研究所NIAID)の副所長として、アンソニー・ファウチ所長の下で働いた経験も持つ。

NIAID所長を30年以上務めた アンソニーファウチ(Anthony Fauci)

また、ゲイツ財団の薬事法務部門の副部長マレー・ランプキン(murray Lumpkinも24年間にわたってFDAで勤務した経験があり、FDA長官のシニアアドバイザーを務めている。

24年間のFDA勤務経験を持つ
ゲイツ財団の規制業務担当副部長 マレー・ランプキン(murray Lumpkin)

【⑧に続く】

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