【第316回】 Marketing Cloud Next : Marketing Performance 新機能 夏 '25
Marketing Cloud Next(Marketing Cloud Growth & Advanced Edition)の Summer '25 の新機能リリースで、マーケティングパフォーマンスを強化する新機能「送信」タブが追加され、マーケターがキャンペーンの成功要因や課題を深く分析できるようになりました。このツールは、効率的な意思決定を支援し、より効果的なマーケティング戦略の構築に寄与します。
以前、マーケティングパフォーマンスの基本についての記事を公開しておりますので、そちらもぜひご確認ください。
キャンペーン分析の強化
新たに提供されたダッシュボードを活用すると、以下が可能になります。
失敗原因の特定:メール配信が失敗した原因を、具体的な指標をもとに深掘り。
キャンペーン比較:パフォーマンスの高いキャンペーンと低いキャンペーンを比較分析。
改善施策の立案:詳細なデータに基づいた効果的な改善プランの策定。




さらに、各キャンペーンレコードには「配信率ダッシュボード」が統合されており、キャンペーンごとの送信メールの配信率を一目で把握できます。この機能により、課題を迅速に特定し、的確な改善アクションを実行できます。




コンテンツ分析の進化
各メール、SMS、WhatsApp、トラッキングリンク、ランディングページのパフォーマンスをコンテンツ上から、直接追跡できるようになりました。以下のメリットが得られます。
オーディエンスのエンゲージメント把握:コンテンツごとの反応を詳細に分析。
動的コンテンツの評価:バリエーションの効果を検証可能(リピーターコンポーネントの評価は対象外)。
この「マーケティングパフォーマンス」タブは、コンテンツレコードのプロパティ内のタブからアクセスできます。これにより、マーケティング活動の透明性と効率性が向上し、次のキャンペーンに役立つ貴重なインサイトを獲得できます。


権限セット
これらの機能にアクセスするには、以下の権限セットが必要です。
「Tableau Next Included App Business User」(日本語名:Tableau Next 付属アプリケーションビジネスユーザー)権限セット

この権限セットを持つユーザーのみが「マーケティングパフォーマンス」タブにを表示し、アクセスできます。
表示エラーが発生した場合の対処方法
環境によっては、以下のような表示エラーが発生することがあります。この場合、「マーケティングパフォーマンス」機能の再インストールで問題が解消する可能性があります。ちなみに、再インストールを行っても、過去のデータには影響を与えません。

再インストール手順
1. 設定画面からインストールを削除する
設定の検索で「マーケティングパフォーマンス」と入力し、「Marketing Performance」タブを選択したら、画面右上に表示される「削除」ボタンをクリックします。

2. インストールを再実行
削除が完了すると、「インストール」ボタンが再びアクティブになります。これをクリックして再インストールを行ってください。

いかがでしたでしょうか。
最後にマーケティングパフォーマンスを使用する際の注意点をお知らせしておきます。
ダッシュボードの内容やレイアウトをカスタマイズできません。
この機能を利用すると Data Cloud クレジットを消費します。
今回は以上です。
