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【第372回】 Marketing Cloud Next : セグメントのプレビュー機能が新登場

Marketing Cloud Next(Marketing Cloud Growth & Advanced Edition)では、セグメント画面から含まれるデータをプレビューできる新機能が登場しました。この機能は Data Cloud の 9 月リリースの一部で、いよいよ画面上で利用できるようになりました。

このプレビュー機能には、Tableau Prep に着想を得た Data Lens コンポーネント が搭載されています。特徴は主に以下の 2 つです。

  1. デフォルトビュー

    • 各項目に含まれる null(no data)や値の分布(全体の何パーセントか)を自動集計・可視化

    • データ品質やセグメント精度の確認を迅速に行える

  2. グリッドビュー

    • データをレコード単位で一覧表示

    • 長い値や複雑なデータも確認可能

プレビューは最大 1,000 行の表示と、100 万件までのプロファイリングをサポートしており、データセットからランダムにサンプリングを行います。そのため、フィルタのテストや結果の確認、微調整を安心して行えるほか、試行錯誤によるコストも削減できます。

さらにポイントとなるのが 「公開不要」 である点です。セグメントをまだ公開していない状態でもプレビューできるため、作業効率が向上します。

Q:どこからアクセスする?
Data Cloud の機能マネージャーで有効化することで、セグメント条件を作成する画面の右上に 「プレビュー」ボタン が表示されます。

Tips:画面を確認する前に、Data Cloud 設定 で「機能マネージャー」を検索して、セグメントプレビュー機能を「有効化」してください。


① デフォルトビュー

メリット:
各列にどのような種類のデータが存在しているのか、データがおおよそいつ作成されたのか、null(no data)を含むレコードはどれか、といった点を確認できます。そのため、異常な値がないか、また null を除外して問題ないかを簡単に判断できます。
さらに、種類として表示されたデータをクリックすると、下部の表形式の内容が自動的に絞り込まれるため、興味のある値だけをすぐに確認可能です。

デメリット:
セル幅を調整できないため、Unified Individual Id のように値が長い場合は、1 レコードずつマウスオーバーして内容を確認する必要があります。ただし、表示されていなくてもコピー&ペーストは可能です。


② グリッドビュー

セル幅を自由に調整できるため、長い値でもしっかり表示できます。デフォルトビューと表示内容が連動しているため、まずデフォルトビューで全体を確認し、その後グリッドビューで幅を調整するといった使い方ができます。


項目リストビュー

デフォルトビューやグリッドビューで表示する項目と非表示にする項目を決定でき、必要なデータに絞って効率的に確認できます。


消費クレジットについて

この機能は追加ライセンス費用なしで標準有効化されており、処理した 100 万件あたり 2 クレジット が課金されます。


いかがでしたでしょうか。

今回紹介した機能は Winter '26 のリリースではなく、Data Cloud の毎月のリリースの一部として提供されています。Data Cloud のアップデートにあわせて Marketing Cloud Next の機能も強化されますので、こちらもぜひ注目してください。

特に、このセグメント画面でのプレビュー機能は、Marketing Cloud Next ユーザーにとって待望のリリースです。実務での活用を通じて、その便利さをぜひ実感してみてください。

今回は以上です。


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