情報に老いる2|詩 ― 安心を求めて不安に沈んでしまう
あれもこれも知らなきゃ、と焦る日。
たくさんの情報を知るほど、安心できるはずだった。
それなのに息苦しくなるのはなぜだろう。
「知ること」と「知らなくていいこと」の距離が、うまくつかめない。
その境界線の上で揺れる中で。
情報に老いる2
すべての情報を知ろうとするほど、心は落ち着かなくなる。
不安から情報を集め、安心を探せば探すほど、
本当に大切なことは見えなくなっていく。
安心を求めて、
いつのまにか不安の沼に沈んでしまう。
必要なことは、思っているよりずっと少ない。
何かを知らないままでいられる心。
知らなくてもいいと、自分を許せる静けさ。
それは、ひとつの贅沢な在り方だと思う。
二元論でいえば、
「知らないことは罪」だと言われる。
「知ることは罰」だとも。
知らなければ置いていかれる。
知らないと損をする。
知らないと、間違う。
そんな声に押されて、私たちは情報の滝の前で立ち尽くす。
無数の価値観、正義、分析、熱狂、憶測……
どれも濁流のように流れてくる。
その滝の中で、
「これは自分の感覚なのか?」
「誰かの価値観に飲まれた声なのか?」
そんな区別も曖昧になっていく。
だからこそ、
知らなくてもいい領域を持つことは、自分を守ることだ。
本当の贅沢は、
心が満ち足りている状態のこと。
それは、
何かを手に入れた瞬間ではなく、
「これでいい」と思える一瞬に、
そっと宿るものなのなのかもしれない。
必要な情報は、あなたの内側が知っている
すべての情報を追う必要はない。
必要な情報は、不思議とあなたの生活の中に勝手に届く。
関わる人や環境、今のあなたの関心が導いてくれる。
だから、焦らなくていい。
知らないことは欠落ではなく、
これから何かが入る余地であり、
心の余白でもある。
おわりに
こんばんは、ノクスです。
皆さん、今日も一日お疲れ様です☕️
最近は仕事で少しばたつき、なかなか書けませんでした。
けれど、来週からまた一つテーマを決めて、
小さな詩のシリーズを書いていこうと思います。
ゆっくりと、静けさの中で。
また読んでもらえたら嬉しいです🌿
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