次から次へとどんでん返しがやってくるミステリー小説_録音された誘拐/阿津川辰海
今回は「次から次へとどんでん返しがやってくるミステリー小説」を紹介させていただきます。
どんでん返しを味わいたい方には本当にオススメの小説となっています。
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『録音された誘拐/阿津川辰海』
作者
阿津川辰海さん
生年月日:1994年
出生地:東京都
最終学歴:東京大学文学部卒業
主な受賞歴:
2017年 第57回メフィスト賞『名探偵は嘘をつかない』
2024年 本格ミステリ大賞〈小説部門〉『録音された誘拐』
以前、良作クローズドサークルで紹介させていただいた作家の方です。
概要
単行本発売日:2023年6月14日
文庫本発売日:2025年4月10日
出版社:光文社
主な受賞歴:
第24回 本格ミステリ大賞〈小説部門〉受賞(2024年)
「このミステリーがすごい!2024年版」国内編 第4位
「週刊文春ミステリーベスト10」2023年 国内部門 第3位
物語のあらすじ
誘拐されたのは探偵。
家族の危機を救うのも探偵。
謎めいた依頼を受けたのも探偵――誘拐犯に立ち向かうのも探偵。
大野探偵事務所の所長・大野糺が誘拐された!?
耳が良いのがとりえの助手・山口美々香は様々な手掛かりから、微妙な違和感を聞き逃さず真実に迫るが、その裏には15年前のある事件の影があった。
誘拐犯VS.探偵たちの息詰まる攻防、二転三転する真相の行方は……。
どんでん返しに次ぐ、どんでん返し!
新世代本格の旗手が描く、令和の逆転ミステリー開幕。
"本当に騙されていたのは誰だ?"
感想
さすが阿津川さんと感じる、緻密なストーリーが良い作品だと思います。
まず「探偵が誘拐される」という逆転の構図が斬新。
また助手の山口美々香の“耳の良さ”を生かした推理スタイルも斬新です。
聴覚を武器にする探偵という新しい切り口もあまり見ない設定だと思います。
小説なので音は聞こえませんが、台詞の一つひとつに意味があるので、何度もハッとさせられたり、少し戻って読み返してしまうような緻密なストーリーです。
事件は・・・ですが、その後に・・・。そして・・・・・・。
最後まで何が起きるのか?誰が騙されているのか?怒涛の展開に読み進める手が止まらない事、間違いないと思います。
最近文庫化した本ですので、まだ読んでいないミステリー好きの方には、是非とも手に取って欲しい作品です!!
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