最後にすべてが繋がる、優しさに満ちた詐欺師たちの傑作_カラスの親指/道尾秀介
今回は「最後にすべてが繋がる、優しさに満ちた詐欺師たちの傑作」の紹介です。
波乱万丈な作品ですが、最後にやってくる爽快感がなんとも言えない作品となっています。
これから本を読む方も既に読んだ方も見ていただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『カラスの親指/道尾秀介』
作者
道尾 秀介さん
生年月日:1975年5月19日
出生地:兵庫県芦屋市
最終学歴:玉川大学農学部卒業
主な受賞歴
2004年 - 『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞
2007年 - 『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞を受賞
2009年 - 『カラスの親指 by rule of CROW's thumb』で第62回日本推理作家協会賞を受賞
2010年 - 『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞を受賞
2011年 - 『光』で第24回山本周五郎賞を受賞
2012年 - 『月と蟹』で第144回直木三十郎賞を受賞
2013年 - 『だれかのいとしいひと』で第26回柴田錬三郎賞を受賞
2019年 - 『N』で第32回山本周五郎賞を受賞
概要
単行本発売日:2008年7月23日
文庫本発売日:2011年7月15日
出版社:講談社
その作品の主な受賞歴:第62回日本推理作家協会賞受賞
物語のあらすじ
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。
ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。
やがて同居人は増え、5人と1匹に。
「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?
息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。
道尾秀介の真骨頂がここに!
最初の直木賞ノミネート作品、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。
感想
詐欺師たちの物語。
なので絶対に騙されると思って読み進めてください。
結果、どうなるでしょうか?
想像以上に騙されると思います!でも爽快です!!
そして優しさに包まれます。
危険な場面や緊張が走る場面、憤りを感じる場面など多々ありますが、読み終わった後の爽快感はとても良く、とても印象に残る作品です。
緻密な構成と張り巡らされた伏線に惹き込まれる作品です。
人間心理の描写が鋭く、読後も余韻が残る作品です。
中盤から最後にかけては一気読み必須の作品となっています。
当時、学生だった息子にも勧めた作品でもあるので、未成年の方にもオススメしたい一作です。
まだ読んでいない方は是非とも手に取って欲しいです!!
関連作品
ちなみにこちらの作品も阿部寛さん主演で映画化されています。
個人的には村上ショージさんのテツがハマり役で良かったと思います。
【映画】カラスの親指
公開日:2012年11月23日
キャスト:
武沢竹夫(タケ):阿部寛さん
入川鉄巳(テツ):村上ショージさん
河合やひろ:石原さとみさん
河合まひろ:能年玲奈(のん)さん
石屋貫太郎:小柳友さん
質屋の店主:ベンガルさん
ヒグチ:鶴見辰吾さん
ノガミ:古坂大魔王さん
【続編】カエルの小指
また小説にも続編も出ています。
こちらも面白いです!
こちらは私も読みました!
完全な続編なのでまずは「カラスの親指」を読んでから、「カエルの小指」を読むことをオススメします。
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