今年やってよかったこと|コンサート鑑賞記録
気になるコンサートに行ける機会があったときは、できるだけ逃さず行きたいと思っている。運よく今年行けたコンサートを振り返ってみた。
新日本フィルハーモニー交響楽団 室内楽シリーズXXI 楽員プロデューサー編(後半) #171 Viola with…~真冬に聴くアツイ室内楽!〈Produced by 桂田光理(NJPヴィオラ奏者)〉
2025年2月17日
会場 すみだトリフォニーホール(小)
出演者 玉井元vn 桂田光理va 飯島哲蔵vc 野口みおfl 山内創一朗pc 高橋ドレミp 小嶋玲奈hp
曲目 マイケル・コルグラス:Variations for Four Drums and Viola (4つのドラムとヴィオラのための変奏曲)/ジャン・クラ:ハープ、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための五重奏曲/ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 op.114(ヴィオラ版)
ヴィオラ奏者・桂田光理さんプロデュースということで、最初から「ヴィオラが主役」という芯のあるプログラム。マイケル・コルグラス《4つのドラムとヴィオラのための変奏曲》は、音の配置そのものが立体的で、ヴィオラがリズムに飲み込まれず、むしろ全体を束ねているのが印象的だった。ブラームス(ヴィオラ版)は、やはり深く、内省的。音が「語り」に近く、聴く側の呼吸までゆっくりになるようだった。
セイジ・オザワ 松本フェスティバル特別公演サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル
2025年2月19日
会場 すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目 サン゠サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」より 終楽章
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
プロコフィエフ:バレエ音楽「ロミオとジュリエット」より
ヤナーチェク:《シンフォニエッタ》よりファンファーレ
ピアソラ:《ブエノスアイレスのマリア》より
ジョージ・ガーシュウィン:《ポーギーとベス》より ほか
出演 トランペット:ガボール・タルコヴィ、ライナー・キューブルベック、高橋 敦、服部 孝也
ホルン:ラデク・バボラーク、勝俣 泰、阿部 麿
トロンボーン:ワルター・フォーグルマイヤー、呉 信一
バス・トロンボーン:ヨハン・シュトレッカー
チューバ:ピーター・リンク
ティンパニ&パーカッション&ピアノ:竹島 悟史
実力がすごくて、というか圧倒的で、はじめの一音聴いた瞬間に鳥肌。ブラスの重厚な音に包まれて、胸の奥が揺さぶられました。そんな状態で聴いたアンコール「花が咲く」は、涙が止まらなかった。ブラスの音は呼吸でできてるからか、とても温かみを感じてしまう。
Perc. & pianoで大忙しの竹島さんのプレイも見られて目でも楽しめた。バート・ランドのドラムかっこよかった~!本当に聞けて良かった。


モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」
2025年3月7日(金)
会場 札幌文化芸術劇場
hitaru指揮・フォルテピアノ / 園田 隆一郎演出 / 粟國 淳管弦楽 / 札幌交響楽団合唱 / hitaruオペラプロジェクト「ドン・ジョヴァンニ」合唱団
hitaruは新しく素敵な会場だった。ロビーからみた札幌夜景を思い出す。
全然予備知識なく、オペラもあまり見たことなかったけど、舞台上の演出や演技も楽しかった。そして、ドン・ジョヴァンニのあまりのクズ男っぷりに驚く。主演の歌手さん、感情移入するの大変なんじゃないかな~…などと思いながら鑑賞。現代では考えにくいストーリーに説得力をもたせるのがオペラのすごいところだなと思う。



キーウ・クラシック・バレエ『白鳥の湖』全2幕
バレエは初鑑賞。本当は娘と2人で行くはずが、好きなYoutuberさんの生配信と重なったということで、一人で鑑賞。生身の人間が目の前で演じるパフォーマンスに圧倒された。ダンサーさんとは同じ人間とは思えない。とても美しかった。
ハーゲン・クァルテット with 谷 昂登
北九州市立響ホール
ハイドン:弦楽四重奏曲 第74番 ト短調 op.74-3 Hob.Ⅲ:74「騎士」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 op.135
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
ハイドンでは1stバイオリンの柔らかく透明感ある音にしびれた。高音であんな音どうやって出すの?!という神の技に聴こえた。2ndバイオリン以外の3人のハーゲンさんは兄弟で、息がぴったり。隙がない完璧なアンサンブルで、本当に素晴らしかった。解散前の貴重な機会に行けてよかった。
それにしても家族で演奏できるの、あこがれる。いいなあ~。私も自分の演奏レベルにあった曲でいいから弦楽四重奏がやりたい。


弦楽アンサンブル石田組コンサートツアー2025
このコンサートは娘がとても楽しんでくれたのが大きな収穫。また近くまで来てほしいな。

もっといろいろ行ってた気がしたけど、コンサートに限定するとそれほど数は多くなかった。でも一つ一つが記憶に残っていて、思い出しながら幸せな気持ちもよみがえってきた。演奏者の皆さんはもちろん、それを支えるスタッフ、会場運営、すべての方に感謝します。
