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船の舳先 

『メタモルフォーゼの縁側(5)』
   の最終巻を読みました。
うららと雪の関係性に変化が
訪れ、物語が締めくくられま
            す。


メタモルフォーゼの縁側(5)
鶴谷 香央理 (著)

どこまでも優しい物語、完結。

58歳差の二人が過ごした時間
は交わした言葉よりも鮮やか
で、きっと心の奥にいつまで
も。どこまでも優しい物語、
          完結。

メタモルフォーゼの縁側(5)
鶴谷 香央理 (著)
Amazonより


あらすじ
うららはコミティアでの経験
を経て少しずつ成長し、以前
 よりも明るくなっています。
一方、雪は娘の家(海外)に
  行くことを決意します。
二人の物理的な距離は離れま
すが、心の繋がりは変わりま
          せん。

雪が日本を離れる前、うらら
は人気BL作家コメダ優のサイ
ン会に参加します。
最後に二人は雪の家の縁側で
過ごし、うららは雪のことを
「船の舳先みたい」と表現し
           ます。
物語は、二人の再会を暗示し
つつ、穏やかに幕を閉じます。

解説
本巻のテーマは「変化」と「
       継続」です。
うららと雪の関係は物理的に
は離れますが、心の繋がりは
続いていくことが示唆されて
          います。
また、うららの成長と雪の新
たな人生の選択は、年齢に関
係なく人生には常に新しい可
能性があることを表現してい
           ます。
「メタモルフォーゼ(変身)」
というタイトルの通り、二人
の出会いによって互いが変化
し、成長していく様子が描か
        れています。

感想
5巻を読み終えて、温かさと同
  時に寂しさも感じました。
うららと雪の58歳差を超えた
友情が、こんなにも心を打つ
ものだとは思いませんでした。

二人の関係性が変化していく
様子が、とても自然で美しく
描かれていて、胸が締め付け
    られる思いでした。

特に印象的だったのは、うら
らが雪のことを「船の舳先みた
   い」と表現したシーン。

この言葉に、雪との出会いが
うららの人生の新たな航海の
始まりだったことが凝縮され
ているように感じ、思わず涙
   が出そうになりました。

完結してしまったことに寂し
さを感じますが、この終わり
方だからこそ、心に深く残る
 作品になったのだと思います。 

二人の今後を想像させる余韻
のある終わり方に、むしろ安
     心感を覚えました。
この作品を通じて、年齢や立
場を超えた友情の素晴らしさ、
そして人生はいつでも新しい
出会いや挑戦の機会に満ちて
 いることを教えられました。

読み終えた後、温かい気持ち
と共に、自分も大切な人との
絆を大切にしたいという思い
     が湧いてきました。


Kindle版

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………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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