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ラスト1ページですべてがひっくり返る短編ミステリー集_いけない/道尾秀介

今回はラスト1ページで全てがひっくり返る短編ミステリー集の紹介です。

ちょっとした時間で読めてどんでん返しが味わえる面白い作品。
短編の最後にその物語に関連する写真が載っていますが、その写真が・・・「あれっ?」「ちょっと待って?」と文章に戻ってしまう・・・、そんな感じの作品です。

これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。

以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。


『いけない/道尾秀介』


作者

道尾秀介みちお しゅうすけさん

  • 生年月日:1975年5月19日

  • 出生地:兵庫県芦屋市

  • 最終学歴:玉川大学農学部卒業

  • 主な受賞歴:

    • 第5回ホラーサスペンス大賞特別賞(『背の眼』)

    • 第7回本格ミステリ大賞(『シャドウ』)

    • 第12回大藪春彦賞(『カラスの親指』

    • 第23回山本周五郎賞(『光媒の花』)

    • 第144回直木賞(『月と蟹』)


概要

  • 単行本発売日:2019年7月10日(文藝春秋)

  • 文庫本発売日:2022年8月3日(文春文庫/文藝春秋)

  • 出版社:文藝春秋


物語のあらすじ

★ラスト1ページですべてがひっくり返る。
話題の超絶ミステリーがついに文庫化!

各章の最後のページに挟まれた「写真」には、
物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。
2度読み確実! あまりの面白さが大反響をもたらした、
道尾秀介渾身の超絶ミステリー。

第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」
→自殺の名所が招く痛ましい復讐の連鎖。
第二章 「その話を聞かせてはいけない」
→少年が見たのは殺人現場? それとも……。
第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」
→新興宗教の若き女性幹部。本当に自殺か?
終 章 「街の平和を信じてはいけない」
→そして、すべての真実が明らかに……。

騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。


感想

直感的な事を言うと「今までにない新感覚の読書体験」が味わえる作品。

写真が組み込まれる構成は非常に斬新で、読み進めるうちに何度も見返したくなる仕掛けが施されています。
なので短編集ですが、読むのに時間がかかります。
そして読んだ後は作品について、誰かと話したくなること間違いないでしょう。

本の構成だけでなく文章も秀逸で、結末に至るまでの展開が予想外で、強く惹き込む力が感じられます。

また人間の心の奥底に潜む影や弱さを浮かび上がらせる点も印象的で、驚きと余韻の両方を味わえる一冊です!!

まだ読んでいない方は是非とも手に取って欲しい作品です。

続編『いけないII』

「真実を解き明かせるのはあなただけ」

小説を超えた〈体験型ミステリ〉第2弾!

【本書の楽しみ方】
1まずは各章の物語をお楽しみください。
2各章の最終ページには、ある写真が挿入されています。
3写真をみることで、それぞれの〝隠された真相〟を
発見していただければ幸いです。

前作をはるかに凌ぐ“どんでん返し”と“伏線回収”。
「写真」の真相を見抜いたとき物語は一変する。
前作は累計40万部突破!

道尾秀介が仕掛ける体験型エンタメの金字塔、再び。

第一章「明神の滝に祈ってはいけない」
⇒行方不明になった姉を探す妹がたどり着いた「願いを叶える滝」。
その代償とは――。

第二章「首なし男を助けてはいけない」
⇒夏祭りの日、親に内緒で肝試しを計画する少年たちは、引きこもりの伯父さんから奇妙な「首吊り人形」を借りる。

第三章「その映像を調べてはいけない」
⇒前の晩に息子を殺したと自白する年老いた容疑者。
しかし遺体は見つからず、捜査は暗礁に乗り上げるが……。

終章「祈りの声を繋いではいけない」
⇒前作を超える、驚愕のラストがあまたを待ち受ける!

*『いけない』と『いけないII』に物語上のつながりはありません。

どちらから読んでも楽しめます。


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