日本さばける塾 in いちかわ × KUGURU展 | 市川海アベンジャーズと食べる「海ご飯0次会」【連動企画vol.01】
本記事は、第5回KUGURU展の開催にあわせて、KUGURU展と新たに連動するコーポレート企画をご紹介するものです。
KUGURU展が大切にしているのは「のれんアートと“あのにぎわい”」。
そのにぎわいを、今年は“海”へとつなげます。
2月28日に実施する「日本さばける塾 in いちかわ」を起点に、KUGURU展の会期中に全3回、食事会シリーズ「海ご飯で0次会」~大門通りで、市川海アベンジャーズとごはん~を行います。

海を“体験”した人の話を、まちの食卓で聞く。
市川の海を、自分ごととして感じられる小さな入口です。
📝 コーポレート企画概要
本企画は、2月28日の「日本さばける塾 in いちかわ」※を起点に、会期中(3〜5月)に全3回実施する食事会シリーズです。
市川の海に関わる人(市川海アベンジャーズ)をゲストに、大門通りの飲食店で料理を味わいながら語り合います。
参加費2,000円(テーマ料理1品付)。
海の体験を、まちの日常へ。
※このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
企画立案者は、株式会社アノニギワヰ(千葉県市川市)代表の山岡優斗さん。
なぜ今、KUGURU展で“海”なのか。なぜ“0次会”なのか。お話を伺いました。

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1|原点は「魚」でした
⸻ 今日はよろしくお願いします。まず、今回の企画に至るまでの背景から教えてください。
山岡さん:
仕事とは別に、地域に貢献したいという思いがありアノニギワヰを副業で立ち上げました。
最初、事業承継や地域振興とかをテーマに活動していましたが、食で何かしたい気持ちがずっとありました。
特に魚。いつか魚に関わることをやりたかったのですが、鮮度管理が難しく、まずは野菜から始めたところ、「日本さばける塾」と出会いました。
「これなら、自分たちでもできるかもしれない」と、ピンときました。
そこで、自分たち(アノニギワヰ)も企画に応募し、主催させていただけることになりました。

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2|「日本さばける塾 in いちかわ」の「いま」と、広がりの課題
⸻ 山岡さんたちが、市川で日本さばける塾を開催するのは今回で2回目ですね。前回との違いはどんなところでしょう?
山岡さん:
今回は「大人向け」にしました。
前回は子ども向けでしたが、付き添いの大人たちからも「自分たちもやりたい」という声をいただいていて。子ども向けではできなかった企画を、大人向けでやろうと。


⸻ 2月28日の「日本さばける塾 in いちかわ」の参加者は何名ですか?
山岡さん:
18名です。朝、市川漁港で船に乗って海苔養殖を海上で見学します。帰港後は、海苔摘み体験や底引き網で採れた貝の選別体験、底引き網漁船見学も行います。
その後、大門通りに移動して、魚をさばいて、食をともにしながら市川の海について語り合う、という企画です。

⸻ いろいろな方からのご協力があってこそですね。
山岡さん:
今回も水産関係者の方にご協力いただいています。
月1回、市川漁港で開催している朝市で、2年間お手伝いをしながら関係性を築いてきました。

⸻ 積み重ねてきた時間があるのですね。一方で、“課題”もあると伺いました。
山岡さん:
どうしても「1回のイベントで終わってしまう」ことでした。参加して盛り上がって、よかったねで終わる。
そこから継続的な広がりをつくるにはどうしたらいいかと考えていました。
2月28日の「日本さばける塾 in いちかわ」で生まれた熱量を、もう一度まちへと開いていきたい。
そこで“次の場”として浮かんだのが、KUGURU展と連動した企画でした。
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3|KUGURU展との交差点
⸻ なるほど。正直、真間と海は距離的にも少し遠いように感じるかもしれません。これをつなげようと思ったのはなぜでしょう?
山岡さん:
運営に参加しているKUGURU展にも課題を感じていました。
商店にのれんを掲げてはいるけど、のれんを人々がくぐって、お店の中に入ってもらうにはどうしたらよいか、ということです。
これは千葉商科大学の先生からも指摘をいただいて気づきました。
日本さばける塾 in いちかわの「単発で終わる課題」と、KUGURU展の「のれんをくぐってもらう課題」。この2つをつなげたら、何か新しい動きが生まれるのではないかと考えたんです。
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4|海にも「あのにぎわい」があった
⸻ 「海」と「商店街」をつなぐ、その発想の背景には、市川の歴史もあるのでしょうか。
山岡さん:
市川に昔から住んでいる人たちからは、「昔の市川はのりやあさりがとれて、よかった」とよく聞きます。
昔は塩もつくっていました。市川塩浜という地名はそこから来ていますよね。
⸻ 海が、暮らしの近くにあったんですね。
山岡さん:
はい。だから「海にも、あのにぎわいがあったんだろうな」と思います。
今は海が少し遠くなってしまった。市川漁港に気軽に足を運んでもらえたら。
真間の人たちが武蔵野線に乗ったら、ネズミの国に行くだけでなく(笑)、その手前の市川塩浜駅で降りてみて、市川漁港の朝市などに行ってもらいたいです。

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5|「市川海アベンジャーズ」と食卓の設計
⸻ 今回の企画タイトルには「市川海アベンジャーズ」という言葉が入っています。どんな思いがありますか?
山岡さん:
海に関わる人たちって、目立つ存在ではないけど、それぞれの立場で海を支えている。
そういう人たちを、親しみを込めて「アベンジャーズ」と呼んでいます。
ヒーローみたいな存在。でもスーパーマンじゃない。ちゃんと悩んで、試行錯誤している。
そのリアルを聞きながら食事をし、参加者も“自分ごと”として海を考えられるようになると思っています。
⸻ 企画は全3回のシリーズとして構想されていますね。
山岡さん:
ゲストごとにテーマを変えて、「人」「食」「場」が交差する場にしたいと思っています。
第1回は海水から生まれた味
第2回はいちくわ
第3回は市川漁港と日常の食卓をつなぐ回
というイメージです。
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6|なぜ「0次会」なのか
⸻ この企画の鍵になるのが「0次会」という言葉です。なぜ“0次会”に?
山岡さん:
学生たちを意識しました。
学生が大門通りの飲み屋に入るのは少しハードルが高い。0次会として料金も抑え、参加しやすくしたかったんです。盛り上がって、一次会、二次会へ自然に流れていくのも歓迎です。
「途中参加・途中退出を前提」「説明は最小限」「自然解散前提」。“イベントに参加する”というより、“ちょっと寄る”感覚ですね。会話が自然に生まれる場にしたいです。
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7|食べることは、関わること
⸻ この企画で、参加者にどうなってほしいですか?
山岡さん:
「市川の海って、実は身近なんだ」と感じてほしいです。
海って遠い存在に思えるけど、塩も魚も加工品も全部つながっている。その循環を知ると、日常の選択が少し変わるかもしれません。
⸻ 最後に今後の抱負をお聞かせください。
山岡さん:
今は、日本財団さんの海と日本のプロジェクトの一環として運営しています。
でも、いつかは自分たちで自走できて、市民の人が自分たちの海に手軽に行けるようになったらいいなと思っています。
山岡優斗(やまおか・ゆうと)|プロフィール
株式会社アノニギワヰ 代表取締役CEO。
岡山県岡山市出身。企業法務として複数社で経験を積み、現在はエンタメ関連企業でDX法務を推進。副業で同社を運営し、市川を拠点に地域プロジェクトを企画している。
8 | 取材後記 のれんをくぐるように、海の物語をくぐる
のれんは、境界でありながら、行き来を許すものです。
くぐった先に、店があり、人がいる。
今回の「0次会」もまた、そんな入口なのだと思いました。
まずはおいしく食べる。
そこから、市川の海が自分ごととして立ち上がってくる。
海にも、あのにぎわいはある。
そして、そのにぎわいは遠い場所ではなく、
大門通りの食卓から、静かに始まっていくのかもしれません。
KUGURU展とのコーポレート企画の詳細は、今後KUGURU展の公式ホームページやSNSなどで、お知らせいたします。
皆さまのご参加をお待ちしています。

⸻(文:KUGURU展 広報チーム)
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