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ホラー小説:最大多数の最大恐怖-31

ある恐怖体験イベントの企画に関わりました。

そのときに僕が体験した苦悩と、そこで起こった不可解な事実について書きたいと思います。

とにかく僕に求められたのは、できるだけ汎用性の高い恐怖を演出することでした。
僕はプロの作家ではなく一般のライターで,、こんな仕事は初めてです。
できるだけリアルな「怖い話」を作るため、僕は現実に起きた事件からアイデアを得ることにしました。
恐怖は身近なものでないといけません。 そして、誰もが「自分ごと」として考えられるようなものでないと……


あらすじ・第一話からはこちら
前回・第30話はこちらから

■第31話■ 完成した怪談『地獄へつゞくマンション』その2

 えーっと……

 それでですね……403子さんと、最初に飛び降り自殺した503子さん、これは小さい頃から幼馴染で親友やったそうなんです。

 で、まあみなさんも学生時代には心当たりあるかと思いますが……どういうわけか、女の子同士の友達っちゅうんは、姿かたち、顔かたちが似通った子が友達になりやすい。

それでも403子さんと503子さんはとくに……もちろんただの友達で、ぜんぜん血のつながりなんかなかったんですけど、“それにしても”っちゅうくらい兄弟みたいによく似てたそうです。

 でも二人は姿かたちはとても似てたけど、性格は正反対。

 503子さんはどちらかといえば暗くて、人づきあいが苦手な子。
 ズタズタになった403子さんは……すごく快活で、クラスでも人気者やったそうなんです。

 でまあ……
 ここまで言うたらみなさんもうお気づきかもしれませんが……


※以下より全文が読めます(完全無料)

■次回 ■第32話■はこちら

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