タイム缶・タイム感|物置から出てきた“21世紀のカップヌードル”
物置を整理していたらーー謎の銀色のカンカンを発見。
21世紀に“めん封”されたラーメン、令和で発掘しました。

物置を整理していたらーー 謎の銀色のカンカンを発見。
埃を払ってみると……
あれ、このパッケージ。
hungry?でお馴染み(古っ)のアレじゃん。
「Time Can」
「十年缶保存計画」
「2000 ▶︎ 2010」
……タイムカプセル?
そう、カップヌードル。
これは日清食品が2000年に発売した、
その名も「Time Can カップヌードル」。
21世紀の幕開けに合わせて登場した、
“10年保存できるカップヌードル”です。
未来に向けて
カップ麺を密封して送るという、
なんともロマンあふれる企画。
中身は普通のカップヌードル(しょうゆ味)を
真空+窒素充填して缶詰にしたもので、
当時は「未来への手紙」みたいな扱いでした。
値段は約600円。
ちょっとお高めですが
今で言うなら“限定グッズ”とか、
デジタルで言えば“記念NFT”みたいな存在です。
裏のバーコード(4902105020258)で調べたところーー
日清食品の正式登録コード。
そして、デザインとロット番号から見て、
これは間違いなく初期ロットの「しょうゆ味」版。
平成の終わりどころか、もはや20世紀最後のラーメン缶。
文字のフォントまで未来っぽい。
そして注意書きにこう書かれています。
「なるべく早くお召し上がり下さい。」
……10年保存って言ってるのに😂
この“平成のゆるさ”がまた愛おしい。
ちなみに2010年、実際に開封イベントが行われたそうで、
「香りはまだ大丈夫、でも油が酸化して危険」だったとか。
ーーそりゃそうだ。
今はもう2025年。保存期間からさらに15年経過。
開けたら、タイムカプセルというより時限装置かもしれません。
状態がよければコレクター市場で
数千円〜1万円超の値がつくこともあるらしい。
でも、うちのこれはサビサビでボコボコ。
値段なんてつかないでしょうね。
……いや、つかなくていい。
ここまで一緒に時間を旅してきたら、
もう手放す気はありません。
なんなら私のお墓に埋めてもらって、
安藤百福の功績を未来へ。
考古学者、苦笑するわ。
あなたの家にも、
“未来に置き忘れた過去”
眠ってませんか?
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