運動会で本気で走れる父親でいたい。
佐々木麟太郎選手の記者会見を見た。
その中で、一番心に残った言葉がある。
「失敗したか、しなかったかではなく、挑戦したか、しなかったかを選ぶ人生にしたい。」
38歳。
この言葉が、妙に刺さった。
パパにはなった。
たしかに、パパだ。
だが、
自分からおっさんになるつもりはない。
こんにちは。
久しぶりにトーマスさんの動画を見て元気になり、考えをすぐに流されるふろんたです。笑
38歳。
おっさんか?
いや、まだ早い。
……でも若者か?
いや、それは無理がある。
難しい。
38歳、アラフォー。
おっさんと若者の境界線を、
必死に反復横跳びしている年齢だと思う。
ちなみに「アラフォー」という言葉は、英語の「around forty」から来ているらしい。
around(だいたい)という曖昧さが、なんとも優しい。
「もう40じゃん」と言われるより、
「だいたい40だよね」と言われた方が、なんとなく救われる。
言葉って大事だ。笑
白髪は増えた。
シワも増えた。
お腹も弛んでいる。
筋肉痛は忘れた頃にやってくる。
疲れは翌日に残る。
いや、翌々日まで残る。笑
少し前までは「寝れば治る」だったのに、
最近は寝ても治らない。
身体は、着実におっさんへ向かっている。
悔しい。
でも、認めん。笑
子どもから見れば、立派なおじさんだ。
20代から見ても、おじさん。
でも、植木屋という仕事柄、年上のお客様と話す機会が多い。
「38歳です」
と答えると、
「まだまだ若いねぇ」
と言われる。
父親は76歳。
その父親ですら、お客様から
「まだ若いよ」
と言われることがある。
そう考えると、
38歳。
折り返し地点の少し手前。
まだ折り返してはいない。
よし。
ギリギリ前半戦だ。笑
結局、おっさんかどうかなんて、
誰から見るかで変わる。
年齢だけで決まるものでもないのかもしれない。
最近、長男はリビングの机で夏休みの宿題をしている。
こくごと、さんすう。
その隣で、僕はスペイン語を覚えている。
ウノ、ドス、トレス、クワトロ。
……
オチョ、ヌエベ、ディエス。
途中が若干あやしい。
父親、堂々とカンニングする。笑
長男は足し算と引き算。
父親は、1から10。
学習内容だけで比べれば、
僕の方がだいぶ下である。
子どもに、
「勉強しなさい」
と言うのは簡単だ。
でも、僕がスマホを触りながら言っても、
たぶん説得力はない。
一緒に机に座って、
一緒に分からなくなって、
一緒に少しずつ覚える。
「頑張れ」と言うより、
「一緒に頑張ろう」と言える父親でいたい。
そう思って始めたはずなのに、
長男が宿題をしているから、
僕もスペイン語を続けられている。
子どもに背中を見せているつもりが、
背中を押されているのは
もしかしたら僕の方なのかもしれない。笑
子どもは「頑張れ」と言われるより、
親が一緒に頑張っている姿を見た方が、
挑戦しやすいのかもしれない。
もちろん、
僕がスペイン語を勉強したからといって、
長男の算数が急にできるようになるわけではない。
父親が横で、
「ウノ、ドス……あれ?5なんだっけ?」
と混乱しているだけである。笑
それでも、
子どもに何かへ挑戦してほしいなら、
僕も何かに挑戦していたい。
モテたいわけじゃない。
若く見られたいわけでもない。
いや、若く見られたら普通にうれしいけど。笑
ただ、
運動会で本気で走れる父親でいたい。
高齢になっても、筋肉は鍛えれば強くなるらしい。
80歳でも筋トレで筋力が上がるという研究もある。
つまり、
「もう歳だから」は、ただの言い訳である。
……耳が痛い。笑
公園で「もう無理」とベンチに座るだけではなく、
子どもと一緒に汗をかける父親でいたい。
子どもが新しいことに挑戦している横で、
自分も何かを始められる父親でいたい。
身体は少しずつ、おっさんになる。
それはもう、仕方がない。
でも、
挑戦する気持ちまで、
おっさんになる必要はない。
子どもが走るなら、僕も走る。
子どもが学ぶなら、僕も学ぶ。
そして今日も、
ウノ、ドス、トレスからやり直す。
おっさんだけど、おっさんじゃない。
その微妙なラインを、
もうしばらく楽しんでいたい。
¡Vamos, señor!
バモス!セニョール!!
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