違う意味で怖いミステリー_俺ではない炎上 / 浅倉秋成
のこのこbeer🍻です。
今回は違う意味で怖いミステリーです。
テーマはズバリ「炎上」。
現代社会に巣食うネットの怖さもあるミステリーとなっておりますので、興味も持っていただけたら、まず記事を読んでいただけると嬉しいです。
これから本を読む方も既に読んだ方も見ていただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
俺ではない炎上 / 浅倉秋成
作者
浅倉 秋成さん
生年月日:1989年11月8日
出生地:千葉県
最終学歴:早稲田大学文学部卒業
主な受賞歴:第22回本格ミステリ大賞<小説部門> 『六人の嘘つきな大学生』
以前、紹介させていただいた「六人の嘘つきな大学生」の作者です。
映画にもなった有名作品ですね。
また最近知った余談ですが、お笑いコンビ「レインボー」ジャンボたかおさんと高校時代の同級生で、当時はお笑いコンビを組んで「ハイスクールマンザイ」に出場した経験があるとの事です。
ジャンボたかおさんは、当時の相方だった浅倉秋成さんのことを「今、小説家としてバク売れしている」とテレビで語っていました。
両人とも有名人だなんて凄いですよね!!
ちなみに「レインボー」のもう一人池田直人さんは、以前おばたのお兄さんとお笑いコンビ「ひので」を組んでいたそうです。
不仲での解散し、今のレインボーを結成したとの事。
失礼、余談が過ぎましたね。。。
概要
単行本発売日:2023年5月24日
文庫本発売日:2024年6月12日
出版社: KADOKAWA
その作品の主な受賞歴:第7回未来屋小説大賞 第2位
物語のあらすじ
外回り中の営業部長・山縣泰介に、会社から緊急の電話が入る。
「とにかくすぐ戻れ!」――なんと泰介が「女子大生殺害犯」であるとされ、すでに実名と写真付きでインターネット上に素性が晒され、大炎上しているという。
SNSで犯行を自慢していたという別人格のアカウントが、なぜか泰介のものと誤認されてしまったらしい。
一時の混乱だと楽観視していた泰介だったが、成りすましは巧妙で、会社も、友人も、家族でさえも、誰も彼の無実を信じてくれない。
ほんの数時間の間に、日本中の人間が敵となり、あらゆる人々から追いかけられる身となった泰介は、絶望的な状況の中、必死の逃亡を続ける。
果たして、泰介はどのようにしてこの前代未聞の炎上から逃れ、自身の潔白を証明することができるのか。
そして、巧妙な罠を仕掛けた真犯人の目的とは――。
感想
タイトルにも書きましたが、違う意味で滅茶苦茶怖い作品です。
昨今、ニュースにもなる炎上が自分の知らない場所で起こる怖さ、小説を読み進めていくとひしひしと感じます。
身に覚えのない事なので、最初は楽観視していますが、徐々に恐怖に包まれて最後は恐怖に怯えます。
たった数時間で人生が一変してしまう、現代社会が抱えるネットの怖さが詰まった作品です。
炎上の話はここまでとし、巧妙な罠を仕掛けた真犯人を追っていくストーリーが面白いです。
こちらにミステリーの要素があり、最後はあっと驚く展開となります。
トリックが素晴らしいのでまだ読んでいない方は是非ともご覧になってください。
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