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驚きのインフューズドコーヒー ライチ ハニー 


なんの匂いだこれは。


あまりの意表をつく香りに驚きました。

インフューズドコーヒーというものをご存知でしょうか。

私は最近初めて知って、試してみることにしたのでした。

インフューズドコーヒーとは、珈琲豆を摘み、生豆の状態から発酵や熟成といった焙煎前の段階で、フルーツやスパイスなど他の素材と一緒にし、その風味を染み込ませた珈琲です。

焙煎後の豆などに、バニラなどの香りを後から加えるフレーバーコーヒーとは少し違います。

今回購入したのは、みずみずしく華やかな香りのライチをインフューズドさせた珈琲。

購入したお店、レースフラワーコーヒーの店主であるmasaruさんが好きとおっしゃる珈琲でした。珈琲屋さんが好きというなら、きっと美味しいではないですか。


アルミパックの封を開けるとすぐさま香りが漂います。香りに色が付いていたのなら、赤っぽい煙がモクモクと広がるようです。

この香りは、ライチの果実の甘く爽やかな匂いも感じるけど、少し違うようにも思いました。もっと複雑。

懸命に記憶の中のフルーツの香りを探り出してみましたが、一致しません。一緒に飲んだ妻にも聞くと妻は、「柑橘みたいな匂い」と言います。

妻は細かい違いを気にしないタチなので、子供の感想の方が頼りになりそうだなと思った事は胸に秘めておきますが、柑橘とも少し違う気がします。

さらに一口含み、ゴクリと香りを感じます。
小学生の娘が出したナゾナゾの答えを考えるくらい真剣に、全集中です。

……干したベリーの様な、ストロベリーフレーバーの紅茶の香りに似ているのではないかと思いました。ん?ピーチ?

私も妻の事を揶揄できないかもしれません。
この事は、貴方の胸にそっと秘めておいてください。

豆に香りが浸透することで、より複雑な香りに熟成されるのではないでしょうか。ライチを干すと、濃集されてこんな香りに近いのかしら。香りの感じ方は人それぞれですし、ロットによっても違うかもしれないので、なんの香りに近いとか、それぞれにお楽しみください。

味わってみると、苦味はマイルドで少し酸味を感じます。これはマスターの焙煎の加減なのかもしれません。フルーツの香りに合わせて、フルーティーな酸味を合わせてきているのでしょうか。もしかしたら豆の個性なのかもしれませんが、私には判断がつきません。けれど、スッキリとして飲みやすい。

お店のHPより

ほんの少しの驚きどころではありませんでした。


普通の珈琲豆と比べると、手間も素材もがかかっている分少しだけお高いですが、特別な1杯としてその価値は十分あると思います。

そしてこの香り、2杯目でも楽しめます。珈琲の味は薄れるけれど、何なら4杯目までいってしまいました。4杯目でも、出涸らしのお茶より十分な香りを楽しめました。


元より珈琲豆を挽いて飲むのは休日ぐらいです。けれども、のっぴきならない精神的負荷ストレスぴえんがかかった際に

「助けてmasaruさ〜ん( ;∀;)!」と、この珈琲に助けを求めました。すると、この珈琲がおいしいからか、ストレスが増えたのか、のび太がドラえもんに助けを求めるくらい気軽に助けを呼ぶようになってしまいました。

そしてこの不思議な香りのする珈琲の封を開けてはスンスンし、豆を挽いてスンスンし、珈琲を淹れてスンスンし、その香りの移ろいを堪能しました。


この香りはオフィスで飲むような珈琲とは違います。別格です。世が世なら、貴族が飲む珈琲です。ルネッサ〜ンスの芸人、髭男爵みたいな格好をした貴族が、5月の晴れ間に、城の庭でよく手入れされたイングリッシュガーデンを眺めながら、頬にそよ風を感じ、ベリーじみた香りと共に優雅に嗜む珈琲。


そんな特別な一杯を、ご褒美がてらにいかがでしょうか。


なんのご褒美にですかって?


貴方は普通に暮らしているだけで、ただそれだけで、十分ご褒美ものですよ。



laceflower_coffee


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