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自分の最期を考えたら、今日を雑に生きられなくなった――過去を意味に変え、最期から「生きたい未来」を選ぶ、今日を積み重ねる――

先日、田坂広志さんのある講話を聴いていて、こんな話が出てきました。

人は必ず死ぬ。
人生は一回しかない。
そしていつ死ぬかは、誰にもわからない。

当たり前すぎて普段は意識しないことだけど、
改めて突きつけられると、
今日という一日の重みが少し変わった気がしました。


また三日坊主で終わるところだった


正直に言うと、僕はこれまで何度も同じことを繰り返してきた人間です。


「よし、明日から運動するぞ」
「今度こそ続ける」


決めた瞬間はいつも本気なのに、
気づけば1週間、長くて1ヶ月で自然消滅している。


買ったのに読んでいない本が本棚に並んでいくのと、同じ感覚。


でも、
去年の7月末に始めた朝散歩は、気づけばもう1年続いている。


お酒を控えるのも、
腹八分目にするのも、
筋トレも、
同じように続いている。


今までと何が違ったんだろう、と考えてみました。


100歳の誕生日を思い描いたら、「今のままじゃ無理だ」と気づいた


僕は最近、自分の100歳の誕生日をよく思い描きます。

100歳まで健康で、パワフルに、自分の天命を生きていたい。
誰かに支えられてじゃなくて、自分の足でしっかり歩いていたい。

そう思い描いたとき、一つの問いが浮かんだんです。

「今のままの生活習慣で、本当にそこへたどり着けるだろうか」

「いや、無理。」


正直、即答でした。


その問いに答えるように、朝の散歩や筋トレが続くようになった。
理由はたぶん、単に「健康になりたいから」じゃない。


健康は、僕にとって目的ではないのだと思います。


1日は24時間しかなくて、人生にもいつか終わりが来る。


だからこそ、
自分が本当にやりたいことに向き合える時間を、
少しでも長く持っていたい。


僕はそれを、勝手に「健康時間」と呼んでいます。健康は、大切な人と笑顔で過ごし、やりたいことを続けるための手段なんだと捉えていて。

100歳の自分を思い描いたことで、
今日の習慣の意味が、初めて一本につながった感覚。


一度に劇的に変わったわけじゃない。


朝に30分歩く。
お酒を1杯に抑える。
腹八分目で箸を置く。


地味な選択を毎日重ねただけ。


それでも1年続くと、
もう「習慣」というより自分の一部になってきている。


ゴールがあると、息抜きの意味も変わる


これは「みんなも100歳を目指しましょう」という話じゃない。
人それぞれに考えがあって当然だし、そこに正解はないと思っています。


大切なのは、いつ終わるか分からないからこそ、

自分は人生の最期まで、どう生きたいのか。

を自分なりに描くことだと思っています。

その未来が、今日の選択を変えるきっかけになる。


お酒も、ゲームも、息抜きも、決して悪いものではない。
むしろ、人生には必要だと思う。


マラソンの給水ポイントと同じで、ゴールがあるからこそ、
ひと息つくことも「また走り出すための時間」になる。


ウサギとカメの話でも、
ウサギは昼寝をしたこと自体が悪かったわけではない。
自分のゴールではなく、カメの位置ばかりを見て、
ゴールを見失ったことが問題だったのではないだろうか。


最期は、死ぬ瞬間の話だけじゃない


人生の最期って、
死ぬ瞬間だけの話じゃないなと、最近思うようになりました。


自分のお葬式で、どんな言葉をもらいたいか。
夫婦として、最後までどうありたいか。
仕事を終えるとき、次の世代に何を残せているか。
お金も、いくら残したか以上に、何のために稼ぎ、
何のために使ったかが大切なのかもしれないなと。


僕は教育の仕事を25年近くやってきて、
今も「自分がいなくなったあと、何を残せたか」をよく考えます。


教えた内容そのものよりも、
関わった人が、自分の足で自分の人生を歩き始めているか
僕にとっては、こちらのほうがずっと大切なんです。


そして、人生の最期から振り返ると、過去の見え方も少し変わってきます。


過去にあった失敗や遠回りを、
無理に「良かった」と思い込む必要はないと思う。

それでも、時間をかけて振り返る中で、

あれがあったからこそ、今の自分がいる。今、こうして人と関われている。

と思える瞬間が、ようやく僕も出てきた。


今回の考えを深めてくれた2冊


今回の記事を書くきっかけになったのは、田坂広志さんの講話でした。


今週は、田坂さんの著書『運気を磨く――心を浄化する三つの技法』もあわせて読みましたので、紹介させてください。

人生に起きる出来事をどう受け止めるのか。
過去の失敗や遠回りを、どのように人生の意味へと変えていくのか。

今回書いた、
「あれがあったからこそ、今こうして人と関われている」
という考えを、さらに深く見つめるきっかけをもらった一冊です。



そして、もう一冊が、
ダレン・ハーディーさんの『複利効果の生活習慣』です。


大きな変化は、ある日突然起きるのではなく、
日々の小さな選択の積み重ねによって生まれていく。

朝に30分歩く。
お酒を1杯に抑える。
腹八分目で箸を置く。

今回の記事で書いた
「最期から未来を選び、その未来にふさわしい今日を積み重ねる」
という考えを、具体的な習慣へ落とし込むうえで、
多くの気づきをもらった一冊です。


どちらも、知識として読んで終わるのではなく、

自分は、今日から何を変えるのか。

を考えさせてくれた本でした。

※この記事にはAmazonアソシエイトリンクが含まれています。



今日を、雑に生きられなくなった


最期から「生きたい未来」を選び、
その未来にふさわしい今日を、一つずつ積み重ねる。


それだけで人生が劇的に変わるわけじゃない。


でも、
今日30分歩く。
今日は少し早く寝る。
今日ひとこと、大切な人に感謝を伝える。


描いた未来は、そんな小さな今日の積み重ねの先にしかないのだと思う。

あなたは、自分の人生の最期に、どんな姿を思い描きますか。

今の生活や習慣は、その未来につながっていますか。

そして、今日から一つ変えるとしたら、何を選びますか。

よかったら、コメントで教えてください。


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